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4.00027 三后がそろう
三つの間を巡り終えると、三后が揃って俺の前に立った。エメラルドは光をまとい、鏡の可能性を示す。メーテリュは骨格を整え、世界の設計図を示す。プロメテウスは火を揺らし、言葉の重みを示す。三人の視線が重なると、空気が一つの方向へ収束するように感じられた。
「成美。今日の外歴はここからよ」
その声の重なりは、単なる歓迎ではない。選別でもない。これは約束だ。三后は俺を見定め、同時に道を示した。彼女たちの存在が揃うことで、外歴の層が一つ開き、進むべき道が明確になる。俺は深く息を吸い、三后の後ろに続く覚悟を固めた。ここからが本当の試練だと、身体が知らせてくる。




