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どうやら勇者をギルド登録させる様です。

お読み頂き有難う御座います!

投稿遅れました!!

勇者と一緒に外に出るとミネルバさんが走ってコチラにやって来た。


「まさか…勇者様…良くご無事で…」


ミネルバさんはその場に崩れ落ちそうになったのをトールが支えていた。


「おお…君は…『お転婆ミネルバ』かあ??いやぁ〜大きくなったなぁ〜」


「そ、その名前で呼ぶのは…その…」


なるほど、お転婆ミネルバさん…メモメモ。


「アレス様、その生温い目で見るのはおやめ下さい」


「そうじゃそうじゃ!失礼じゃぞ!」


「姫様もです」


サテランティスも負けず劣らずに生温い目でミネルバさんを見ていた。お主も悪よのう…。


「元気そうで良かったよ!まさか五百年も経ってるなんて思わないものなぁ〜アハハハ!」


勇者トールはかなりポジティブの様だ。ランガーさんは話について行けてない。

取り敢えず下まで降りて宿屋に泊まる事にした。オレは魔導具を仕舞いがてら『蜂影』先生に次の目的地に行かせようと相談していると勇者トールがやって来た。


「アレス君、コレは魔物じゃないよね?」


「彼はオレが作ったオートマタの『蜂影』先生です。主に情報収集をやってもらってます」


『蜂影』先生はペコリと挨拶した後でスッと姿を消した。


「おお!消えた!気配も…コイツは凄い!僕の知り合いで魔導具製作者としては名の知れた者が居たけどこれほどの物は作れなかったなぁ」


「オレは古代シャミール人のアーカイブから魔導具の知識を得てるので作れる様になったんです」


「ほう…古代シャミール…そういえば魔女の国の洞窟に遺跡があったなぁ…近くにミスリルの鉱脈とか有ってさ」


「あー多分そこですよ。魔人の襲来で自爆してしまったので今は無いですけど。ミスリルはウチの兄に任せて採掘とかさせてます」


「そうかあ!あの遺跡にはそんなものがあったのかあ〜調べてたら僕も魔導具を作れる様になれたかな?アハハハ!」


「そうですねぇ…城の制御をしていたオートマタを動かせたら大丈夫だったかもです」


そうか、勇者トールはあの洞窟を知っていたのか。まあタマダを動かす事は難しかっただろうけどね。アレはオレの【金属使役魔法】で強引に動かしたからさ。


それからオレ達は山を下って『ターテル』に戻って来た。ランガーさんにはお礼を言って案内料を支払った。


「こ、こんなに…良いのかよ?」


「ホントに助かりました。良い出会いも出来たのはランガーさんのお陰かな!福の神ですよ!」


「オイオイ!俺はそんなもんじゃねぇよ!で、あの融雪の魔導具っていつ頃売り出すんだ?」


「う〜ん、まだ未定なんだけど…何ならもう1つ作って置くよ。村で使って」


「は?ホ、ホントかよ?真面目に大助かりだぞ!」


「じゃあ、馬車用のと登山用置いて帰るよ。登山用のは屋根にでも使うと良いよ。馬車用だけ作ればオレ達は足りるし」


「いやあ、ホントに良いのかよ?」


「試作器だしね。雪解けの頃にカルタス商会に使い勝手を聞きに来させるよ。それで量産型を作ればいい」


「分かった!村長に持っていくよ!」


オレ達は村唯一の宿屋に泊まる事にした。後で村長達がやって来てお礼やら何やらで大騒ぎになってしまった。

オレはこっそり抜け出して馬車の融雪魔導具を作り出す…一回作ったからコピーするだけなので然程時間は掛からない。

途中でトールが部屋にやって来た。オレが魔導具を作ってるのを見て呆気に取られた顔をしていた。


「アレス君…それって魔法なのかい?魔力の放出は見えるのだけど…」


「うーん、誰にも言わないって約束出来る?」


「分かった、勇者の名に誓って秘密は守る」


「コレはね【金属使役魔法】っていうオレ独自の魔法。他に使える奴は居ないと思う」


「き、金属を使役する魔法??聞いた事が無いな…」


「まあ、そうだろうなぁ。んで、この魔法と魔導具製作の相性が抜群に良いんだよね」


「なるほど…自由自在に金属を操れるから細かい部品も思いのままか…アレス君はとんでも無い魔導具製作者になれるぞ」


「イヤイヤ、ウチのタマを造った古代シャミール人のサターンの方が天才だよ」


「はあ?その猫はオートマタなのか?」


「オートマタでは無くて超魔道生物だね。トールさんも『終焉の十日間』は知ってるよね?その時の六魔竜がタマと同じ超魔道生物なのよね」


「そ、それって本当の話かい?確かにサターンの名も六魔竜の事も知っては居るが…」


オレはサターンの事や最期の居城での話をした。タマはオレの膝の上で寝ている。可愛い。

話をしてる内に魔導具は完成したのでちょっと試運転をする為に窓を開ける。


「ヨシ!照射!」


すると外の通りの雪が一瞬で水に変わった。コレで良しとするかな。


「それでだな…アレス君、君達はこれからどうするんだい?」


「どうするも次の場所に行きますよ。これで最後だし。トールさんこそどうします?魔女の国に行っても良いし、オレ達と一緒に行くも良いし」


「もちろん僕は行くつもりだったけど…良いのかい?」


「最初からそのつもりだし、次の場所は今の自宅の近くだからね。あーそれにトールさんは国境を越えるのが難しいかな…冒険者になった方が良いよ」


「元から僕は冒険者なのだが…」


「冒険者ギルドに登録が必要なんですよ。まあドラゴン一匹でも持って行けば直ぐにギルド証は貰えますよ」


「じゃあ、次元竜の王を持って行くかな…」


「そりゃいいわ!魔石だけは下さいね。魔導具に使うから」


「分かった。魔石と鱗を貰うとしよう」


翌日、出発の時は村中の人達がやって来てしまい、村を出るまで1時間以上も掛かってしまった。

村を出たオレ達は『カーライト』を目指す。

馬車の中を見たトールさんはビックリしていたのだが、何処やらの王族の馬車も同じ様な出来だったらしい。見てみたいなぁ〜。


そして3日後に『カーライト』に到着したオレ達は冒険者ギルドに向った。

冒険者ギルドに着いたオレ達は受付のお姉さんにギルド証を見せてからこう言った。


「お姉さん、ギルドマスターに特待員のアレスが凄い人材をスカウトして来たから来て欲しいって言って貰えますか?」


「と、特待員!少々お待ち下さい!!」


お姉さんが奥に飛んて行くと直ぐに年配だけど昔は色男だったんだろうなぁ〜ってダンディーな男の人を連れて来てくれた。


「コレは噂の特待員殿が直々にスカウトして来たと?コチラの方ですか?」


「はい!コチラはトールさん、次元竜の王を倒したので引き取りも含めてギルド登録をお願いしたいのですが」


「じ、次元竜の王???あの【次元の竜穴】に住むという…ではコチラへどうぞ!!」


ギルマスは大慌てで倉庫にオレ達を連れて行った。倉庫に着くとトールさんが予め渡して置いた次元竜の王を空間から出した。


「く、空間収納!!空間魔法を使えるのですか?」


「少しだけですよ。得意なのは光魔法と闇魔法ですかね。他は少ししか使えないですよ。アハハハ」


それって…さり気なく全属性使えますって言ってますよね〜どんだけ〜。


「そ、それでは…こちらの水晶に手を翳して下さい…」


トールさんが手を翳して水晶を見たギルマスが更に驚いている。


「じ、次元竜の王を斬ったのですね…魔法剣士と言う事ですかね…」


「そうですねぇ〜剣も槍も得意ですよ」


更にギルマスは顔を引きつらせて笑っている。

そりゃあそうだよな…そうなるわな。オレはギルマスの事を慮った。


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