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JKの一人暮らし  作者: おくとく
1/1

田舎卒業

20××年3月 

私はクソ田舎××中学校を卒業した。

私の中学ライフは微妙だった。

友達は両手で数えれるぐらいしかいないし、父親とは災厄だった。

別に複雑な家庭ではなかったけど、小さい頃三兄弟の末っ子だった私に父が「お前のことを甘く育てすぎた」と言って良く怒るようになった。

毎日が本当にストレスだった。

ただの逃げだとはわかっているが高校生になったら家を出てってやると小さいながら思った。

だから、友達とは別の高校にした。

友達に都会の高校に行くと言うと、

「頭良くないのに行けるの?」と言われた。

そう、私の住んでた田舎は頭が良くないと都会の高校に行けないと思っている人が多いのである。

本当に田舎なんだなと思い知らさせる。

最初は友達にそんなこと言われてショックだったが逆に対抗心が出てきて受験頑張ろうと思えた。

去年の夏に受験高を決めて、いざ家探しとなった。

最初は寮に住む予定だったが、色んな寮を見ても狭かったり、門限が短すぎたりしてあまりにも自由が無くて私には合わないと思った。

ダメ押しで親に頼み込んで一人暮らししてもらった。

すんなりに「いいよ」とはもらえるはずはなく、まず始めに母を説得しようと思った。

意外と母は私の一人暮らしに賛成派だったらしく理由を聞くと、私が都会に住んだら推しのライブが2日間あってもホテル代がかからずに遊びに行けるからと言う理由だった。

以外と母はオタクだった。

その後母と一緒に父に話をつけて一人暮らしの許可を得た。

その他にも、タイミング良く従兄弟の家が持っていたマンションの一室が空いてて借りることが出来た。

全てが順調だ。

これは神も私のこと一人暮らしにしろと言っているんだわ。なんて思って過ごしていた。

すごいだろう。15歳で一人暮らしだ。

早く高校入学したいなと思いながら引っ越し準備をしていたらあっという間に一か月が過ぎた。


20××年4月 ××高校 入学

私入学おめでとう。

そして、今日から一人暮らし。

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