表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

爆縮と体温の機知(5)

口から出るオナラ

レモンの刺さった

アイスティーに顔を近づけ

赤ラインの入ったストローで

飲んでいる

口紅が輪を作り

好みのタイプを話していた

内側に入れる人は

居るのかしら

上の空と広げた風呂敷

盗まれない財産みたいね


違うから引かれる

磁石の話に

同じだから引かれる

価値観の話

そんなのどうでもいい

お似合いだって話をする

その時には関係無いのー

今を作っている二人を見て

お似合いだって

思ったんでしょう

だとしたら

後は要らない

言い訳みたいな理由だよね


逆に書かれている文字

喫茶店がいい理由は

何処かに気持ちが

貼られているから

無い無い綯い交ぜの

話の中には

男女の気持ちなんかより

自分の気持ちだけ

ガムシロップだけを入れた

アイスコーヒーに

ミルクを追加するみたいな

汚され方をする


あなただから思うことは

あなただから

わたしだから思うことを

あなたにしないで

ラインを引いて

入れなくする時は

右から左に

言葉の風が吹いているだけ

単語だけを拾って

頷いておけば

安心するんだから

意外とちょろい女って

思ってしまうけど

これは単純なガス抜きの話

女には必要な事柄なんだよね


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ