第2章32話:通学
15分ぐらいかけてコーヒーを飲み干す。
それが終わったら歯を磨く。
服を着替えた。
大学生は私服が基本なので、ルミも着るのは私服。
肩出しのブラウス、
スキニーパンツ、
……という服装だ。
さらに化粧をする。
簡単なナチュラルメイクである。
大学に入るまでは、この手のオシャレなんか無視して、脇目も振らず剣ばかり振ってきたが……。
さすがに大学ではそうもいられないと思ったので、頑張って化粧の勉強をした。
おかげで多少は美容意識が上がったと思う。
まあ、使っているのはプチプラ化粧品ですけどね。
アイテムバッグに大学の荷物を詰めていく。
今日の荷物は多くない。
まだ受ける講義を決めてないからだ。
だから教科書はなく、筆記具、大学への提出書類などだけ入れていく。
あとは、剣。
どんな事態が起きたときでも対応できるように、愛剣と予備の剣を所持しておく。
探索者資格を持っている場合、このように剣や銃の所持は認められる(資格がない場合は銃刀法違反になるのが一般的)。
ルミは配信者デビューをする前に、探索者試験を受けて、資格を取得済みだ。
この資格証もバッグに収納しておく。
剣にあわせて、戦闘衣であるコートと仮面も入れておく。
さて、荷物が詰め終わったので、アイテムバッグをポーチのように腰にかけた。
そして服のポケットには、携帯と学生証。
2万円と小銭を入れた小さな財布を入れる。
下宿であり徒歩通学なので定期券はナシ。
準備が整ったので出発することにした。




