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ハロウィン?

特に事件とか起こらないやつ

「はーろーうぃーんんんん」

「なんかそれ違う」


「と言うわけで、七鍵…」

「私ら高校生だから」


「そんで、ハロウィンって、何する日?」

ゆたかがお弁当に入れてきたカボチャを食べながら若葉が呟く。

「友達とお菓子の交換とか?」

ゆたかはカボチャを食べる若葉を見て満足げだ。

「相変わらず餌付けしてますね」

椎名がやってきた。

「椎名、よだれよだれ」

もかが椎名の口元を指差す。

「え?」

慌てて口元に手を持っていくが濡れてない。

と言うか、いつの間に百合豚である事がバレたのかと焦る椎名。


「な、なんでよだれって…」

「かぼちゃ食べたいの?」

「…」


「て言うかカボチャを食べるのは冬至では?」


「ヨーロッパでは株だったっけ?」

「蕪」

「大きすぎて自分が蕪の上に立ってて抜けなかったんだよね」


「と言うか、カブ食べるんだっけ?」

ヨーロッパ系のエリナが聞く。

「本場のいたずらって、トイレにラップ貼ったりするんでしょ?」

「何そのイメージ」

「なんか、ロリコンが家に連れ込む祭りにしか思えないのは、私の心が汚れてるのか」

「若葉ちゃんの心は逆の意味で純粋だからなぁ」

「どゆこと?」


「私も小学校からこっちだから、ヨーロッパがどうとかはあまりわからないわ。親戚の話とかはたまに聞いたりするけど、テレビで見る様な内容とそうそう変わらないんじゃないかしら」


「最近は日本のアニメが波及しているから、本場の金髪ロリがエロ可愛いコスプレとかしてそうだね」

「エリナの親戚に小さい子とか居ないの?」

「いる事はいるけど…」


「これはもしかして、当日ゆたかの家にコスプレで押しかけて性的悪戯をする流れ?」

「………」


「ちゃんとお菓子を用意しておきなさいよ」

「え?」


「やっぱこう言うイベントは椎名ん家じゃない?」

「だから、それは冬至でしょ」

ちゃんとハロウィンパーティとかしろよって話か

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