表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
家神ちゃんはそっとトビラを閉じる  作者: 豆腐王
壱章:友好ゲージ【MIN■□□□□□□□□□MAX】
16/20

1-8 家神ちゃんねる

今回は、作中に某掲示板用語が出て来ます。苦手な方はごめんなさい。

これ以降は、本編で使われる事は有りませんので、ご了承ください。

 キレてる!デカイよ!バリバリッ!

 お昼はお肉類は止めてお魚にしよう。食糧庫に干物あったよな・・・。


 さて、お昼の献立を決めながら、厨房に向かうために玄関に戻ると目に付く掲示板。

 先に、これに住人へのメッセージを書いておこう。


========================================

【秋恋邸】おとめごころこいやしき総合【Part1】

1 : 紅葉@家神1500/04/12(生) 11:40:25.55 ID:●●●●●

  スレ立てたお!

  住人同士でコミュニケーション取りたい時に利用してください。

  最初は挨拶と一言をお願いします。

  

  例:こんにちは、家神の照山紅葉です。住人の皆さんはこれからよろしくお願いします。

  後、この屋敷の名前は秋恋邸おとめごころこいやしきと言うそうです。名付けた奴出て来い。ふぁっくッ!

=========================================


 よし、何か色々ダメな気がするけど、掲示板ってこう言う物だよね?兎に角(とにかく)好っ(よしっ)

 さて、それじゃお昼ご飯の準備でもするかねぇ、良い時間だ。


 俺が厨房のトビラを開けたところで、玄関のトビラがオープン。


「ふぅ・・・本気で斬られるとは思いませんでしたな。くっつけるのに時間が掛かってしまいましたぞ。」


 何か物騒な事を言いながら、ダンディーなおっさんが入って来た。あ、パンツの人だ。

 警戒を込めた目で見てると、おっさんもこっちに気が付いて、


「おや、こんにちは。ワシは5号室の住人でオーキッド・オルドレイクと申します。以後、お見知りおきを、小さいレディさん。」


 とか言いながら、黒いシルクハットを脱ぎ、とても優雅な動作で一礼して見せるおっさん。

 綺麗に撫で付けた白髪交じりの黒髪に、柔和な三日月型の深い緑の瞳に、皺の刻まれた細面、立派なカイゼル髭を蓄えた、スリーピーススーツに身を包んだナイスミドルがそこに居た。

 やべぇ・・・超渋い。


「はい、こんにちは。私は家神の照山紅葉と言います。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。オーキッドさん。」

「おや、家神様でしたか。これは失礼。ふふ、しっかりした素敵なレディの様ですな。」


 やめてください。俺は中身男なんで、凄い鳥肌立ちます。


「ところで・・・この玄関脇に設置されたボードは?朝は無かったと思いますが。」

「あい、住人の方々と気軽にコミュニケーションを取ったり、伝言や連絡に使える様にと設置した掲示板です。是非役立てて頂ければと。」

「なるほどなるほど、素晴らしい気配りですな。では、ワシも早速一筆させて頂きましょうか。」


 お、早速レスが付くぞ!これは幸先の良いスタートに・・・。


=========================================

2 : オーキッド@5号室1500/04/12(生) 11:44:12.65 ID:×××××

  >>1乙

  こんにちは、5号室住人のオーキッド・オルドレイクと申します。どうぞお見知りおきを。

  さて、堅苦しい挨拶はこの辺にして、次の方の為に気軽に話せる雰囲気をば。

  

  >>4は今履いてるパンツの詳細ヨロ

=========================================


 ・・・何かおっさんが凄くドヤ顔でこっち見てる。

 俺は目線を合わせない様にして、厨房に滑り込んでそっとトビラを閉じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ