-プロローグ-
BLは世界を救う。
それが私の座右の銘。
ビバ!!腐女子!!
私はいつも変わらぬ生活を送っている。
けれど明日はいつもと違う生活になる!!
何故なら…。同人誌を買いに行くからだァァァ!!
戦利品いっぱいの車で事故死して
気づけば異世界なんて
そんなラノベみたいな展開あるわけがない!!
と、昨日までは思っていた。
「な、な、ここは何処?!」
視界には真っ白な空間が広がっている
そこには1つのモニターが。
「私の車?!それに私倒れてる!?」
見覚えのある車に白い猫のトラックがつっこみ
巻き散らかっている同人誌の数々。
「私の人生終わった??色んな意味で…」
???「そうじゃよ。お前さんの人生は終わった」
なんだこの失礼なじじいは。
明らかに頭のおかしい格好をしている
凄く神々しいじじいがそこには立っていた。
「神々しい…??」
???「そうじゃよ。わしが神じゃ。」
あーらやだ。私の頭もどうかしているみたい✨
創造神「お主の頭はどうにもしてないぞ??」
「あら…。心を読まれた…。」
創造神「読まなくてもわかるぞ。」
エスパー?
創造神「お主は死んだのじゃ。」
「これって世間で言うところの、神様のミス??」
創造神「いや??最初からお主には死んでもらいたかったのじゃ。」
何それ酷っ。
創造神「実はの。わしが管理しとる世界が3つあっての。地球以外の2つの世界が今大ピンチなのじゃ。」
うーわ。ラノベの展開か…。
で、これ転生しろってやつだよな
創造神「そうじゃの。」
「今度こそ心読まれた!!」
創造神「うむ。あたりじゃの。
まぁ、そこまで分かっているのなら
話は早いのじゃ。」
地球以外の2つの世界って
私この2つの世界のどちらか選ばないといけないの?
私の選択でもう1つの世界って
創造神「うむ。滅びるな。」
「皿割る感覚で滅ばせないでほしいんだけど。
もう1人持ってくることできないの??」
創造神「そうじゃったな。わしとしたことが。
ポチッとなっなのじゃ。」
急に地面?が光出した
すると私の弟の姿ともう1人の青年の姿が。
創造神「おっと。間違えて2人呼んでしまった。」
弟「姉貴?!お前、キモイ本散らかした無惨な姿で
死んでたじゃねーか。通行人引いてたぜ?」
うっ…。弟に言われると傷つく。
青年「ここは何処ですか??
僕はコミケから帰る途中だったんですけど…」
創造神「コホン。3人ともよく聞きたまえ。
なんでも好きなものを3つあげるのじゃ。
要望もできる限り答えよう。
なので、世界を救ってくれんか??」
「私、せめて弟と行きたいんですが。」
創造神「よかろう」
弟「まじ?!異世界?!ラノベじゃん!!
ねぇじいさん!!魔法とかってあんの?!」
創造神「じいさんとはなんじゃ!!
まぁ魔法はあるが…
取り敢えず2つの世界の紹介するから
どちらか選んでくれないかの。」
青年「僕は余った方で大丈夫です。」
創造神「まず1つ目はアルテルーノという世界じゃ。
まぁ、そう呼んでいるのはワシだけじゃが…。
ここは魔法があr((じゃあそこがいい!!じいさん!!」
創造神「「話を聞かんか!!」」
弟「すみません…」
創造神「いいか??ここはアルテノス皇国が
真ん中に位置し、他に沢山の国が存在する。
魔法の他にも錬金術などが発達している
ただ冒険者が少なく、勇者召喚にもろくに
成功しないため魔族が急激に勢力を上げているのじゃ
その為世界の危機なのじゃ。
冒険者になればお金に困ることはないだろう」
ふむふむ。長いな。
弟「もう1つの世界は?!」
創造神「もう1つの世界はな。サキュッシュと
ワシは呼んでいる、
マリンド聖国が真ん中に位置する
地球でいうと大きな宗教団体じゃの苦笑
ここも神にすがるばかりでほとんど
戦闘などが行われていない為世界が
どんどん落ちぶれて行っているのじゃ。」
弟「俺アルテルーノ行きたい!!冒険者なる!!」
「じじい。向こうの世界にBLは??」
創造神「アルテルーノには一応あるぞ??」
「アルテルーノにします。」
BLがない世界は考えられない!!即決だろう!!
こんな風に私と弟のアルテルーノ行きが
決まったのである。
プロローグはここまでです!!
私、弟、存在感の薄い青年は創造神に何を頼むのか!!
次も見てくださいね!!