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どうやら尾行されてた様です。

お読み頂きありがとう御座います!!

闇竜祭から魔女の国に戻ってから三日後にオレ達は出発する事となった。

ジョルフィーナさんはサテランティスが一度マイケル兄さんを始めとする領地の人々ともう一度挨拶してから戻ると言うと、かなり真剣にこのまま残る様にと説得をしていた。ジョルフィーナさんの立場なら当然の事であり、オレも本来はその様にするつもりであった。

しかしサテランティスは頑なに譲らなかった。勿論【エリクサー】の事を言う訳にもいかないので世話になった者への感謝をしなければ【破壊の魔女】サテランティスの名折れと譲らなかった。

結局、ジョルフィーナさんが折れて旅を認めてくれた。


「サテラ…本当に気を付けるのですよ…冷たい物は食べ過ぎてはいけませんよ」


「分かってるのじゃ!姉様!」


「アレス殿、くれぐれもサテラの事、宜しくお願いします…」


「ジョルフィーナさん、大丈夫ですよ!こう見えてもオレ達は冒険者ギルドの特待員ですからね。国を自由に歩けるのですよ!」


「そうじゃぞ、姉様!我等は一目置かれる存在なのじゃぞ!」


「その…冒険者ギルド?と言うものがどれほどの物かは知りませんが…」


「とにかくまたオレが連れて帰りますから御安心を」


「お土産も沢山持って帰るから楽しみに待ってて欲しいのじゃ!」


「とにかく無事に…そして早く帰って来ておくれ。五百年も待ったのよ…もう待たせないでね…」


「姉様…必ず…必ず戻るから…安心するのじゃ」


《アレス、サテランティスを頼むぞ。まあ兄者も居るから安心だろうがな》


「ニャア〜」


「主様、任せて下さい。此処までも連れて来たんですからね!」


そしてオレ達は洞窟の扉で別れる事にした。見送りに来たジョルフィーナさんが手を振る。


「じゃあ行って来るのじゃ!!」


「有難う御座いました!行ってきます!」


「ニャア!!」


「アイルビーバック!!」


『シュワ』ちゃんが親指を立てて言った。何かカッコイイぞ!!

こうしてオレ達は『ロモラモ湖』に向かう事になった。


既に『蜂影』先生には先に『ロモラモ湖』の周りの調査をさせる為に向かわせている。何が手掛かりはあるのだろうか?潜水艇は地下湖の調査の時に、サテランティスの石棺を運んだのが有るのでそれを使う。


先ずは『リュセイユ』の街に向かう。

此処でしっかりと『デギアナ高地』を抜ける為の準備をする。行きの『デギアナ高地』では偉い目に合わされたからね。


『リュセイユ』に向かってる途中でオレ達の馬車を監視してる連中がいることに気付く。まさかと思ったが魔女の国のジョルフィーナさんの側近の二人である。最初は隠密行動の魔法と身体強化で追っ掛けて来たのだろう。まさか休み無しの連続走行するとは思いもせずに。だから集中が切れてオレにバレたのだろうね

しかしオレはしくじった…まさか監視を付けてくるとは思わなかったよ、オレのミスだな。もっと早い時期なら結界の中に縛って置いて逃げたのに…今からは流石に戻れない。かと言ってシカトしてる訳にもいかない…あの二人ではデギアナ高地は恐らく抜けられないからね。

『リュセイユ』の街まで付けさせてから街中でコッソリと後ろを取った。


「お姉さん達、困るよ。この先は結構ハードなんだからさ」


ビックリしたお姉さん達だったけど此処まで寝ずに馬車を追っかけてたせいでヘトヘトだったから、簡単にオレはミスリルの鋼糸で二人共拘束して馬車に連れ帰った。


「このまま帰ってくれると助かる。真面目にこの先のデギアナ高地は魔物の巣窟だからお姉さん達だけじゃ絶対に抜けられないからね。それに分かってるだろうけど、オレ達は休まず馬車を走らせるからさ」


「…」


「其方達は姉様から言われておるのじゃろうが、アレスの言う通りこの先は危険じゃ。姉様には心配するなと帰って伝えるのじゃ」


「我々も同行させて下さい!姫様の護衛としてどうか!」


「無理。実力不足だね。サテランティス位は強くないと足手まとい必至だから」


「お願いします!このままでは帰れません!」


とお姉さん達おいおい泣き出した。参ったなあ…真面目に二人は無理だな…。


「…ジョルフィーナさんが心配してるのは分かってるのだけど…じゃあ、一人だけならサテランティスの付き人で連れて行くよ。どちらか決めて」


「アレス…良いのか?」


「仕方無いよ…ジョルフィーナさんの気持ちを考えれば。一人だけなら何とかなる。二人だと庇い切れないからね」


お姉さん達は二人で色々と相談していたが結局一人が折れる形で引き下がった。


「分かりました…では私が姫様に付いていきます。私の名はミネルバです、宜しくお願いします」


「じゃあ帰るお姉さんにはコレを持って行ってもらおうかな…」


持たせるのはカメラ付きのモニター魔導具だ。置いていこうか迷ったのだけど…こうなれば仕方無い。貸し出すからコレで週一位で連絡させるかな…。これやるとバレそうだったから置いていかなったのだよね。


「このマジックバックに入れて持って帰れば…ってかあの結界通れるの??」


「あの結界は魔女族で主様に認められた者だけは素通り出来るのです」


「なるほどね…って事は主様も絡んでるのか??」


「いいえ、主様には言っておりません。この間の闇竜祭の時に…」


なるほどなるほど。そうだよな、魔女族はあそこから出た事は無いはずだからね。


「じゃあ、頼みますね。ジョルフィーナさんには安心して下さいと伝えて下さい」


「…分かりました。どうか姫様を宜しくお願いします…」


一人だけ帰されるのは厳しいかもだけど、まあ我慢してもらおう。


お姉さんが帰った後でミネルバさんの着る物やらの用意が始まった。ミネルバさんは最初は拒否してたが、サテランティスに服の換えも無い者は連れていけないとひと睨みされると渋々従った。

サテランティスは相変わらずお菓子率が高い。

オレは転送装置のコピーを4つほど作って置く。『コックスナル』のゴードンさんに渡す奴だ。いつ行けるか分からないけどね。


さて、いよいよ因縁の『デギアナ高地』に突入である。どんなドラゴンが出て来るやらだ。


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