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悪と呼ばれた私  作者: える
出会いと別れ
31/69

31 染まった体

体が重い



全身に纏わり付いた何かは俺にぴったりと付いてくる



だけど…俺はまだ死ねない



魔王を倒すその日まで



城を全て歩き回っても魔王の姿を見つける事は出来なかった。


仕方なく俺は城を後にする。

逃げたのか。


まだ、俺では仕留められなかった…


全身にべったりと付いた赤い液体が凄く重い。


これも魔王の仕掛けたトラップだろう。


俺はとにかく気持ち悪くて近くの川へ飛び込んだ。


体から赤いモノがどんどん染み出していく。


それを見ながら少しずつ…少しずつ楽になっていった。



俺の体から汚いモノ全てが流されていくようで。


頭から全て洗い流して俺は川から抜け出した。


全身ボトボトになったけど体は軽くなった。


汚れた水は流れてもう見えない。


例の幻からも漸く開放された。


ように思う、一度宿に戻って出直そう。


大丈夫だ俺はまだ生きているやり直しはきく。



次こそ魔王を仕留めれば良いだけの話だ。



大丈夫、大丈夫。


言い聞かせていると大分楽になってきた。


ボトボトに濡れたまま歩く。


振り返ると俺の通った後に線が出来ていた


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