先輩は
注意!投稿主の偏見などがあるかも知れません。
軽い気持ちで投稿していますので、軽い気持ちで読んでいただければと思います。
本格的な授業は明日からということで、午前中に学校自体は終わった。
その後、栞は彼女がどうとか言って帰っていった。
私も帰ろうと鞄に手をかけ、昇降口に向かう。
昇降口から出た私の目に入ったのは見覚えのある顔。というか糸目。その人はスマホをいじりながらブツブツとなにか言っている。
「なにしてんるですか、斉藤先輩。」彼は斉藤仁先輩。中学生の頃からの憧れの先輩である。
「おー。やっぱりいたー。」ゆったりと喋る彼はどこかミステリアスな雰囲気を漂わせる。
「...やっぱりって何ですか。」正直、彼とこんなに早く再開するとは思わなかった。
「少し探したたんだよー。部活のことでねー。」部活、といえばと私は思考を巡らせる。
「美術部ですか?」彼と私は中学生の頃は同じく美術部に所属していた。
「うん。いやー、部員が少ないからねー。どうにかしろーって、部長からねー。」と、彼は続ける。
「私でよければ、わかりました。」憧れの人と一緒の部活なんだ。断る理由はない。
「はいこれ、あげるー。」ニコニコと(元々糸目だが)彼が差し出したのはスケッチブック。
「入部祝いねー。あ、ちなみにー、部活は土日祝日以外でー、時折変更があるけど、まー適当でいいよー。」そこまで話したところで都合がいいことに彼の電話が鳴る。
「んー。...ごめんねー。今日はここまでみたい。」バイバーイと彼は手を振って帰って行った。
ご閲覧ありがとうございました。
こらからもゆっくりやっていくつもりです。
人物紹介的なのをしていこうと、思います。
記念すべき一回目は当然この人。
七瀬明里 女子 (15)
誕生日は九月くらいかなと、少々雑。
軽い説明...この物語の主人公。自称普通の女子。友達といえるような人は割と多め。性格は誰にでも明るく接することができる。嫌なことを嫌と言えず、なんでも請け負ってしまう、一人で抱え込んでしまうなどの一面もある。
といったところでしょうか。
それでは次回もお願いします。