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神扉と能力者  作者: 倉庫番の中村さん
2/4

悪の会話と疲労値レベル90

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「がうっ」

ぴょんぴょんとカエルみたいに跳ねる、人ならざるものが現れて、机の上に二つのお茶を置いて去った。

「・・・・・・」

無言で取って勢いよく飲み干しドンッと机に置く。

そしてゆっくりと口元をふき、もう一度奴を睨み付けた。

「何のようだ?神になったつもりの底辺が」

その言葉に信者が動くと、こちらの人ならざるものが動く

「ふっ、これだから雑魚は、礼儀がなくて困るなー、」

はっはっは、と笑う。間違えたここでは嗤うの間違いだ。

「で用件はなんだ?遊びに来ただけなら殺してやる」


「さすがの我も暇じゃあない、まあこれを見ろ」

懐から取り出されたのは、1つの錆びた鍵。

「これは」

彼も神扉を経験しているからすぐに理解できた。

その鍵の役割を知っているからこそ

妖しく笑みを浮かべられるのだ。


「お前が以前鍵を使った後、鍵が壊れただろう?壊れないはずの物壊れる、それが気になって調べたんだ。そしたら普通に一回使用したら壊れるという・・・・めんどくさいシステムらしい。その後に他の場所へと移り再生する、それがこの世界のルール(バランス)らいけどまあどうでもいい。とっここまでは我の調査結果。」

「・・・・・・」

「なあ単刀直入に聞くが、こんなめんどくさい事をせずに神扉を無限に使いたくないか?」

やっとこの時初めて、神と称する男が、150円位の茶を飲んだ事に、鼻で嗤うと

横目で睨み付けられる。

(本当にコイツは半分の知能を失っているのか?普通に見える)

見た目は純粋の黒い笑みの中に期待を交えて、見つめる男。

読めないのも昔からの特徴だ、"半分の知能を失った男"


ドンッとコップを置き

「あれ持ってきて」

と呼べば

"両足の機能を失った"彼の代わりに信者が近寄り鞄を差し出した。

それを無言で受けとると、すぐに中から写真を取り出し机に置いた

「・・・・ああ、知ってる最近アイツの反応を見て確信した」

「ほう」

(アイツ?)

誰だろうと深掘りよりも先に、次の話が先を越す!


「なら話が早い!さあ、我と手を組んで、神扉を」


「ふっ、これ以上言わなくてもいい、・・・・その話に俺は乗った」

利害が一致し、手を取り合った


のは建前で


本音の色は、簡単には出さないのが悪い大人のルール。




次の日、完全寝不足の盟章 三裏。彼女には疲れたという感情は無い。でも身体は正直なもので

(だるい)

これだけが今を表せる一言。

ため息混じりに特殊犯罪課という部署(持ち場)に向かう

ガラッと扉を開けば

本来いるはずのない同じ地位の、人がいて

私の本来の場所に立って知らない部署の人を仕切っている。

「あ・・・・三裏、おは」

「なにやつだ同期(てめぇ)!!何故私の持ち場にいる!?唯一の私の居場所を!」←疲労値レベル90の独身の人。

怒ってるようで怒ってない変な人。

失っても性格(演じる)と言うものは消えなかった。

「あー!その反応好き、だけど誤解は解いとく。私貴方の立場を強奪してないから!」

「どうゆうことだ???」






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