1-8 家神ちゃんねる
今回は、作中に某掲示板用語が出て来ます。苦手な方はごめんなさい。
これ以降は、本編で使われる事は有りませんので、ご了承ください。
キレてる!デカイよ!バリバリッ!
お昼はお肉類は止めてお魚にしよう。食糧庫に干物あったよな・・・。
さて、お昼の献立を決めながら、厨房に向かうために玄関に戻ると目に付く掲示板。
先に、これに住人へのメッセージを書いておこう。
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【秋恋邸】おとめごころこいやしき総合【Part1】
1 : 紅葉@家神1500/04/12(生) 11:40:25.55 ID:●●●●●
スレ立てたお!
住人同士でコミュニケーション取りたい時に利用してください。
最初は挨拶と一言をお願いします。
例:こんにちは、家神の照山紅葉です。住人の皆さんはこれからよろしくお願いします。
後、この屋敷の名前は秋恋邸と言うそうです。名付けた奴出て来い。ふぁっくッ!
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よし、何か色々ダメな気がするけど、掲示板ってこう言う物だよね?兎に角、好っ!
さて、それじゃお昼ご飯の準備でもするかねぇ、良い時間だ。
俺が厨房のトビラを開けたところで、玄関のトビラがオープン。
「ふぅ・・・本気で斬られるとは思いませんでしたな。くっつけるのに時間が掛かってしまいましたぞ。」
何か物騒な事を言いながら、ダンディーなおっさんが入って来た。あ、パンツの人だ。
警戒を込めた目で見てると、おっさんもこっちに気が付いて、
「おや、こんにちは。ワシは5号室の住人でオーキッド・オルドレイクと申します。以後、お見知りおきを、小さいレディさん。」
とか言いながら、黒いシルクハットを脱ぎ、とても優雅な動作で一礼して見せるおっさん。
綺麗に撫で付けた白髪交じりの黒髪に、柔和な三日月型の深い緑の瞳に、皺の刻まれた細面、立派なカイゼル髭を蓄えた、スリーピーススーツに身を包んだナイスミドルがそこに居た。
やべぇ・・・超渋い。
「はい、こんにちは。私は家神の照山紅葉と言います。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。オーキッドさん。」
「おや、家神様でしたか。これは失礼。ふふ、しっかりした素敵なレディの様ですな。」
やめてください。俺は中身男なんで、凄い鳥肌立ちます。
「ところで・・・この玄関脇に設置されたボードは?朝は無かったと思いますが。」
「あい、住人の方々と気軽にコミュニケーションを取ったり、伝言や連絡に使える様にと設置した掲示板です。是非役立てて頂ければと。」
「なるほどなるほど、素晴らしい気配りですな。では、ワシも早速一筆させて頂きましょうか。」
お、早速レスが付くぞ!これは幸先の良いスタートに・・・。
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2 : オーキッド@5号室1500/04/12(生) 11:44:12.65 ID:×××××
>>1乙
こんにちは、5号室住人のオーキッド・オルドレイクと申します。どうぞお見知りおきを。
さて、堅苦しい挨拶はこの辺にして、次の方の為に気軽に話せる雰囲気をば。
>>4は今履いてるパンツの詳細ヨロ
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・・・何かおっさんが凄くドヤ顔でこっち見てる。
俺は目線を合わせない様にして、厨房に滑り込んでそっとトビラを閉じた。




