表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

38/128

4.00035 火の試練


深層のさらに先で、青い火が低く唸る場所に出た。プロメテウスは火を揺らし、言葉を投げるように放った。火は問いかけの形を取り、受け取る者の記憶を試す。俺は胸に手を当て、火の文字を一つずつ受け取る。受け入れるたびに、何かが溶け、何かが固まる。火は慈悲深くも厳しく、受容と覚悟を同時に要求する。

火の光は温度を持たないが、心の奥を温める。プロメテウスは静かに言う。「火は真実を映す。嘘で覆っても、火はそれを焼き尽くす」。俺は一つの言葉を胸に刻んだ――迎え入れる、ということ。火はそれを受け取り、青い炎が一瞬だけ高く跳ねた。試練は終わり、何かが俺の中で確定した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ