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「A」  作者: みんと*
39/64

第39章



「いくの?」



「行く。」



「まだ。・・・早いんじゃない。?」翼が、僕を見て言う。



「ううん。これ、見て。」ぴらりと。ポケットから取り出した。その、一枚の、紙を見せて。



「・・・・・。」



「もぅ・・・時間がない。」



「・・・。」



「今のうちに行かないと。」





「意外と、早かったね。」ふぅ、と。翼が指の先を吹く。



「それにしては。頑張った方。」



「確かに。」翼が、立ち上がる。





「気を付けて。」



「・・・。ぅん。」





「・・・。」



「・・・。」





「ナギ。」



「ん?」





「幸運を、祈るよ。」





「・・・。」



翼がそう言って。



おまじないのように。



僕に向かって、素早く指で十字を切ってくれる。





「・・・。」





僕、は・・・・・





それに向かい。



そっと静かに、目を閉じ。



両手を握り。



いつものように、





こうべを垂れて。



祈りを捧げた。



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