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家神ちゃんはそっとトビラを閉じる  作者: 豆腐王
壱章:友好ゲージ【MIN■□□□□□□□□□MAX】
18/20

1-10 ゆりのはなが咲くことはなかった

※ちょっとエッチな雰囲気が漂います。

GL要素はたぶん有りません。

 お風呂場で、椅子に座ってかけ湯して。一心不乱に手拭いで石鹸を泡立てて・・・。

 擦りガラスの向こう、脱衣所に見える人影が段々肌色になって参りました。ガン見してますごめんなさい家神です。


 うわぁ・・・擦りガラス越しでも大変刺激が強い。むしろ、良く見えないから色々想像してしまって、頭がくらくらして来るぜ・・・。

 ヤバイ、このままでは反応する男の子はもう付いて無いけど、色々ヤバイ。

 あぁ・・・もう入って来ちゃう・・・。

 だが、R-15を越えるような描写をする訳には行かぬ!

 これでどうだっ!!


「ひぃぃ・・・目がぁ、目がぁぁぁ・・・。」

「お待たせぇ・・・って、えぇ・・?何してるの・・・?」


 トビラが開く音と足音、間一髪だが手拭いで目隠しすれば何も恐れることなどすげぇ石鹸が目に染みる。

 だがこれで余計な物を見る心配はない・・・。俺の勝ちだ。ドヤァ!


「いえ、お気になさらず。お風呂に入る時の我が家の作法でして。」

「ふ、ふ~ん・・・。良いんだけど、その状態で色々洗えるの・・・?」

「大丈夫です。問題有りません。」


 ほら、手桶だって手探りで・・・手探りで・・・あれ?どこいった?


「ほら・・・やっぱり見えてないじゃないの。良いわ、洗って上げるから、じっとしてなさい。」

「ふぉっ?!」


 何か背中全体に柔らかいやら温かいものが・・・ってか、両足にも何か当たってるし、何これどういう状況?!

 ひぃ・・・見えないから余計に触れてる部分が色々敏感になってる様な・・・。

 うわ、今度は頭が何かくすぐったい・・・これは髪を洗われてるのか・・・?


「んふふふ・・・綺麗な黒髪ねぇ・・・手触りも凄いわぁ・・・。」

「・・・んくっ?!」


 み、耳元に声が・・・息が・・・。

 やばい、何か顔どころか体が熱い・・・ってか、頭がぼーっとしてきた・・・。


「ふふふ・・・どうしたのかなぁ・・・?もじもじしちゃってぇ。そんなに美味しそうに誘って来ちゃうと、今すぐ食べちゃうわよぉ?」

「ふぇっ?!」

「ほーら・・・先ずは可愛いお耳からいただき『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』ぐえぇぇ!?」


 ・・・え?


『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』

「ちょ・・・待ちなさい!本気で襲おうとした訳じゃ・・・。」

『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』

「ひぎぃ?!」


 ・・・・・・・・え?


「あ、あの・・・?エス・・・さん?」


 ・・・返事が無い。ってか、背後の温もりもいつの間にか無い。

 恐る恐る、手拭いの目隠しを外すと・・・。


「・・・あれ?・・・誰も居ない。」


 目を開ければ、そこは広々とした浴室で、俺以外は誰も居ない。

 ただ、何故か更衣室のガラスのトビラが開いたままで・・・。


「・・・ん。ちょっと冷えて来たかな。」


 何時の間にか頭も体も泡が洗い流されていて、ちょっとブルッと身震い一つ。

 湯船に浸かって温まろうと、俺は開け放たれたままだった更衣室のトビラをそっと閉じた。

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