7/8
※ 次回予告
孤軍奮闘する田所。
大の字でそれを眺める日下部。
飛び交う怒号、そして銃声。
不敵に笑う能面は、ついに奇妙なその力を顕現する。
それは、まさに怪異。
緩やかに、しかし確実に迫り来る “死”
その生命を盾に、必死に運命へ抗う田所と日下部。
半ば興味本位で踏み入ってしまった世界。
きっともう元には戻れない。
誰も知らない、世界の片隅。
これは、どこにでもいるサラリーマン、日下部元の物語。
日陰でそっと芽を出す、シダの様な物語。
次回、『最後に、もう一度だけ』
来週(願望)も、君は生き延びることができるか。