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少女探偵・萌森凛花の探偵事務所!  作者: 鈴木 ゆずも
第一話 ~なくした財布と殺人事件~
6/23

解決・犯人はー・・・

「犯人はあなたよ!伊藤まゆみ!」


凜は伊藤まゆみを指さした。

そう、犯人は伊藤まゆみ。

ただ、まゆみは認めようとしなかった。


「っは!私がなんだって?アリバイがあるじゃない。」


確かにアリバイはある。

でも、橋本大は・・・。


「いいえ。では被害者の橋本大さんはどのような傷で死んでいたか、わかりますか?」


凜が言うと、警察の人が言った。


「確か、即死のものではなかったわ。でも他のものもあったの。」


そう、橋本大は即死ではない傷をつけられたの。

でも、そのあとのアリバイを作った。

そして即死ではないことを思わせるために、後で大きな傷を死体の上から、

受けたら即死の傷を負わせた。

そういうことなの。


「るみさん、まゆみさんは1:00にカフェを出たんですよね?

 そうであれば即死の傷はその時間につけたこととなります。

 大さんの死因は即死ではない傷をほったらかしにされて、衰弱死したということです。」


「違いますか?伊藤まゆみさん!」


結菜が圧力をかける。

その勢いに負けたのかまゆみさんは言った。


「ええ。私がやったわ。橋本大は彼氏なんかじゃない。

 確かに形はカレカノかもしれないけど、大にはもう一人彼女がいたの。そっちが本命なの。

 わたしなんかどうとも思ってない。だから・・・・。」


女は怖い・・・。

凜はこんな女にならないように気をつけよっと。


「あのお・・・・。私の財布は・・・・・。」


沙奈ちゃんが言った。

さすがに返したってよ。


「まゆみさん、沙奈ちゃんの財布は、まゆみさんが拾ったんですよね?

 そして、あたかも沙奈ちゃんが容疑者に見せるため、いや。

 自分を省くための罠。そうですよね?」


凜はそう推測したのです。

凜は優等生だったんだぞ。

凜の推理は半端じゃないって言われてたんだから。


「そうなのよね。

 探偵さんさえいなかったら私は省かれてたかもしれないのよ。」


いやいやそんなことはないと思いますよ。

結菜、そろそろやるよ?

凜が合図をすると結菜はうなずいた。


「「これで事件はしっかり解決!

  あんたのしたこと、しっかり反省しな!!」」











次の日



沙奈「凛花さん!かっこよかったです!」

凛花「まあ、私の手にかかればこんなもんよ。」

結菜「途中はどうなるかハラハラだったけどね。」

少年「・・・・・・・」

沙奈「私も探偵になりたいです!探偵事務所に入れてください!」

結菜「どうすんの?凛花。」

凛花「いいんじゃない?結菜も探偵学校なんか卒業してないんだし。」

結菜「わわわ!凛花っ!それ言わないでよ!!」

沙奈「そうなんですか?」

凛花「そうそう、落ちこぼれで、退学なっちゃったからうちの探偵事務所に来たの。」

結菜「そんなことはどうでもいいでしょ!?」

沙奈「私来てもいいんですか?」

凛花「別にいいんじゃない?ねえ結菜。」

結菜「いいわよ。」

少年「僕ここにいても・・・。」

結菜・凛花「「いいよ!」

少年 (ビクッ)

沙奈「二人とも、驚かしちゃだめだよ。」

結菜・凛花「「はーい。」」


解決したよ。

疲れた・・・。

何時間もかかって考えたこのネタどうだろ。

これで終わりじゃないよ。

2話があるから。

楽しみにしててね。

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