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どうやらギルド本部に向かった様です。

お読み頂き有難う御座います!!

ポイント頂いて感謝してます!!

「コレは…見た事が無いな!希少種か?」


倉庫の方でギルドマスターは双頭の竜を見ながら興奮した様に色々と調べている。まあ、珍しいのだろうね。双頭の竜自体も珍しいのだろうけど、左右で属性が違うというのもかなりの希少性が有る。


「コレは『コックスナル』のギルド本部に持って行けと言われてます」


「それはそうだろうな!コレは貴重なドラゴンだからね。獲物としての価値もそうだし学術的な価値も高いからね」


なるほどね、そっちは気付かなかった。標本としても価値が高い訳だ。取り敢えず魔石以外は取られても仕方無いな…魔石さえ死守すればコチラ的には問題無い。この双頭の竜の魔石なら魔導具の為に使う事が絶対に出てくる筈だからな。


「いやぁ〜良い物を見せてもらったよ。コレはかなりの報酬が出ると思うよ」


「報酬かあ…此処でも結構な金額だったのに…」


「まあ、お金だけが報酬とは限らないよ。とにかく本部に持って行きなさい」


「はあ…そうですねぇ…」


取り敢えず、オレは双頭の竜を異次元バックマックスに仕舞い込んでギルドマスターと冒険者ギルドに戻って来た。

オレは「またな」と声を掛けたギルドマスターと握手をしてから冒険者ギルドを出ようとする。


「アレスさん!アレスさん!」


声を掛けてきたのはキロエさんだ。何か用なのだろうか?


「キロエさん、どうしたんてすか?」


「アレスさん、特待員になったのですね?知らなかったからビックリしましたよ!」


「あ〜キロエさんと話した時はまだ特待員じゃ無かったからなぁ」


「えっ!じゃあ俺はアレスさんが特待員になる前からの知り合いって事かあ〜」


「まあ、そうなりますけど…それが何か?」


「特待員と知り合いってだけでも名誉な事なのに、特待員になる前からの知り合いってどんだけ〜ってなりません?」


「そ、そうですかね?つかどんだけ~って一体…」


「あっ、コレ流行りらしいのですよ。最近ウチに転勤してきた同僚が向こうで流行ってたらしくて、北方の【ケルト共和国】の『ロックス』から来たのですけどね」


「ふ〜ん…その人今居ますか?」


「居ますよ!お〜いカルナス〜」


すると奥から長身の男がやって来た。


「先輩、何ですか?」


「こちら特待員のアレスさん。僕とは特待員になる前からの知り合いなんだぜ」


「特待員!!スゲェー!!」


なるほど…こういう使い方か…何か変な有名人になったみたい。


「あの、どんだけ~って流行ってるって聞いたのですが」


「ハイ!向こうではエラい流行りでみんな使ってますよ!」


「誰が流行らせたのですかね?知ってます?」


「えっと、確か孤児院の子供が流行らせたとか聞きましたけど…」


「孤児院の…そうですか、ありがとう御座います」


「ウホホ!先輩!俺は特待員にお礼言われましたよ!」


「フン、俺はもっと前に言われてるぞ!」


…この有名人に会った事のある小学生みたいな人達は良いとして…孤児院の子供か…。どんだけ~って転生前の世界でモノマネしてたもんな…まさかの転生者が居るのか??『ロックス』か…いずれ調べてみるのも悪くないな。


冒険者ギルドを出た俺は呉服屋さんに戻って来た。サテランティスとミネルバさんはお気に入りを試着してたみたい。


「おお!アレス!どうじゃ!我の着物姿は??美しいであろう?」


「そうだな、七五三の子供みたいだな」


「何じゃ?その七五三って言うのは?」


「まあまあ、褒め言葉かな」


「…そうなのか?馬鹿にした様に聞こえたのは我の気のせいか??」


「ミネルバさんはキマってますね。よっ!姐さん!って感じです」


「そ、そうですか?似合ってますか?」


「ううう…何かムカつくのじゃ…」


「取り敢えずその二つ下さい。後、その巾着袋を20個位を柄は別で下さい」


買って貰えると聞くとサテランティスはエラい機嫌が良くなった。ミネルバさんは恐縮してたけど、まあ良いでしょ、お金はまた沢山入ってきたからね。巾着袋は屋敷の皆への土産だ…あっ!シマッタ…忘れてた!

オレは金物屋と前に行った味噌と醤油を買った店に行き、包丁と味噌と醤油を買い込んだ。屋敷のコックであるチャックに土産買うのを忘れてた…危ねえ…。


さて、準備万端整ったので『タツナミ』を出発する事にする。目的地はもちろん『コックスナル』である。


この1週間くらいの行程も魔物が多い地域だ。昼間はサテランティスとミネルバさんに任せる。夜はオレとタマのコンビで行く事にした。前の時は夜を俺一人にしたのでエラい苦戦したのを思い出す…。

昼間は然程魔物が出なかった様だ。サテランティスは不満気だがミネルバさんはホッとしていた様だね。夜は出現率が高いのでオレもタマも充分に戦闘が出来る。しかし、ちょっとレベルが低い雑魚級主体魔物なのでテンションは上がらない。


「タマ〜何かつまらないね〜」


「ニャア〜」


「ノープロブレム!」


「イヤイヤ『シュワ』ちゃん、大問題だから!マジで!」


何か『シュワ』ちゃんのボケに突っ込んでるとタマが突然走って行く!と久しぶりに大きな魔力が出現する!


「あっ!タマ、ズルいぞ!抜け駆けしやがって!!」


オレが追い掛けて行くと魔力をゴソっと持っていかれる…オレは先の方で青いドラゴンがタマに首を切られるのを目撃した…。


「ニャア〜ニャア〜…」


タマがもう怒るなよぉ〜みたいな鳴き声出してる。クソ〜前にここら辺でやったのの仕返しだな。頭にきたのでタマを散々モフモフした。とても可愛い。


それからは特に大物も無く、ひたすら退屈な襲撃だけで面白くなかった。そして1週間目に『コックスナル』に到着した。

オレ達が街に入ろうとすると衛兵さんが声を掛けてきた。


「おっ!地獄の旦那じゃねーか!生きて帰って来たんだな!」


『シュワ』ちゃんは親指を立てて挨拶をした。人気者じゃねーかよ!

街に入るとオレ達は冒険者ギルドの本部に向かった。冒険者ギルドで場所を教えてもらうと、冒険者ギルドから少し先に行った場所にあった。

冒険者ギルド本部はかなりデカい建物である。

受け付けに行くと眼鏡を掛けたお姉さんが対応してくれた。


「あの〜ギルド本部に呼ばれて来たんですけど」


「ギルド証を提示して下さい」


何か冷たい物言いだなぁ…などと思いながらギルド証を提示する。すると顔色がサーッと変わり始めた。


「こ、これはアレス様!大変失礼致しました!ご案内致します!!」


眼鏡のお姉さんはオレ達を魔法陣に案内すると何か操作してオレ達は転移した。どうやらエレベーターっぽく使ってるみたいね。ミスリルの洞窟で使ってる奴と同じ原理だ。


「コチラで少々お待ち下さい。今、総長をお呼び致しますので…失礼します」


今、総長って言ったよな?オイオイ何か大事になってんじゃねーかよ…。参ったなあ…。


オレは来て早々に早く逃げ出す算段を立て始めるのであった。


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