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今も君だけを愛していたい
雨音が切ないから心が塞ぐ
雨に濡れながら空を見上げる
憂鬱な曇り空 冷たい風
ポケットには君の手紙
冷えきって擦れたコート
かじかむ手を温め続けて
明日の行方を思い巡らした
行方知らずの歌声に立ち止まり
独り佇む夢に慰められていたんだ
道行く人並み 余所行き顔
誰もが自分に囚われて
日々、消失する命の灯りに目もくれやしない
今は君に会いたい
君の温もりを感じたまま
夕暮れの切なさにも慰められて
君が忘れられなくて
この胸の寂しさを消そうとしたが、
どうしてもダメだった
君に会いたかったんだ
君は僕のもの
君だけを愛している
新しい愛に生まれ変わっても
今も君は僕のもの
君を愛しているよ
これが答えなんだ
ずっと愛しているよ
いつまでも愛している
愛している 愛している
愛の灯を浴びながら
今も君だけを愛していたいんだ
君を抱きしめる事を誓う
君を愛しているんだよ




