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4.00023 骨格の間へ 反転テストを抜けると、空気がさらに引き締まった。

メーテリュの家は骨組みだけで構成された巨大な螺旋階段のように見え、足を踏み入れるたびに形が変わる。ここでは姿勢が世界と直結している。少しでも歪めば、スロープの角度が狂い、外歴の歌が乱れる。 「成美、今日のあなたは少し姿勢が悪いわね」 メーテリュの声は淡々としているが、指先が触れると世界の骨格が“正しい角度”に矯正される。背筋が勝手に伸び、視界の歪みが消える。彼女の手は冷たいが確かな安心感を残す。骨格の間を進むたび、俺の内側の軸が一本ずつ整えられていくのを感じた。ここでの調律は外歴を歩くための必須作業だ。

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