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どうやらお土産を買った様です。

お読み頂き有難う御座います!!

【クリムゾン】のイサーンから『ロモラモ湖』の主の話を聞いてテンション上がりまくりだったが、少し落ち着く為に街をぶらりする事にした。

向かったのは武具屋である。

サテランティスとミネルバさんは向かいのお菓子屋である。何でも王室御用達のお店だとか…。

武具屋で何か買う訳じゃないのだけど、色々と見てると落ち着くんだよね。

オレは【金属使役魔法】を使うので生金属を持ってれば何にでも形成出来るので、近距離用の武器や防具は要らないのである。

でも武具を見るのは好きだな〜。特にココ『タツナミ』の武具は本当に素晴らしい。


「お土産品でしょうか?」


「お土産…そうか、その手があった」


そうだ、お土産品って言う考えは浮かばなかったな…何で思い付かなかったのか。

エリオット兄さんには何か買って行かなければ…『レオクレータ』の街に入る時に無理させたからな。マイケル兄さんにもミレーナ姉さんにも…ミレーナ姉さんには着物を買おう!いや、サイズが分からん…そうだ反物を買おう!それと簪とか櫛とか…。マイケル兄さんには既に色々な国の歴史書やら本を買ってるから…。


「お客様…如何なさいましたか?」


「あ、ああ、脇差しの一番高い奴を見せて下さい」


「は、はい只今お持ちします」


持って来た脇差しは鞘の造りも朱色の感じも素晴らしい。刃はミスリル製の良い物だった。ギッデ親方の作る短剣の方が武器としては素晴らしいけど、コレもコレで中々の出来だと思うよ。


「コレ頂戴。後は…鉄扇で良い物無いかな?」


「は、はい、此方に…」


エリオット兄さんが赤のイメージだとするとマイケル兄さんは青のイメージだ。

鉄扇と言っても鉄ばかりでは無い様だ。ミスリルやオリハルコンまである。が、オレが気になったヤツは変わった紋様の鉄扇だ。


「コレは?」


「これは『ダマスカス鋼』の鉄扇で御座います。」


ほう、作り方が門外不出の為に出回る事が少ない。本物なのか見るフリをして【金属使役魔法】で声を聞くとどうやら本物の様だ。

扇は青い海の絵が書かれていて綺麗なしつらえになっている。


「じゃあコレを貰います。全部でいくらですか?」


「は、はい…脇差しが20白金貨、ダマスカス鋼の鉄扇が18白金貨で38白金貨になります…」


思ったより安いな…今のオレはこの二桁上位は持っているので…。オレは38白金貨を払うとマジックポケットに脇差しと鉄扇を仕舞い込んだ。


「店員さんありがとね。良いお土産が出来たよ!」


「あ、ありがとう御座います。コレからも御贔屓に…」


何かおっかなびっくりの店員さんだったなあ。でも良い物買えたし…また来る事があれば此処で買おうかな。


お店を出て、サテランティスとミネルバさんが居る向かいのお店に行くと、お菓子の袋が山の様になってるんですけど…。


「アレも欲しいのじゃ!!」


「ひ、姫様、これ以上は持てません…」


「…お前ら何してんの?」


「おお!アレス!丁度良い所に来たのじゃ!ミネルバが袋を持てないとか、だらしが無いので袋を持つのを手伝うのじゃ!」


「…『シュワ』ちゃんは?」


「おう!『シュワ』ちゃんは馬車にお菓子を運んでる最中なのじゃ!」


サテランティスさんや…アンタお菓子だけで生きて行く気かい?…子供の頃の夢の世界かよ!ってアンタおこちゃまでしたね!

オレはサテランティスにげんこつを1発くれてやり、ミネルバさんを馬車に戻るまで甘やかし過ぎだと説教した。もちろんお菓子の袋を抱えながら…。


食料品の買い出しと樽で飲料水を沢山買い込み馬車に運んだ後で小間物屋さんに寄る事にした。ミレーナ姉さんのお土産を買う為だ。


「おお!コレは綺麗なのじゃ!!」


「ホントに綺麗ですねぇ〜」


サテランティスとミネルバさんは簪を手に取って声を上げている。


「二人共、簪と櫛を一つづつ買ってあげるよ。選んでね」


「ホ、ホントか?我に買ってくれるのか?」


「わ、私まで…宜しいのですか?」


「イイよ〜、オレはミレーナ姉さんのお土産探すから、気に入ったのが有れば一緒に買っちゃおう」


サテランティスとミネルバさんは大喜びして今は真剣にお気に入りを探している。オレは店員のお姉さんにアドバイスをお願いした。


「お姉さん、金髪の髪に似合う簪ってあるかしら?」


「金髪ですか?そうですねぇ…此方の蝶の簪などは如何でしょう?」


そのミスリル製の簪は青と黒の蝶のモチーフである。とっても綺麗でミレーナ姉さんの金髪にも合うと思う。


「コレと櫛も合わせたいんだけど」


「それならばこの櫛ですね」


その櫛には同じ蝶絵が書いてある。漆塗りの様な感じ。お姉さんに聞いたらマブの木の樹液を使うとか…。実に綺麗だし、櫛自体も素晴らしい出来なので人気商品らしい。


「有難う。良いお土産が買えたよ!」


「それは良う御座いました…喜んで貰えると良いですね」



で、二人はと言うと…あーでもないこーでもないと一時間近く掛かって選んで居たのである。

次は呉服屋である。反物を買うのに立ち寄ったのだ。コレもミレーナ姉さんに買うお土産である。姉さんは黒とか紫とか渋い色が好きなので、それで呉服屋の人に話をした。


「コレがお好みのモノに近いかと…」


「この紫のは絶対姉さんが喜ぶ奴だな。これにするよ」


この紫の反物は柄も素晴らしい。何の花なのだろうか?水仙の様な絵柄でコレにも蝶が飛んでる。コレってオレが蝶が好きなのか??


二人も買いたそうだったので取り敢えず選んでねと言い残し、オレは冒険者ギルドに向かった。


「おや?お二人さんは??」


「今は呉服屋です…絶対終わらない奴なので逃げて来ました」


「アハハハ!良く分かってるねぇ〜!アレス君はいくつなんだ?」


「ボク7しゃい」


「アハハハ!面白い冗談だな!!」


いやいや、ギルマス…お宅らのギルド証に年齢は書いてあるでしょうが!!ここでも年齢詐称疑惑を掛けられるとは!!

レッドドラゴンとドラゴン(緑)が2匹とリーダーキマイラの値段はオレが引くぐらいの値段だった…マジかよ…。


「かなり多くてビックリです…」


「イヤイヤ、申し訳無いがコレでも正直少し少ない位でね…緊急討伐依頼を受けたSS級バーティーが依頼達成されたので、ここの近くでレッドドラゴンとかを狩りまくったので値段が下がってしまったのだよ」


「あー…それは申し訳無かったなぁ…偶然鉢合わせしたオレ達でやっつけちゃったからなぁ…」



「はあ??じ、じゃあ双頭の竜を倒したってのは…」


「見ます?双頭の竜…両方共に首は離れてますけど…」


ギルドマスターはかなりドン引きしていた。そうか、ココには討伐達成の連絡だけで内容は知らなかったのね…。


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