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若葉ちゃん小噺 魔法

本編と特に関係ない小ネタです

「魔法?」


1人教室で席に座り分厚い本を読んている若葉がクラスメイトに話しかけられて問い返した。

なんだかよく分からないが、魔法についてどう思うかみたいな事を聞いているらしいので、適当な事を言って煙に巻くことにした。


「そもそも魔法というのは超常の力を持たない人間が、強力な力とか便利な能力を得ようという物で、当初は呪いとか祈祷に近かったんだ」


「祈祷?」

「こう、火を焚いて棒を振りながら何日も祈ったりするやつ」

「分かる様な分からん様な」


「儀式を行うことで、神様や悪魔、精霊などの超常の力を持った存在に助けてもらうって感じかな」

「なるほど」


「テレビゲーム以前は、テーブルトークって言うサイコロ片手に小芝居をする遊びが主流で、さすがに地面に魔法陣書いたり、火を焚いて祈ってたりしてたんじゃ、間に合わないから、もうちょっと簡単に魔法が使えたんだけど、それでも、他の人が何度か攻撃する間に一回とか、1日もしくは1回の冒険に何回とかしか使えなかったらしい」


「1日に何回かって、怖いねぇ」

「死ぬね」


「んで、ゲーム性を高めるためにMP、マジックポイントとか言うのが採用された頃から怪しくなる。アニメとかに出てくる魔法使いはこの辺がモチーフなんじゃ無いかな。踏ん張ると出るやつ。お前が踏ん張って出てくるのは、魔法じゃなくてお前の何かなんじゃねーか?って言う」


「んで、テレビゲームになると、別に小芝居とかするわけじゃないし、1クエストで何回とかしか魔法が使えないじゃゲームにならないって言うんで、どっかんどっかん魔法が使える様になって、最近では魔法と言わずにスキルとか言う名目で普通の人が超常の力を使う様になってきているっぽい」


「ふーん、んで、若葉ちゃんはどんな魔法が使えるの?」


「誰が魔法使いか」


「悪魔に身長を売ったんでしょ?」

「悪魔gj」


「どう言うこと?」

若葉ちゃんに超常の力を持たせるかどうか悩む(そう言う話なの?

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