表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

115/170

第4章115話:コトリ2


4限終わり。


夕方。


ルミはコトリと一緒に、マンションの手前に辿りつく。


コトリがマンションを見上げて、感想を述べる。


「わぁ……綺麗なマンション。ここに住んでるんだね」


そうして中に入った。


エレベーターで11階へ。


1175号室の前まで来て、鍵を開ける。


「どうぞ。ここが私の部屋です」


「わぁ……! お邪魔しまーす!」


コトリが陽気に中に入っていく。


そういえば……友達を家に連れてくるなんて何年ぶりだろう?


大学に入るまではぼっち期間が長かったからなぁ……。


ルミは感慨深(かんがいぶか)い思いを抱いた。


「適当に座ってください。とりあえずお茶を()れますね」


「あ。お構いなく!」


コトリがリビングの座布団(ざぶとん)の上に座る。


ルミはキッチンで麦茶(むぎちゃ)を淹れてから、テーブルに持っていった。


「どうぞ」


「ありがとー! すごく居心地(いごこち)の良い部屋だね」


「あはは。地味な部屋ですよね」


「そんなことないよ! 11階だから、夜の眺めとか良さそうだし」


まあ夜景は綺麗かな。


さて……。


ルミは意を決する。


「あ、あの……実は、話したいことがありまして」


「ん?」


コトリが首をかしげる。


ルミは、髪の毛をポニーテールへと()い上げた。


さらに、アイテムバッグから仮面を取り出して、顔に装着する。


これで……きっとコトリも気づいただろう。


ルミは言った。


「私が……ルミです」


そう告白する。


コトリは目を見開いていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者は他にもいくつか作品を書いております!

以下は追放ざまぁ系の最強チート作品です。よろしければこちらもお読みください↓

悪役貴族に転生した俺は、最強の『念力』使いになる

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ