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理系女子の恋  作者: 流音
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84、食卓


結局機嫌を損ねた大輝を宥めてくれたのは井坂君だった。

井坂君は大輝の耳元で何か話をすると、大輝がしぶしぶそれに応じたという感じだった。

どんな取引が行われたのかは分からなかったけど、大輝が黙っていてくれるようだたので追及するのはやめることにした。

また機嫌を損ねられたら大変だ。


そして私と井坂君はとりあえずお母さんが呼んでいるというので、階段を下りてリビングに向かった。

リビングに入ったところでスーツ姿のお父さんの姿が見えて、帰ってたことに体がビクついて立ち止まった。


お父さん…今日は残業じゃなかったんだ…


私は背後にいる井坂君が気になってしまって声をかけられずにいると、お父さんが私に気づいて声をかけてきた。


「詩織。何を突っ立てるんだ。入り口で立ってないでサッサと入ってきなさい。」

「あ…えーと…。その…。」


私は井坂君の事をお父さんにどう上手く伝えようか考え込んだ。


「なんだ、まだ制服を着ていたのか、食べる前に着替えてきたらどうだ?」


お父さんはいつも通りリビングでネクタイを外して上着を脱ぎ始めて、私は居心地が悪くなってきて目を泳がせた。


お母さんに話すだけでもあんなに緊張したのに、お父さんにも話すとか崖から飛び降りる気分なんだけど…

井坂君だってお父さんとなんて会いたくないはず…Uターンして帰ってもらった方が…


私が廊下で立ち止まってる井坂君に振り返って、戻ろうと足を進めようとするとキッチンにいたお母さんから声がかかった。


「詩織。いつまで井坂君を立たせとくつもり?早く座ってもらいなさい。」

「井坂君…?」


ギャーーーーッ!!!


私はお母さんの発言に逃げ道を塞がれて、おそるおそるお父さんに振り返った。

お父さんは顔をしかめながら私を見つめている。


私はその顔を見て仕方なく覚悟を決めて、大きく息を吸ったあと井坂君の腕をとった。

心の中でごめんと井坂君に謝罪しながら彼をリビングに引っ張る。


「お父さん。あのね…私の彼氏の井坂拓海君。今日…家に来てもらってたんだ…。」


私がちらちらとお父さんの顔色を窺いながら紹介すると、お父さんは見事なリアクションで持っていた上着を床に落として目を見開いた。

お父さんの視線がまっすぐ井坂君に注がれる。

井坂君はというと、お父さんを目の前にして一気に緊張したのか、掴んでる腕に力が入るのが伝わってきた。

でも井坂君はすぐに頭を下げると、お母さんのときと同じように挨拶した。


「井坂拓海といいます!!詩織さんとお付き合いさせていただいてます!!」


お父さんは井坂君の挨拶にハッと我に返ったようで、引きつった笑顔を浮かべながら言った。


「そ、そうか…。彼氏か…。そうか…よく来たね。」

「おっ…お邪魔してます。」


井坂君の言葉を最後にシーンとした沈黙になってしまって、私は息苦しさから井坂君を引っ張ってテーブルに向かった。


「井坂君も一緒に晩御飯食べるんだ。いいよね?お父さん。」

「あ、あぁ…。構わないが……。そうか…そうか…。」


さっきからお父さんの口から『そうか』という単語がやたらと飛び出している。

どうやら動揺しているみたいだったけど、井坂君の緊張具合の方がヤバそうだっただけに、私は井坂君を椅子に座らせてから声をかけた。


「大丈夫?井坂君?なんか、ごめん…。」

「えっ?いや…大丈夫。大丈夫だから謝るなって。それよか、何か変なこと言いそうになったら横から小突いてくれよな。」


井坂君がまた頑張ってくれてるのか、必死に笑顔を作ってくれてるのが痛々しい。

私は素早く食事を終わらそうと心に決めて、食事を運んでるお母さんを手伝いに向かった。

そのとき上着をソファに置いたお父さんが井坂君の真ん前の席に腰を下ろしたのが見えて、私はお皿を手に持って急いでテーブルに戻ろうと足を向けた。


でもそこでお母さんに腕を掴まれてしまって、私は足を止めてお母さんに振り返った。

お母さんは向かい合ってる二人を見ながら、私に笑みを向けた。


「しばらく二人で話をしてもらいましょう。」

「え?何で!?井坂君、絶対困ってる!!」

「彼ならきっと大丈夫。それよりお父さんよ。明らかに動揺してて、見てるこっちがおかしいわ。」

「で、でも…。」

「いいから。盛り付け手伝ってちょうだい。」

「う…、うん。」


私は二人が気まずいながらも何かを話してるのが気になって、盛り付けしながらも目が自然と二人に向かってしまう。

その度にお母さんに注意されては盛り付けに目を戻す。


うぅ…気になる…気になって仕方ないんだけど~~っ!!


私はなるべく早く盛り付けを終わらせると、お母さんの許可をもらってやっとテーブルに戻ることができた。

戻ったときお父さんが心なしか顔を綻ばせていて、何を話してたのか気になって井坂君に目配せした。

井坂君はさっきとは違って緊張が和らいでいるようで、私に意味深な笑みを向けただけで返されてしまって、結局話の内容は教えてもらえなかった。


それから食事を全部並べ終えた頃に大輝がリビングにやってきて、お父さんの「いただきます。」の声に合わせて皆もそれぞれ「いただきます。」を言って食べ始めた。

これは家族が揃ってるときの我が家のきまりだ。

お父さんの声に合わせる。


井坂君は少し戸惑っていたけど、合わせてくれて食事を始めた。

そんな井坂君を気遣うようにお母さんが口に合うかを聞いていて、井坂君が笑顔で答えている。

お母さんと井坂君の間には和やかな空気が流れていて、私は心底安心してちらっと大輝に目を向けた。

いつもと違ってお誕生日席に座っている大輝を見ながら、本当に黙ってくれてる事に内心感心しながら早めのペースで食事を口に運ぶ。


井坂君のことあまり気に入ってる様子じゃなかったんだけど、どういう風の吹き回しなんだろう?


私は後でしっぺ返しがこなければいいな…と思いながらお味噌汁を口に運んだ。

すると前から咳払いが聞こえて、お父さんがおもむろに口を開いた。


「詩織と井坂君は…その…どこまで進んでいるんだい?」

「!?!?―――っぶ!!!!」


お父さんの問いに、私は飲んでいたお味噌汁を吹き出しそうになった。

少し気管に入ったのか少しむせてから、お父さんに目を向ける。


「おっ、お父さん!?何聞くの!?」

「そりゃあ、付き合ってると聞いたら一番気になる所だろうが。」


お父さんは平然と言いきっていて、井坂君はお茶碗を持ったまま白い顔でお父さんを見つめている。

余程驚いたらしく、瞬きすらしてないように見える。


「お父さん。井坂君はそういうことに理解のある男の子みたいよ。私と話してたときにそう言ってくれたから、安心しても大丈夫よ。」


お母さん!?


私はサラッと言ったお母さんの顔を凝視して、これは井坂君に対する牽制だと気づいた。

さっきまでの和やかな雰囲気はどこへやらピリッとした緊張感が食卓を囲む。


「そ、そうか…。まぁ、詩織が選んだ相手だからな…。これからもくれぐれもよろしく頼むよ。井坂君。」

「あ…、はい…。」


お父さんの脅迫ともとれるような言い方に井坂君が委縮してしまって、顔を引きつらせながら答えた。


もう…最悪…


私は井坂君に謝ってもし足りないな…と思いながら、細く息を吐いた。


すると、状況の読めない男が口を挟んできた。


「親父も母さんもすっげープレッシャー与えんのな。」

「大輝?」


大輝はかけこむように口にご飯を放り込むと、お茶碗をテーブルに置いた。

皆の視線が大輝に集中する。


「俺が姉貴の彼氏の立場だったら、姉貴となんて別れるね。」

「は!?何言ってんの!?」


私は縁起でもないことを言わないで欲しくて大輝に食って掛かった。


「だって、こんな厄介な両親に囲まれた箱入り娘の姉貴と付き合うとかしんどいだけじゃん。ただでさえ地味で女らしい魅力なんて皆無なのにさ。俺だったら重すぎて面倒。」


~~~~~っ!!!!仮にも自分の姉をここまで貶す!?


私は怒り心頭でお箸を持つ手が震えた。


「だってさ両親に脅されて、したいこともできないなんて最悪じゃん。今どき高校生とか普通だから。」

「大輝!!いい加減にしなさい!私たちは別に脅してるわけじゃ――」

「でもそういう風に聞こえるから。それってぶっちゃけ高校生には重いと思うよ。」

「お前はまだ中学生だろうが!!何を分かったようなことを!!」

「そんなの関係ないじゃん?俺の周りだって付き合ってる奴いっぱいいるよ?」

「お前の周りを普通だと思うのが間違ってると言ってるんだ!!」


大輝とお父さんの口喧嘩が始まってしまって、私は怒る役目をお父さんに奪われてしまった。


ここまで二人が言い合うのも珍しいので、私は様子を見守る事しかできない。

いつもだったら大輝大好きなお母さんが大輝のフォローに回るはずだが、今日はその動きもない。

どうやら今日ばかりはお父さんの側らしい。


「だいたいその今の普通がおかしいんだ。あっちでもこっちでも目のやり場に困ることが多々ある。」

「それは親父の時代の考えだろ?今はそういう世の中なんだって。」

「そういう世の中に流されるのはよくないと言ってるんだ!」

「流されるとかじゃなくて、自然なことなだけだろ。」

「お前はまた分かったような口を…!!」


今にもお父さんの拳骨が降ってきそうな雰囲気になって、私は息をのんだ。

大輝はケロッとした様子でお父さんを見据えている。


すると今まで固まっていた井坂君がお箸とお茶碗をテーブルに置いてから、声を上げた。


「あの!!」


井坂君の声にお父さんと大輝が同時に井坂君を見つめた。

井坂君は割り込んだものの少し迷ってるのか、少し俯いてから口を開いた。


「えっと…今の普通とか…よく分からないですけど…、俺はいい加減な気持ちで詩織…さんと付き合ってるわけじゃないので…、その…ご両親の気持ちには…添えるように努力したいと思ってます…。」


「井坂君…?」


私は井坂君を見つめて本心なのか気になった。

あんなに我慢するのが辛そうなのに…宣言しちゃって大丈夫なの…?


「大輝君…ありがとう。きっと色々心配して言ってくれたんだと思うけど…。重いとか思ってないから大丈夫だよ。」

「………まぁ、いいけど…。」


大輝は井坂君にお礼を言われて居辛くなったのかお茶を一気に飲むと、席を立って自室に戻っていってしまった。

それを見送ってから、お父さんが大げさに咳払いして言った。


「君は本当に真面目な良い青年だな。将来が楽しみだ。詩織をよろしく頼むよ。」

「…はい。大事にします。」


お父さんがいたく感激したように笑顔を見せて、井坂君は固いながらも笑顔で返した。

私はお父さんに井坂君を認めてもらえたのは嬉しかったけど、内心すごく複雑だった。


井坂君がお父さんに『よろしく』と言われる度に、首に縄をくくりつけられるような気分だったからだ。

大きな誓約として今後首をしめるような気がしてならない。


私はもう後悔してそうな井坂君の横顔を見て、ため息が出そうになるのを何とか堪えたのだった。



そこからは穏やかな食事が進み、食後のお茶を飲んでから井坂君が遠慮がちに立ち上がった。


「あの、そろそろ帰ります。今日は色々とありがとうございました。食事、とても美味しかったです。」

「あら、もうそんな時間なの。詩織、途中までお見送りしなさい。」

「…分かってるよ。」


私は食事中ほとんど井坂君と会話してなかったので、ムスッとして返事した。

お父さんとお母さんばかり井坂君と話をしてずるい。

まぁ、両親の前で会話するのも照れ臭いけど…


井坂君が両親にお礼を言いながらリビングを出るのに続いていく。

二人は玄関まで井坂君を見送るのかついてきて、私はさっさと二人になりたかったので靴を履くと先に外に出た。


「それじゃあ、今日はお邪魔しました。」

「また遊びに来てね。歓迎するから。」

「そうそう。君は大輝の良い手本になりそうだから、いつでも来てあいつをしごいてやってくれ。」


お父さんの冗談なのかよく分からない言葉に苦笑してから、井坂君が会釈してから外に出てきた。

そうして別れの挨拶をしてから、道路に出ると早足に井坂君の家の方向へ歩き出した。

一刻も早く家から遠ざかりたい一心だった。


それからしばらく歩いてから井坂君が両手で顔を覆って、大きくため息をついたのが聞こえてきた。


「はぁ~………。すっごいプレッシャーだったぁ~…。」

「…やっぱり無理してたよね…。ごめんね。」


私は謝るしかできなくて、申し訳なかった。

もう過保護な両親に嫌気さえしてくる。


「謝るなって。俺がしたいからしただけなんだよ。結果的にご両親に認めてもらえたし、結果オーライってことで。」

「あははっ。なんか太ーい首の縄つけられた気分だけどね…。」


私が思った事を口にして笑っていると、急に井坂君が立ち止まって項垂れてしまった。

なんだか暗い闇を背負ってるように見える姿に、私は足を止めて振り返った。


「それだよ…。それなんだよなぁ…。あのときはケンカを止めたいばっかりに…あんなこと言っちまって…。自分がすっげー聖職者にでもなった気分だった…。俺ってホント…救いようのないバカだ…。」

「やっぱり…強がりだった?」

「……分かった?」

「うん。無理してるんじゃないかって思った。」

「だよなぁ…。どう見たって俺のキャラじゃねぇし…。どんだけ自分を美化して、カッコつけんだよって話だよなぁ…。マジで俺って大バカだ。」


井坂君がまた大きくため息をついてフラフラと傍の壁にもたれかかった。

私はそんな井坂君の前に行くと、声をかけた。


「私はすごく頼もしかったよ。井坂君の本心だけは心配しちゃったけど、でも大輝もお父さんも井坂君に一目置いたみたいだし、強がりだったとしても嬉しかった。」


井坂君が頑張ってくれた姿は私の目に焼き付いていた。

私にはその姿だけで充分だった。


「そっか…。まぁ、詩織に喜んでもらえたなら、俺の強がりも捨てたもんじゃねぇかな…。」


井坂君は少し気持ちを持ち直したのか、壁にもたれかかるのをやめて真っ直ぐに立った。

そして大きく伸びをすると「おしっ!」と掛け声をかけてから、私を見つめてきた。


「言っちまったものはしょうがねぇし、できるだけ努力するよ。詩織も協力してくれよな。」

「協力って…なんの?」

「だから、俺が理性吹っ飛ばして襲い掛かりそうになった場合、平手するなり殴るなりして止めてくれよな。」

「えぇ!?なっ、殴る!?そんな…そこまでしなくても…。」


私は理性を吹っ飛ばすなんて事があるのかと気になっていたが、殴るなんてできるはずもないので両手を左右に振って否定した。


「そこまでしねーとダメだと思うんだよな~…。そんときは遠慮なく思いっきり殴ってくれていいから。」

「そ、そんなの無理だよ!!井坂君を殴るなんて…。」

「できる、できる。俺、詩織になら殴られても大丈夫だし。逆に殴るの躊躇われて、ご両親の期待を裏切る方が俺には耐えられねぇかな…。」

「井坂君…。」


井坂君が一生懸命ウチの両親のことを考えてくれてる事に胸が温かくなった。

こうして頑張ろうとしてくれてるんだ…

私がその気持ちに応えないでどうするの!!

私は手を握りしめると、覚悟を決めた。


「分かった。そのときは頑張って止めるようにするよ。」

「よろしくな。」

「うん。でも、殴っても嫌いにならないでね?」

「………。」


私が少しの不安から念押ししたのだけど、井坂君から反応が返って来なくて不安が大きくなる。

ちらっと井坂君を見ると、井坂君は私を見て目をパチクリさせていて、目が合った瞬間に顔をクシャっと緩めた。

そのあと急に頭をわしゃわしゃと撫でられる。


何…?何か変なことでも言った??


私が井坂君の行動に意味が分からなくて顔をしかめていると、今度は顔を両手で包まれた。

嬉しそうな顔をしている井坂君と目が合う。


「なるわけねーじゃん。詩織はバカだなぁ…。」

「バカって…。だって殴られたら嫌だよね?」

「事前に俺から言ってるのに嫌も何もねーって。ほんっと…参るなぁ…。」


井坂君はだらしない顔で笑いながら頬を撫で繰り回してくるので、くすぐったくて頬が緩む。

参るって何か分からないけど、嬉しそうだしいっか。


「あははっ。井坂君、くすぐったいから、やめて。」


私が笑いながら頬にある井坂君の手を握って止めると、雰囲気が変わった気がして目を開けた。


井坂君はまっすぐ私を見たまま固まっていて、私も同じように井坂君を見上げて固まった。

すると井坂君の顔が近づいてくるのが見えて、私はキスがくると思ってゆっくり目を閉じた。


でも井坂君の吐息が顔にかかったと思ったら、「ダメだ。」と呟きが聞こえて井坂君が思いっきり私から離れてしまった。


「井坂君…?」


私は離れてしまった井坂君を見つめて声をかけた。

井坂君は俯いて頭を掻きむしると、鞄を持ち直してから言った。


「ここまででいいから。詩織は家に帰った方がいい。」

「え…?」

「ま、また明日な!!」

「え!?井坂君!?」


井坂君は一方的に別れを告げると、慌てて走り去ってしまった。

私は井坂君が逃げるように帰ってしまった意味がこのとき分からなかったが、次の日からの井坂君の変化に私は痛いほど後悔することになったのだった。








お家編終了です。

やっとこ文化祭へと戻ります。

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