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遭遇

― 自宅 ―

08:25


そして俺は起床した。

「机痛い、寝すぎたかな」


ふと左腕につけているミリタリーウォッチ(TRASER Commander Titan)を見ると

「え、08:30?」

……遅刻した...だと...



……まぁいいか、あの指令官だし。


とその時携帯電話の着信音が鳴った。

携帯電話を開くと発信者は秀夫となっている。


「なんだ秀夫か」

「何だとは何だw」


「で?」

「ああそうだった取り敢えず外に出ろ」


「あぁ?まぁいい」


秀夫に言われるがまま家の外に出た。

自宅の位置は勤め先と同じく郊外にある。


……?

何も無いじゃないか。どうしたって言うんだ?

後ろを見ると向かいの家の老人が居た。

「あ、どうもおはようございます」

と言い終わると同時に老人がいきなり殴り掛かって来た。


反射的に突き飛ばしてしまったがどうにもこの老人様子がおかしい。


挙動が変で瞳孔が開ききっている。

そこから考えられることは……まさか既に死んでる?


周りを見ると不審に思ったのか周りの住民たちが集まって来ている。


「おいおい、どういう事だよ?」


明らかに住民の挙動がおかしい。


「誰か話を聞いて下さい」


……返事が無いただの屍のようだ。

 (おっと冗談を言ってる場合じゃ無いようだ。)



これは現実なのか?


 生き残るためには……まぁいい今出来ることをしようじゃないか。


取り敢えず右足首付近に取り付けてあるアンクルホルスターからスミス&ウェッソン製のナイフを取り出し念のため最終警告をする。


「動くな!! 動いたら殺す!」 ……普段だったら即警察が来て逮捕ものの台詞を言う。


但し止まるものは居なかった。


便宜上あのゾンビのような何かを奴らと呼ぼうと思う。

右手に持ったナイフを一番近い奴の頭に突き立て刺した時の力のまま前へ突き出すことにより刺されて奴の額からナイフの刃が抜け更に後ろに居た奴らも将棋倒しとなって倒れていく。

三体ほど奴らを刺し蹴り倒す動作を繰り返し自宅へと戻りすぐにシャッターを閉めた。


携帯電話を取り出すと秀夫に電話を掛けた。


「外にで「どういう事だあれは!?お前のせいで死にかけたんだぞ!後で覚えてろ!!」すまなかった。何が起きているのかは俺にも分からん」


「クソッ で?どうするんだ?俺は取り敢えず職場へ行こうと思っているんだが……」


「奇遇だな俺もだよ。あんたの家から俺の家はルート上だろ?」

「寄って行けってか?」


「いつも通り遅刻したからなwww あと腕のいい観測手が必要だろ?」


「……お前じゃなくてもいいんだが「何...だと...」あ、あとお前のエアライフルを使わせてもらうぞ。」

「ああそいつは使ってもいい。と言うか持ってきてくれ」


会話を終えると俺は自宅中から使えそうな装備・物品を掻き集めた。

銃を一応取り扱ってはいたものの注文を受けてから取り寄せだった為実銃が無い。

この時ばかりは実銃を置いておけば良かったと本気で思った。

家から持ち出した装備品




・エアライフル


俺がが普段から愛用しているディオン光学機器(日本)製の高倍率スコープを上のマウントレールに取り付けたセミオートマチック式エアライフル

……スコープの方が金額が高い。


・ナイフ


説明するまでもなく奴ら~鉄板まで切り裂けるCQB用のかなり頑丈なナイフとマルチツール等数種類


・AN/PRC-148個人用携帯無線機


アメリカ軍の正式採用モデル

・第3.5世代ナイトビジョン


単なる暗視装置である。(最新モデルだが……)


・レーザー距離計内蔵型双眼鏡(LRB 25000)


ニューコンオプティック社製の軍用モデル25Km先の目標までの距離を正確に測定することが出来る。


・GPSマップ


人工衛星を利用した地図


・地図


上のGPSが故障した時の為の予備


・電池・ソーラー式充電装置


名称のままである。


・エアライフル用ペレット


鉛でできたのエアライフル用の弾薬(1缶500発入りで600円前後)


・携帯食料


アメリカ軍で大変評判のいい(違う意味で)Cレーションでは無く自衛隊向けの戦闘糧食


・ノートパソコン+人工衛星通信モジュール


情報収集用である。


……あと迷彩服とタクティカルベスト(ほぼロスコ社製)等で総重量は25Kg程


奴らの行動を見ていてわかったことは、

・音に敏感に反応する。

・各感覚器官は聴覚のみで他は衰退している。

・頭部が弱点ではあるものの他の部位でも倒すことは可能のようだ。


そうして準備・調査を終えるまで30分程掛かり、自宅の車庫からマウンテンバイクで秀夫の自宅へ向け出発した。

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