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Romeo & Juliet  作者: Maria
12/21

destiny12...駆け落ち

先生──ねぇ、先生。

あたしを愛してる??

愛してるよと言って。世界中のどんなものよりも誰よりも愛してるって。

そうしたらあたし先生についていくよ。何もいらない。学校も家族も友達もお金だって洋服だって。全てを捨てたって全然構わないよ。

先生──あたしを愛してる?あたしは愛しているよ。先生のことが世界中で一番、大〜好きだよ。

先生、あたしを愛してると言って──。



甘くて優しくて幸せな時間─先生との初めての夜が終わってあたしはルンルンだった♪家に帰るとママにものすごい怒られたけれどそんなこと耳に入らないくらいあたしはフワフワと宙に浮いているようなそんなドキドキな感覚だった...♪

夏休みもそろそろ後半に近づいてきてあたしの高校初の夏休みは超ー素敵な40日間となった☆あの初めての夜以来あたしは3回くらい先生のお家に泊まりに行ったかな♪一緒にお料理したり〜、一緒にお風呂にも入ったり〜(照)、夜は先生が抱きしめてくれるから安心して眠れるんだ♪手をつないでTVを見たり〜、瞳が合う度にキスをする...♪

あたしたちは幸せだった☆

どこにでも居るカップルなのにね。それがどうして教師と生徒だと犯罪なのだろう──。夏休みが終わり新学期。

あたしは金髪を落とした。今度はロマンティックモカにしてみた♪(笑)

9月──もうすぐあたしの誕生日♪先生と過ごす初めての誕生日。先生と居ると初めてばっかり。どんどんあたしの小さな夢たちが叶っていって大きな幸せとなる──。




9月に入って最初の火曜日。あたしはまたママとケンカをして家を飛び出した。今度はちゃんと着替えやカバンを持ってね...♪

『…また舞の所に泊まるから...』

先生と付き合うようになってからあたしは嘘を口にすることが多くなっていった。



ピーンポーン♪

『来ちゃったー♪』

『まーたケンカしたの???』

『だぁって...』『まぁ良いや!上がりなよ。』

『おじゃましま〜す♪』


先生が入れてくれたコーヒーを飲んでたら先生が言った。

『それ飲んだら送ってくから(´∀`)☆』

『嫌だ!!!』

『嫌だって…だって明日学校だよー?(笑)どうすんのよ』

『…大丈夫♪ちゃぁ〜んと制服も教科書も持ってきたから(☆>∀<★)(○^ロ^●)』

『…。』

先生は少し困った顔をしていたけれど、先生はあたしのお願いには弱い♪



次の日の朝──。『ほら起きて!ま〜りあ。遅刻しちゃうよ!』

『ん〜...おはよ先生!!』

『はぃおはよ(^-^)☆』朝から先生の顔を見れるなんて超〜幸せー(^∀`)♪

あたしと先生は制服とスーツに着替え朝ご飯を食べた。先生の車に乗り学校へ向かう。桜並木が見えたころ先生があたしを降ろした。そしてあたしたちは別々に学校へと向かう..♪

学校に着いて何食わぬ顔で、まるでいま初めて会ったかのような顔でお互い朝の挨拶をするの♪

『おはようございます木村先生☆』

『おはよう!橘さん♪』

ドキドキする───水曜日は1限から先生の授業♪先生が教室の前にたって授業をしている。やっぱりかっこいいなぁ♪不思議。さっきまで隣に寝ていた先生。一晩中、一緒にいたあたしの先生。いまこの場所ではただの教師と生徒で誰もあたしたちの関係を知らない。



『え〜っと。今日もまたロミオ&ジュリエットについてちょっとやろうと思います!!夏休み前にもやったけどみんな覚えてる?』


ロミオ&ジュリエット……


『ちょっと質問なんだけどさ、ロミオ&ジュリエットは結ばれない関係であるからみーんなに反対されるわけじゃない?みんなだったらどうする?結末はどうなると思う?誰も傷つかずに幸せになる方法、あると思いますか?』


誰も傷つかずに幸せになる方法──。

『あたしなら諦めるかな〜!』『俺も〜』

クラスで色々な声が上がる。


やっぱり誰からも賛成されない2人は諦める運命しかないのかなー…。

その時舞が言った!


『…駆け落ち!とかー?』

駆け落ち…??駆け落ちか…


『うん。上原さんさ、どうしてそう思った?』『えと、それは〜だってほら!!お互い愛して合ってるんだったら別に怖いものなんて何もないでしょ?今のままでいたって誰も幸せにはなれないもん。だったらどこか遠く、2人を知ってる人が誰も居ない場所へ逃げれば良いと思う!それが唯一2人に残された誰も傷つかずに幸せになる方法だとあたしは思う──。』

愛し合う2人を知っている人が誰も居ない遠い遠い幸せの場所──。

駆け落ち──。ねぇ、先生──あたしを愛してると言って?

あたしの他には何もいらないと。あたしだけだと誓って─。

そうしたらあたしもう何も怖くないよ。

あなたとならばどこへでも行ける──。

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