Epilogue...ハッピーエンド☆
『ねぇママ。このご本読んで〜』
『ん〜?ロミオとジュリエットかぁ☆ジュリ〜あなたは本当にこのお話が好きね(笑)』
『早く早く〜♪』
『じゃあ読もうか♪』
『うん♪♪』
──昔、昔ある国にロミオという男の子とジュリエットという美しいお嬢様が居ました。ある日の舞踏会で二人は出逢い、一目見た瞬間にお互い、たちまち恋に落ちてしまいました。
━そう桜並木の桜の木の下で私たち2人が出逢って恋に落ちたのと同じように━
『ねぇママ?ロミオとジュリエットはどうして反対されたの?お互い一目見て好きになってしまったのならみんな認めてあげれば良いのに〜!!』
『そうね。でもそれだけ2人の置かれている立場が大変なものだったのよね。』
『2人の立場…?』
『そう。敵どおしだったり…』
━教師と生徒だったり…ね。━
『ママ!!早く続き続き〜♪』『はいはい(笑)♪』
──恋に落ちてしまった2人はつかの間の幸せな時間を過ごしました。けれどみんなはそんな2人の関係を許してはくれませんでした。
━ねぇ先生?先生はどうして先生なの??━
『ママぁ?ロミオとジュリエットは反対されてそのあとどうなってしまったの??』
『そうね、すごく辛い想いをしたでしょうね。』
『ジュリエットは泣いた??』
『ええもちろん。それに…ジュリエットだけじゃないわ?ロミオも泣いたのよ』『ロミオも??かわいそう…(涙)どうして?どうして祝福してあげないの??』『そうね…2人にとっての幸せはみんなにとっての不幸になると誰もが考えていたのね。』
『だからあんな悲しい結末になってしまったのね…。』
『そうかもしれないわね。だけどねジュリ?結末はHappyEndだったのよ(^-^)☆』
『え?どうゆうことママ??だって2人は』
━━ねぇ先生。あたしを愛してる??
─あぁ愛してるよ、まりあ─
大好きよ、先生━━
『…ママ??』『だって愛し合っていたからこうしてジュリが生まれたんだもの♪』
『え!?』
『生まれてきてくれてありがとうジュリ。』
『??』
『"ロミオとジュリエット"というお話は確かに結ばれることのない恋をしてしまった若い2人の悲しい恋物語かもしれないけれどね。きっと本当はこうなってはいけない。
そういった悲しい結末にならないためにも誰を憎むことも争うこともなくただあなたが愛するその人を、心から愛しなさいと伝えたかったんだと思うわ。だからジュリ?あなたもいつか、この人だという人に出逢った時は決して手を離してはだめよ☆何があってもただ純粋にその人を愛し抜きなさい(^-^)☆』
『でもママ??もしも私もみんなに反対されたら?』
『大丈夫よ。』
『でも…!』
『ママたちが証明だからね☆』
『??』
──7年前。
『結婚しようまりあ☆』
『先生(涙)うん!!結婚する〜!!』『幸せになろうな♪』
その1年後☆
『可愛いな〜ぁ♪まりあにそっくり!惚れそう(笑)♪』
『先生(笑)今からそんなんじゃジュリが大きくなってから大変よ(笑)』
『あはは(笑)』
─ロミオとジュリエット。決して好きになってはいけない相手を愛してしまった素敵な恋のお話─
けれどねジュリ。好きになってはいけない相手なんて本当は居ないのよ☆
先生と生徒でも70歳と20歳でも女の子同士も男の子同士だって国だって何も関係なんてないのよ☆愛することは全てを超えるわ。ね!!先生♪




