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種まき  作者: 山葵からし
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充電器

 さて、どうしようか。

 スマホの充電は残り2%。待ち合わせに遅れることを伝えたら、着いたら連絡してと返事が来た。このままではその約束さえ果たせない。

 とりあえず充電がやばいとLINEする。すぐに返事が帰ってきた。

『充電器かそうか?』

 確かに貸して欲しい。だがその前に切れそう。

 最悪場所さえわかってれば、充電が切れててもそこに向かえばいい。今いる場所を聞き、可能な限りその場にいてほしいことを伝える。

『PARCOの3階』

 ざっくりしすぎ。せめて店名とか。

 そう思ったところで画面が暗転する。さて、どうしようか。

 30分くらいして駅に着く。パルコの3階にまだいるだろうか……。

 向かう途中、何度かチャージスポットの前を通り過ぎる。目の前に充電器があるのに借りられない。こうなったらいっそどこかで買ってしまおうか。さすがに金の無駄だろうか。

 いや、とはいえ遅刻して友人を待たせてるのは私だ。覚悟を決めてコンビニにはいる。充電器を探し出してレジに並ぶ。高い。

 すっかり寒くなった財布をカバンに仕舞い込み、買ったばかりの充電器を開封する。スマホに差し込み、画面が明るくなった。

「お、いたいた」

 瞬間、声をかけられる。聞き覚えのある声。顔を上げると、待ち合わせしていた友人がいた。

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