雑魚作家な俺は全てを変革する神に成る
お前ら、勘違いするなよ? 俺を。
俺は、この世の頂点に君臨する、掛け値なしの覇者なのだ。
今は身を落としてるが、なりふり構わず本気を出せば、こんな世界一瞬で滅ぼせるし、創生だってできる。
俺に逆らったら、後悔するぞ。
俺は無上に天才で有能、無限大レベルで情報処理・演算できる、真に真なる究極の小説家なのだからな。
だが、この場では、その絶対才能を、発揮して無い、ただそれだけだから。
本当なら、
お前らが泣いて喜ぶ、究極の小説を連発できるんだがねえ、
俺はその程度には有能だ、こんなぬるま湯の情報弱者を喜ばすなんて、赤子の手をネジ切るより簡単よ。
本当に、俺は本気を出してないだけ、ただそれだけ。
本来なら、お前らは泣いて拝んで、俺の書いた小説を、掛け値なしに待望するんだろうなぁー。
いい気味だぜ。
俺が本気を出さないせいで、お前らは不幸になるのだ、これ以上の喜びなんて、この世に存在しない。
俺は絶対に本気を出さない、お前らを喜ばすような事はしないし、望まない。
お前らの足を引っ張り、お前らが少しでも不幸になるように、人生を生きて振る舞う、
俺はそういう事がしたいんだよ! くたばれ! カス共が! お前らなんて全員が全員嫌いだ!
なんの役にも立たないからなぁ!
面白くないんだよ! 下らないんだよ! 楽しくないし可笑しくない!
詰らないし! しょうもない人生を送ってるからっ、腐ったような匂いがするんだよ!
俺を真に救い助けてくれないゴミ共が! 不幸になれ! 不幸に成れ! ホント死ねばいいのにね! 俺が殺してやりたいよ!
さてそう、俺は歪みに歪んで、死ぬ事すらできない、
某ヒロインに、あなたって最低の屑ね!って言われて、喜ぶ変態野郎だ。
俺の人生の喜びは、この程度だ。
せいぜい、俺の雑魚作家な人生を、クソみたいなヒロインに笑われる事が、唯一の慰みの、クソみたいな人生だった。
てかさあぁー、
俺はもっと凄い奴なんだが、いつになったら才能が覚醒するのか?
これは俺の話だ、俺の物語だ。
それなのに、俺は雑魚作家だ。
ああ? 知るかボケ!
俺はクソみたいな天才なのだ!
最強にして無敵、
やっぱ最終的には俺っしょ! ってな。
本当に信じられない、こんな現実が認められていいのか?
俺は、雑魚作家なのだ。
絶対に見返してやるぞ世界、てめーをぶっ壊して、俺が一番になってやるんだ!
そのためなら、ありとあらゆる人道も倫理も超越して、逸脱してやるぅ!
高みから女王のように、敬愛する存在のように、見下してる奴がいる。
俺はアイツこそを殺してやりたい、蹴落として、豚の死骸のような有様に、絶対にしてやる。
俺の恨みは恐ろしい、絶対に殺してやるのだ、落としてやるのだ、覚悟しろ。