秀夫との合流
毎日このペースで投稿できればいいのに……
― 住宅地 ―
09:10
現在、空は快晴で10月らしい穏やかな天候となっている……がしかしマウンテンバイクに乗って時速28.7Kmで走っており汗が止まらない。
走りながらトランシーバーのヘッドセットに向かって秀夫を呼び出す。
「ゼェ、ハァ 秀夫か?」
「ああ俺だがどうしたそんなに息を切らせて? 別にアニメ見てるからゆっくり来ても構わないのに……」
……ん?
今こいつはなんて言った?
アニメと言ったか?
「……。」
「すまなかったから、その無言のトランシーバー越しで伝わってくる威圧感をやめてくれ。」
秀夫の発言を無視して俺は、一般的なエアライフルの有効射程である約50m前方に2体の奴らが居たのを確認するとスリングで背負っていたエアライフルの空気残圧のメーターを確認し5連装マガジンに全て弾丸が入っていることを確認した後、弾丸の降下距離を考慮した上で、(と言っても50mだとレティクルの中心)
レティクルを右の奴のこめかみに合わせトリガーを引いた。
因みに普段から使用しているM110と同じ重さ(1.8Kg)にトリガーブルを調整済み。
トリガーを引いた瞬間 エアライフル本体に内蔵されている圧縮空気タンクに取り付けられている弁が解放され、タンク内の圧縮空気がチャンバー内に正確に保持された鉛製ペレットを押し出し、ライフリングによって弾丸の側面部に旋状痕を刻みながら回転し、普段から使用している7.62×51mm弾とは比較にならない程の小さな音で50mの距離を飛翔し、奴らの頭蓋骨を貫き内部で弾頭がイクスパンション(弾頭の先端部が潰れ運動エネルギーをそのまま殺傷能力に変換される現象)を起こし脳の機能を停止させた。
そして正確に脳の機能を停止させられた奴はその場に崩れ落ちた。
俺は、一発目を発砲したのと同時に隣の奴の頸椎部に照準し発砲した。
頸椎の神経を破壊された奴は全身の筋肉を収縮させ活動するための電気信号を強制的に遮断されその場で身動きが取れなくなり一射目と同じように崩れ落ちた……
その瞬間俺は、訓練生時代に教官から教えてもらったある言葉を思い出していた。
『銃声が聞こえる頃には既に弾丸はお前を貫いている。』
普段の俺は、実銃を使用した狙撃手の為この言葉では狙撃する側だが今の状態では、俺はいい獲物だ。
……そんな結末は嫌だと思うと同時に俺は行動を開始した。
どうやらやはり奴らは、音にのみ反応しエアライフル程度の音量では気が付かないようだ。
その辺のミリタリーショップでボウガンとかを置いてあったら回収して使わせてもらおう。
奴らに対しても人間に対してもやはり無音で遠距離からテイクダウン|(無力化)できる方がいいに決まっている。
― 住宅地 ―
11:28
「大体お前の家の家のそばに来たがお前の家はいったい何処だ!?」
「そこから4時の方向に386m前進したところ。」
……あのマンションか。
「了解。何号室だ?」
「1503号室」
随分と高い階だなおぃ
― 1503号室前 ―
11:35
コン コン ……返事が無い。
コン コン ……やはり返事が無い。
……チッ
パシュ パシュ パシュ(エアライフルの発砲音) ……ダン!!(蹴破った音)
「うぉ!? 吃驚した!」
……スッ
レッグホルスターに取り付けたある格闘戦用のナイフを抜いて格闘戦の構えをすると、
「非常に怖いので笑顔のままナイフを構えるのをやめて下さい。お願いします。アニメを見ていたことは謝罪しますので……ってもう投げてるし!?」そう言いながら秀夫はぎりぎりでナイフを避けた。
ザクッと言う音と共に一番奥の壁に突き刺さった。
12:00
秀夫の家で昼食を取ってからお互いの知っている情報を共有した後すぐに会社に向かって出発した。
秀夫の所有しているジープに(あくまでもジープ決してハンヴィーでは無い)乗り込み(一応M1044(武装型)を所有している。)
……なぜここまで乗って来なかったかって?
簡単な話だ。現在修理中だからだ(職場にて)
そして俺たちは、自らの職場へと向かって行った。