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「A」  作者: みんと*
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61/64

最終章

・



はじめ。見えたのは、光だった。



白くて。



明るくて。



キラキラと美しくて。まばゆいばかりの。・・・・



この世のものとは。思えない、くらいの。・・・・





ふ。





そう考えて、思わず。笑った。






そっか。・・・・・






ひとり、つぶやいて。



またその光を、見つめる。



なぜなのか。全くまぶしくは、ない。



それがとても。不思議だな、と思った。



その光を。目をしっかりと開けて。見ていられる。



あの方向に。いけばいいのか。



ふと気づく。




赤ん坊も。そうなんだろうな。



明るいほうへ。



誰にも。教えられなくても。




あの方向に。



いけばいいのか。




そう思って。



生まれてくるんだろな。



心に喜びが。生まれた。





一歩足を、踏み出す。




・・・。足がある。・・・まだ。・・・・・




そんな事、思ってまた、ふと笑う。




ふわ ふわ ふわと。




まるで、雲の上を歩くように。その道を進むと。



その真っ白な。まばゆい光の中に、全身を包まれた。





少しだけ。怖くなる。



おれは。



どうなるのかな。これから。・・・・



どこへいくのかな。





そう、思ったのは一瞬で。



すぐに。そっと手を、握られた。





感覚で。わかった。



顔を上げる。





目に映る、その姿を見つめて。その。・・・瞳を見つめて。





懐かしい瞳を見つけて。



おれは。



嬉しくて、微笑んだ。





へぇ。・・・・・・



本当に。





おまえ。・・・・・



本当の。




















































天使だったんだ。




Fin・

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