選択
目の前の道をどちらに進むか
右に進むか
左に進むか
この小さな選択が人生の中には沢山ある
暗闇の中で、右の道の方向に見える先に少し灯りが見えたら
そちらに進むかもしれない。
そのもっと先に何があるかは分からないが、
人は今見えている灯りを目指してそちらの方向に進む。
そこに希望があると信じて。
でも時々思うことがある。
その灯りの向こうに何があるのか
果たしてその道を選ぶことが、正しいのか。
もしかしたら、前に進んだ人たちが、こちらの道には
来ないようにとサインを送った灯りなのかもしれない、って。
どちらか選択したら良いか分からないとき、誰かが選択をしてくれたら
と思うこともある。将来AIが選択の可能性をはじき出してくれる時代もくるだろう。
そうしたら、もっと理性的な判断が下されて、突発的な犯罪も
今よりも無くなる可能性もあるかもしれない。
ふと考えた。
人は、たとえAIが物事を予想できるようになっても
恐らく、それには完全には従わないように思う。
それは人がたくさんの選択の中で迷う存在だからだと思う。
AIの正確さは、時には大事だと思う。人生の岐路の中で、AIが出した選択を
見ることだって人生を豊かにするうえで、欠かせないものになってくると思う。
それでも、その判断の中で、人は迷い、悩む。時が経ち、全てAIに判断を任せるように
なったとしても、その途中で人は気付くと思う。人間の存在は、間違いを犯すかもしれないが
その選択をする中で成長する存在だということを。
今は、何が正しいか分からない。それでも、未来への希望への選択を一生懸命に
考えていくことが大事だと思う。その一つ一つの選択に命を吹き込みながら、
今を生きていきたい。