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どうやらヘビーモスの魔石の使い道が決まった様です。

お読み頂きありがとう御座います!!

『ファイヤーアキラ』を皆に任せたオレはマイケル兄さんと海の事について話をする。


「マイケル兄さん、港を作るなら交易と漁業をやるでしょ?」


「そうだな。出来るなら漁業もやりたいが魔物次第かな。海の魔物は大きいらしいからね」


「それは何とかなると思う。魔物避けの専用魔導具を作るからさ」


【禁書】の中に魔物を大人しくさせる音の呪文がある。『モンスターララバイ』…本来はその後に魔物を意のままに操る呪文と併用するのが普通なのだが、操らなくて良いので大人しくさせるだけなら、さほどの魔力は掛からない。ワイバーンの魔石でも勿体無い位だ。それに『ミラー』を入れ込んでやれば魔物だけで無く海賊対策にも充分だろう。


「…アレスが出来ると言うならやってしまうのだろうね…」


「港と船に取り付ければ大丈夫だと思う。まあ、よっぽどのヤツじゃ無きゃ襲っては来ない。漁船で使うにはもってこいかな」


「なるほど…それなら大丈夫だね。後は交易用の船か」


「ヘビーモスの魔石を使って、超巨大交易船を作るか、造船用のドック型の超巨大オートマタを作るか」


「あまり大きな船を作っても港につけられない可能性が有るよね?」


「それは考えがあるから大丈夫だよ。深さが足りないとか色々と出るだろうからね」


「大きな船のメリットは?」


「大量の物資と人を遠くへ運べる。大きけれは馬車ごと運べる。後は各港で超巨大な船の存在はそれだけで他国への威嚇にもなるし、交渉事も有利に進められる。大勢が乗っていればその船自体も町になるよ、移動する町で経済も動く」


「ほう…動く町として使うのは面白い発想だなあ。他国への威嚇にもなるか」


「一方のドックならば造船を産業に出来る。交易船や軍艦、漁船や遊覧船など色々と船を作れるよ。オートマタで作るから材料と説計図が有れは作れる」


「うむ…やはり今の状況下では超巨大船よりドックかな。造船も産業に出来るのはありがたいし、交易船を多数所有した方が色々な港と交易が出来る。今のウチの領内では大量の交易品がある訳じゃないし、大量に領内に持ち込んでも消費し切れない」


「なるほど…では造船用のドック型オートマタの設計に入りますね」


マイケル兄さん判断は正しいと思う。今は船の数が必要ってとこも含めて良く考えてるなあ。造船と漁業と鉱業と交易で経済を動かすのは面白いかも知れないね。


オレは早速。ドックのオートマタの素案を考える。形は円柱状の筒で円の直径は20mで円柱状の長さは300m、それ以上の船を作る際には縦と横方向に割れる、その中で船を自動的に作り出す。

木の船を作るのだけで無く金属製の船も作る予定なので重さに耐えられる強度と大きさが必要である。底面には強度の強い重力制御の魔法陣を敷き浮かせる様にする。

筒の中の周囲に等間隔で伸縮アームを設置する。魔導炉は最大級の出力でヘビーモスの魔石の魔力を最大限引き出す。そしてこのドックオートマタ自体も移動するし、海に出て海上ドックとしても移動可能にする。


まあ、このくらいが素案だなぁ。後は材質が問題だが…。


後はオレの魔力でどのくらい1日で出来るのか。大きさ的には開墾用オートマタを30機作るくらいかな。魔力的には5機くらいとすると6日位で何とかなりそう。移動可能にするんだから早めに作っても良いかな。


早速カルタス商会に向ったオレは、アルミの材料と大量の鉄鉱石を発注した。金は唸るほどあるから買い叩いて来いと。

巨大な魔導炉だけにはミスリルを使用する。これだけは他の材料は使えない。場所によってはアダマンタイトやオリハルコンも使う。


そしてオレはある事を決断する。オレ達が苦労したのを横からかっさらっていった双頭の竜の魔石を取り返す事である。コイツである物を作りたいからね。


「先生…『蜂影』先生、居る?」


すると目の前に『蜂影』先生が現れる…相変わらずカッコイイ。


「先生、そろそろ双頭の竜の魔石を返してもらおう。後、オリハルコンとアダマンタイトも欲しいから王国の宝物庫にも行ってもらおうかな。帝国の時と同じ感じで宜しく」


『蜂影』先生はコクリと頷くとスッと消える。確か…王都の魔法研究所だったかな?獲物はウチの『怪盗クラウドミスト』が頂戴するよ。


さて、色々とやったので疲れちゃったな…明日は誕生日だし、そろそろ風呂にでも入ってゆっくりするかな。

屋敷に戻るとタマとサテランティスが戻って来ていた。今日はタマと狩りの練習か…真面目だなぁ、サテランティスは。


「おっ!アレス!丁度良いところに帰って来たのじゃ!!」


「どうした?またお菓子か?」


「違うわ!明日は誕生日なのであろう?お祝いをせねばな!!」


「マイケル兄さんが。何かやりそうだけどね。詳しくは聞いてないよ」


「分かった!マイケルと話すのじゃ!」


サテランティスはマイケル兄さんの執務室に行こうとしたので、まだ帰ってないと教えると「分かったのじゃ!」と言いそのまま部屋に帰って行った。


「ニャア〜」


タマとオレは部屋に入って、タマをゆっくりモフってあげる。とても可愛い。

タマも満足した様なのでオレは風呂に入る事にする。


「うおおああああ!!」


またおっさんの様な声を出しながら湯船に入る。コレが気持ち良いのだよね。

大っきなお風呂サイコーー!!


そうだ、冷えた牛乳を脱衣室に置いておくのを忘れてたぜ…不覚!


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