表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

星樹黎明刻天羅征戦

関東バベル’96

作者:RAMネコ
 バブル経済の破綻で廃墟と化した現代のバベルタワーで暮らす主人公・花垣は、トゥーハンドと呼ばれる巨大ロボットでスラムの荒事を受注する仕事をしていた。そんなある日、ギャングから守れと命令されたトレーラーから天使を見つけて保護、花垣の飼い主と一緒に丁重に天使を返還するはずだったが、必然から花垣は結果的に天使を強奪する。

 無口な人外の天使に同情してしまった花垣は、取り返しにきた暴力団の男との約束を反故にしてしまい、交換の場所を手持ちのロボ、トゥーハンドで襲撃して全員を倒す。だが元締めである組織の人間に撃たれて死亡するが、天使によって一命を繋がれて、組織に協力することで不安定ながらも天使との日常を手に入れることに成功する。

 組織からの仕事でトラックの荷を運ぶ。組織からは監視にゼウスという女が送られる。獣人ギャングのシスタームーンの襲撃で護衛は全滅、激しいカーチェイスになるが、生存者であるゼウスを救出して、花垣は無事に危機を乗り越えることに成功するが、ゼウスからは「ギャングの目的は天使だ。自分の命を賭けてまで、人間じゃない存在のためにつくす価値なんてあるのか?」と聞かれてしまう。

 とある娼館の背信行為に対する粛清への強力に花垣も参加させられる。顔馴染みのゼウスにくわえて、危険なフライという女。ホールで支配人を待っていると、エレベーターが一斉に到着して対トゥーハンド装備の重武装アンデッドと銃撃戦になるが辛くも生存する。シスタームーンと通じていたと口を割らせた支配人から聞いた花垣は、シスタームーンとの交渉を決めた。

 花垣はチャンの警告を受けながらも、シスタームーンの首領シスター・バンデッタと天使との平和を望む。バンデッタは三機ものトゥーハンドは身に余る暴力装置だと身を引いた。外では、組織を裏切るではと展開したゼウスとフライの部隊が包囲していたが、組織との関係を嘱託とハッキリ言い、今後の仕事の話をしながら見逃される。

 花垣は天使との日常を手に入れた。

*カクヨムで同時掲載しています。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ