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第1章12話:騎士

奥に王座がある。


そこに、全身を鎧で包んだ戦士が座っていた。


まがまがしい闇色(やみいろ)鎧騎士(よろいきし)


体格は巨体だ。


2メートルはあるだろう。


「……? 人間ですか?」


ルミは尋ねた。


人型をしており、もしかすると探索者である可能性もあったからだ。


しかし、返答はない。


静かに鎧騎士が立ち上がった。


柱に立てかけていた大剣を手にとり、構える鎧騎士。


ルミは言った。


「まあ、さすがに人間じゃありませんよね。では討伐させていただきますね」


ルミもまた、剣を構えた。


瞬間。


鎧騎士の姿がかき消える。


「……!?」


文字通り、消えたのだ。


透明化ではない!


ルミは警戒心を張り詰めた直後、斜め後ろから気配がした。


即座に振り返り、剣を振るった。


ガキィンッ……!!!


剣と剣がぶつかる。


消失していた鎧騎士が姿を表わしていた。


ルミは冷静に、いま起こった現象を分析する。


「なるほど。瞬間移動……ですか」


おそらく鎧騎士のスキルだろう。


こんな敵がいるのかとルミは感心する。



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