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4.00028 スロープの奥へ


三后の家々の奥には、さらに深いスロープが続いている。色が濃く、音が低く、空気が震える場所だ。ここは外歴の中でも選ばれた者しか入れない層で、進むごとに世界の輪郭が細かく、複雑になっていく。三后は同時に歩き出し、俺はその後ろをついていく。

「ついてきて」

その短い言葉に、無数の意味が含まれている。進むたびにスロープの歌が変わり、俺の内側にも新しい旋律が生まれる。視界の端に見える影や光が、次第に意味を持ち始める。ここでの一歩一歩が、外歴の深層へと俺を引き込んでいく。後戻りはできないと、身体が静かに告げる。

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