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そういえば、この国では日本語が話されてるね

 「そういえば、この国では日本語が話されてるね」トオルが言った。

 「・・・それは言わないで」由美が言った。

 「どうして?」

 「どうしても」

 「でも、おかしいじゃないか。言語と文化が同じだなんて。異世界って一体なんなんだ?」トオルは言った。

 「頼むからそれ以上その話をしないで」由美はトオルを不機嫌そうに睨んだ。由美がそんな顔をしたの初めてだった。

 「・・・ごめん」トオルが謝り、その話は終わった。それでもトオルの中に疑問は残った。


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