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ローリーポーリー イギリス人が懐かしむ銘菓


 昔懐かしい菓子であり、プディング(蒸し料理のこと)の一種


 イギリスの学校給食として特に第二次世界大戦後に出されていたことが多いため、国民的に知れ渡るおなじみの巻き菓子である。ビアトリクス・ポター著作のピーターラビットにも登場するほどに有名な菓子。


 伸ばした生地にジャム・マーマレード・ドライフルーツや糖蜜などを広げて巻いたものがローリーポーリーである。ロールケーキくらいの大きさがあり。スライスして一人分に切り分けて食べる。


 もし作るとき、イギリスでは材料にケンネ脂を使うが英国面の紳士でないならバターなどで代用することをお勧めする。


 生地に甘さがないため、ベーコンなどを巻いたスナックのようなローリーポーリーも存在したらしい。



■親衛隊長 オリヴィエ・J・ローリーポーリー少佐 のキャラクター 


 主人公が外遊するときは、ローリーポーリー少佐が護衛の任に就くが、物語の中では基本的に主人公が何かしでかさないように注意する立ち位置である。マナーに関しては特に何か言うわけでもないし、移動中の歓談に付き合ってくれる話し相手である。非常に物知りであり、主人公の質問にもいろいろ答えてくれるが、それ以外の菓子の命令には基本的に直立不動で何も反応を示さない近衛兵らしさがある(そんなシーンはないけれど)。

 

 ビスケット王国の親衛隊は、女性君主には女性の親衛隊員を、男性君主には男性親衛隊を君主直近の近衛兵隊として配置する決まりとなっている。残念ながら、性別が中間の人はこの時代のビスケット王国においてまだ定義されていない。


 また、君主の年齢に比較的近い兵士を配置する規則となっている。そのため、少佐格のローリーポーリーが隊長を行う。


 普段ポニーテールであり、亜麻色の髪である。兵隊らしからぬ丸く優しい瞳の美女である。背丈は王女の奏と変わらない。ラズベリージャムの香りがするらしい。



■裏話 二代連続でやらかすローリーポーリーの一族


 主人公が国民へサービスしすぎて投げキッスするシーンにおいて、この失態を止められなかったのは母娘の二代連続であったらしい。結果として翌日の新聞でいいように書かれてしまう。もっとも、やらかした本人が止めてくれなったと周りを非難するほど器の小さい人間ではないので今回もお(とが)めはなかった模様である。


 代々、ローリーポーリー家は王室に仕える一族という設定にしているが、咄嗟に母の言葉を思い出すあたり、毎日のように教えられていたのかもしれない。



本編である姫君のスイーツ王国記もよろしくお願いします。


作者作品か、タイトルの上部ある姫君のスイーツ シリーズリンクよりご覧いただけます。


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