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Romeo & Juliet  作者: Maria
9/21

destiny9...2人の想いが重なり合う時

先生──ねぇ先生──あたしを愛してる?今でもあの頃と変わらず愛してくれていますか??

高校に入って最初の夏休みがやってきた♪あたしは最近まったく機嫌が良い(^∀^)♪

夏休み。あたしは念願の金髪にした!!あゆみた〜い♪(笑)

舞と遊ぶ計画も着々と進行中♪ランドに海に渋谷にヒルズ♪

そして機嫌の良い最大の理由──それはついこの間、最愛なる先生のメールアドレスをゲット出来たこと☆もちろん番号も♪初めての夏休みはこわいくらい幸せ過ぎる幕開けだったんだ。


先生はやっぱり先生で、毎日本当に忙しくって、(教師がこんなに忙しいなんて全然知らなかった(笑)!!)メールも電話もたまにしか出来なかったけれどそれでも先生は疲れているなか週に1回いや2回は必ず連絡をしてくれた。いま居る場所は違くってもこの電波の先に先生が居る──あたしたちはいま、この星空の下でつながっているんだ♪それはとても貴重で素晴らしくまるでそう──奇跡のようなものなんだ...☆

7月あたしはいまめちゃめちゃ気合いを入れてお洒落をしている♪買ったばかりのワンピースに袖を通してまだ慣れない手つきでコテを握り髪を巻く。お化粧をして香水を2、3適。。。これで完璧ね♪その日はとっても暑かったんだけど何だかとっても気持ちの良い空だった...♪何であたし、こんなにルンルン気分かといいますと♪もちろん大好きな人、木村優広先生に会えるからなのでーす♪先生の弟さんが新しくお店をオープンさせるということで先生はお手伝いに行くんだって〜!何て素敵な兄弟愛(>∀<)/(^ロ^)(笑)!!

そしてだめもとで言ってみたら『まりあも来れば♪』だって!!これはもう行くっきゃないでしょー!!ってことであたしはいま駅近くにあるそのお店へと急いでいるわけですよ♪

けどあたしそうとうの方向音痴!たどり着けるかしら…(苦笑)

駅の近くに着いた時、聞き慣れたいつもの声がした。

『まりあ〜!』

白い七分丈のニットに薄い色の穴あきデニム♪ふだんのスーツ姿とはまた一味ちがったかっこよさ。もう素敵!さわやか☆

先生──大好きだよ。

『先生…やっぱ何か緊張する!あたし入っても良いのかなぁ???』

『大丈夫だよ(笑)』

『でも何て説明するの??』

『迷子の子ども...かな?』

『も〜!先生!!(笑)』

───ガチャ♪お店のドアを開く。

先生の弟さんのお店は白くて可愛らしいお店♪カフェバーなんだって☆

白いお店にはピンクや黄色、オレンジに水色といろんなカラフルな色で壁に落書き風にペイントしてあって中にはサーフボードや海の写真たち。まるで海岸の小さなペンションにでも来た気分になれるとっても素敵なお店──カラフル──これがこのお店の名前♪

中へ入ると先生より少し若い感じの男の人とすら〜っとした綺麗な女の人。

『こいつが俺の弟でとなりに居るのが奥さん♪んでこの子が俺の大事な可愛い生徒♪』

大事な可愛い生徒...テヘヘ(^-^)☆

『よろしく〜☆』

『よろしくねまりあちゃん(^∀^)』

『あっあのこちらこそよろしくお願いします!!』

『な〜真広(まさひろ)何かのど渇いた!』

『はいはい!ちょっと待ってて〜☆』


先生の弟は先生とはあんまり似ていないけどどことなく優し気な瞳は似ているかもしれない♪でも見た目は全然違う。

先生は黒髪で短髪に近いけれど弟さんは金に近い茶髪で少し長め♪身長は同じくらいだけどアロハシャツ来て短パン履いてちょっと軽そうな雰囲気(笑)♪♪だけど笑うと可愛い所はやっぱり先生の弟な感じがする♪そして弟さんの奥さんはさっきも言ったとおりすら〜っとしててモデルさんみたい☆ゆる〜く巻かれた髪の毛もセクシーな瞳も優しいしゃべり方も何かもう何もかも素敵(>∀<)♪

2、3時間お店の開店準備を手伝った。そして弟さんはお昼ご飯にカラフル特製チャーハンを作ってくれた♪とーっても美味しくって全〜部残さず食べちゃった☆

弟さんたちはこれから買い物に行くみたいであたしと先生もそろお店を出ることにした。

『チャーハンすごい美味しかったです!!ごちそうさまでした!!』

『いーえー♪こちらこそ完食してくれてありがとです☆またいつでも来てね(^-^)☆あっ!それから俺のことはこれからマスターって呼んでね♪』

『なーに訳分かんないこと言ってんのよ!まりあちゃん苦笑いしちゃってるぢゃん!!』

『あはは(笑)分かりました!マスター♪じゃあまた〜☆』

『じゃあなぁ♪また電話するよ!店の方頑張って〜。行こうまりあ☆』こうしてあたしたちはカラフルを出た。外はまだまだ明るかった。まだ帰りたくないなぁ〜とあたしは思っていた。『星でも見にいかない?』

突然の先生の言葉にあたしは何だこの人と思ってしまった(笑)『星って!!(笑)どこで見るの??』

『とっておきの場所があるんだ(^皿^)♪』

『とっておきの場所???』

そう言って先生が連れてきてくれた場所─────プラネタリウム☆

『いらっしゃいませm(__)m』

『大人2枚で』


プラネタリウムなんて小学校の時に来て以来──

中に入ると何もない部屋。

あたしたちは席に座った。あたしたちの他にもお客さんは居たけどおじいちゃんとおばあちゃん、そして1組の家族連れだけだったから何だか貸し切りみたいだった♪しばらくすると電気が消えた。

すると浮かび上がる無数に輝く一面の星空───☆

『キレ〜!!』

思わずあたしは声に出していた。

『でしょ?』

『これが先生のとっておきの場所☆??』


『そっ(^-^)♪気に入った♪?』

『すっごく!!!』

本当に綺麗だった。こんな綺麗な星空の下で隣には愛しい愛しい先生が居る──。最高だよ。最高過ぎて何だか涙が出てきちゃいそうだよ、先生。

あたしたちはずっとただ静かに、そして穏やかにその星たちを見つめていたふと横を見るあたし──。

優しい瞳で星空を見つめている先生──。

だけどまたあの寂しそうな切な気な瞳をしている先生を見てあたしは何だか急に愛しくてたまらなくなった。だからかな。

気付いたらあたしは先生の手を握っていた。

あたしも星空を見る──。

びっくりして一瞬こっちを見る先生──。だけど先生はまたすぐ星空に目を戻した。そしてあたしから手を離した。

先生……。



……先生?

先生があたしの手を強く握り返してきたんだ。

強くそして優しく...ね。

嬉しかったよ、先生。

だってこの時初めて、先生と心が重なった気がしたんだ。

先生の手から伝わる温度、想い。全部、全部が愛おしい。

先生、あたしね先生のことが大好きだよ。

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