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不完全詩集

善意であり、好意であり

作者: 雪傘 吹雪

貴方を守りたいって願う


貴方が困っていたら助けてあげたいし


手伝える事なら何でも手伝う


それが危険を孕んでいても関係ない


貴方が少しでも笑っていられるなら


私にとっても嗜好の幸福


それに貴方へと感謝もある


貴方のせいで病んで


死にたくなるけど


貴方のお陰で沢山救われた


まぁ、貴方が居なければ死にたくもならなかったのかもしれないけど……


けど、貴方が居たから今の生活を手放したくないって思える


辛い事の方が多いけど


それでも、明日にちょっとだけの希望を持てるのは貴方のお陰


明日が怖いのは変わらないけど


明日を待ち望む自分が居る


早く貴方に会いたいなって思う


でも、やっぱり会ったら会ったで疲れちゃうな


何が間違った行動か


何が正しい行動か


自分でも判断できない


後から悔やみたくないから


それはそれで嫌なんだけどね


多分、私と共に居る事は悪い事だから


本当に貴方を守りたいなら


近づいちゃダメなんだ


いつかは今を止めて


私自身が変わらないといけない


貴方がいつまでも幸せである為には


諦めたって言わなくちゃ


けど、諦められないどころか


この腐った恋心は強くなり続ける


それのせいで私は沢山泣いた


前は夜だけだったのに


今じゃ人前でも辛くなって


死にたくなって


他の不安も重なって


「あああああああああ死にたい死にたい死にたい」って気持ちになって


それが小さく口から漏れる


あぁ、こんなに弱いのに


貴方を守るなんて


夢のまた夢じゃん


それなのに、貴方の事が好きだから


いや、好きじゃなくても


私は誰かを救おうとする


そういう無責任な人間なんです

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