表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/193

どうやら涙の御対面があった様です。

お読み頂き有難う御座います!!


『ターディス』付近に到着したオレ達は村には入らずにそのまま霊峰『チモリヤ』の方に向かう。『蜂影』先生の案内で馬車が入れる所まで行き、徒歩で洞窟まで行くのだ。

途中から魔導具『ウォールスルー』を発動させて結界を素通りしてゆく。

しばらく山の中を進んで行くと霧が立ち込めて来る。これも結界の一つの様だ。

オレ達は『蜂影』先生の案内で迷う事無く洞窟までやって来た。洞窟を進んで行くと此処にも結界が張ってある…どれだけ結界を張れば気が済むんだろうか?てか此処までの結界もかなりの術式が使われており、簡単に突破される様なものでは無い。それをここまで…何を想定して結界を張ったのだろう…。


洞窟の奥は少し大きくなっており、例の扉が姿を現せた。『ウォールスルー』も効かない高度な術式…さて、此処からが本番だ。

オレはマジックポケットからサテランティスのティアラ、杖、軽鎧を出して装備させた。オレが少しだけ【金属使役魔法】を使ってパワーアップさせている。オレも極薄のミスリルを身に纏っている。そしてコッソリと『蜂影』先生に『サイレントキラー』の魔導具を持たせて光学迷彩を発動させ身を隠させる。

『シュワ』ちゃんも自分の剣を持ち準備万端だ。

するとタマがオレの肩から降りて扉の前に立つ…。


《ニャアアアアアアア!!!!》


タマがとんでも無い大声…じゃ無い!コレは思念波の様だが鳴き叫ぶ!すると扉がゆっくりと開いて行く。オレは『蜂影』先生に合図を出し先に潜入させ、それからゆっくりとオレ達も中には行ってゆく…。


「こ、これは…」


オレは目の前の森と青空に驚いていた。ココって洞窟の中だよな??驚いていると前に黒装束の女性達が杖を持って攻撃態勢に入っている。彼女達が魔女族なのたろうか??オレは念の為に魔銃コルトを出してミスリルでホルダーを作りそこにはめ込む。西部劇のガンマンみたいなやつな。するとサテランティスはオレの前に出て来て大声で言った。


「我は魔女の国の【破壊の魔女】サテランティス!!我に刃向かう愚か者は容赦しないのじゃ!!」


前に居た女性達がエラいビックリしてアワアワしてる。オレは念の為に彼女達が居るエリアに『蜂影』先生をスタンバイさせておく。攻撃するなら『サイレントキラー』を発動させて無力化させる為だ。すると奥から結構な魔力がやって来た…車椅子のような物に乗って浮きながら飛んできた年配の女性だ…何となく面影が似てるよな…サテランティスに。


「嗚呼、その『三宝具』にその姿…間違いなく其方はサテラ…最愛の我が妹よ…」


「姉様!!」


サテランティスはその姉さんに抱き着いて泣いていた。お姉さんも涙を流して片腕で抱いている…左腕は木の様な色をした義手なのだろうか?脚はスカートで見えないけど無いか動かないかのどちらかだな。

感動の姉妹対面が済むとサテランティスがオレの方を見てお姉さんに話し出す。


「姉様、あの者が我を眠りから解き放ち、此処まで連れて来てくれたアレスなのじゃ!」


「アレス殿、我が妹を良くぞ救い出し此処まで連れて来てくれた。感謝申し上げる」


「あ〜気にしないで下さい。オレはアレス=ランカスターです。初めまして」


「我は魔女の国の女王ジョルフィーナである。アレス殿はまるで少年の様じゃが魔力が凄いのう」


「そうですか?一応、7歳です」


「…その様には見えぬ雰囲気だが…まあ良い。こちらに来られよ歓迎する」


はいはい、此処でも年齢詐称疑惑を掛けられましたよ…。

てな事を考えてたら奥の方でとんでも無い魔力が一気に膨らんできた!!コレはヤバいヤツや!オレは魔銃コルトを握りしめて魔力の方に目を向ける…。何かさ黒くてデカいのが飛んで来たよ。アレは相手をしちゃいけない類いの奴だなぁ…。コレ死ぬヤツじゃね?


「おや、主様が起きられるとは珍しい…」


ジョルフィーナさんが主様って…と思ってるとオレの前にタマが出て来た。デカいのの正体は竜だな。黒竜…いや闇竜ってトコかな…魔女達の後ろに降り立った。


《ニャアアア〜》


《コレは兄者!、久しぶりで御座いまする!》


オイオイ…コイツ今兄者って言ったな?タマが兄者って、やっぱり勘が当たってたって事か!良く見るとやっぱり額の部分に色が違うけど六芒星のヒトデみたいのが有るわ。コイツが超魔道生物の六体の内の一体だな。

タマがオレの肩に飛び乗りまた鳴いた。


《ニャアア!》


《ほう、小奴が兄者の今の主か?》


「アンタがサターンの作った超魔道生物って事で良いのかな?」


《何だと?その事まで知っているのか?》


「オレはサターン最期の城でタマと出逢ったからな」


《なるほど…サターン様は死んだのか?》


「自ら命を絶ったと聞いているよ」


《左様か…我等を恨んて死んだのだろうな…我等はそれだけの事をした…》


「そうかな?それだけじゃ無いと思うよ」


《お主に何が判る…サターン様の気持ちなど…》


「城に遺された言葉が有ってね…『この城は愚かなる罪深き同胞殺しの者の最期の居城なり。世界に秩序と平和を求めた者の墓標なり』と書かれてたよ。多分、後悔も色々と有ったかもだけどさ、恨みを持つ人間の言葉じゃないよ。寧ろ誇りさえ感じるね。きっとサターンは堂々と同胞達の元に帰ったんじゃないかな?」


《ニャア〜…》


《なるほど…兄者もそうだと言っておる…やはり流石は兄者が選びし者と言う事か》


えっ…オレってタマに選ばれたの?偶然に拾ったと思ってたけど…もしタマに選ばれたのなら嬉しいな。


応援して頂けると中の人は喜びます。

感想やブクマ、ご評価頂けると更に喜びます。


必着!運び屋稼業!ダンジョンの荷物運びます

も連載中です。宜しくお願いします。

https://ncode.syosetu.com/n6437gb/



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ