1話 逃避行のはじまり
こんにちは、青雲こかです。
はじめての投稿ですが読んで頂けると嬉しいです。
「ふぁあ〜」
たった今あくびをした僕の名前は「でぃあ」、17歳だ。ずっとベッドで本を読んでいたけど、そろそろ飽きてきた。2、3時間前に階段を上がる音が聞こえたので母さんは寝室にいるはず…寝室のドアを開けて母さんのそばに寝っ転がる。
「母さ〜ん、今日の晩ご飯なに〜?」
(餃子餃子餃子餃子餃子…)
「野菜炒めにしようかな〜」(。。。。。。。。)
「ええ〜…餃子がいい!!」ーーーーー
「しゅう?ふゅー?」
餃子を諦めて自分の部屋に戻ると、自分の椅子にはしゅうが、ベッドの上にはふゅーが座ってくつろいでいた。この二人はぼくの親友で、いつもぼくの部屋で遊ぶのが恒例だ。しゅうは活発な性格で、ふゅーは、落ち着いた感じの性格をしている。
「おう、でぃあ」
「やっほー」
それから、3人で雑談をしていたが階段から足音が聞こえてきた…
「っ…!?」
ぼくの背中に悪寒が走った。なんだろう、前にも経験したことがあるような…
上がってきたのは3人の鬼でぼくの部屋を通過して兄の部屋へ行く。…お兄ちゃんの友達かな?この世界では、鬼は割と普通に暮らしていて人間とも仲が良い。でも、ぼくは嫌な予感がしてすぐに自分の部屋から飛び出て一階へと向かう階段を降りる。
「おい、でぃあ…!?」
「…!?」
ぼくの異常な様子を見た2人が後ろから慌てて追いかけてくる。2人とも後ろから心配して声をかけてくれるが、ぼくにはその声が全く聞こえていなかった。自分でもなんでこんなに焦っているのかわからないが、とにかく冷や汗が止まらない。後ろから2人とは違う、鬼の足音が追いかけてくる。
「なんで追いかけてくるんだ!?」
しゅうが叫ぶ。
一階に辿り着いたところで鬼が大きく跳躍し、しゅう、ふゅーを飛び越えて僕の所まで辿り着く。
「っ…!」
ここまで読んで下さりありがとうございました!
次話、ダイヤル少年…?




