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シャーロットを愛でまくりたい

なんか連投みたいになってしまってました…すいません。

もっと使い方を覚えなければ…


俺はレオン・ライルスタ

緑豊かなストラルス王国の第一王子…らしい。


図書室で資料を探していた時に蹴っ躓いて棚に突っ込み、落ちてきた大量の本が脳天を直撃


意識が飛ぶ中、前世の記憶を思い出した。


元は辰巳昌大という名前で大学1年生だった…。


合コン6連敗中に見兼ねた妹の彩未が俺に乙女心を知れと

乙女ゲーム[ストラルス学園]をやるように強要された。


なぜか俺はそのゲームにハマった。

何より、悪役令嬢のシャーロットがめちゃくちゃ好みのキャラだった。

ストロベリーブロンドの長い髪と緑色の瞳…あぁ、めちゃくちゃ可愛い!


対する主人公であるアリエルはプラチナブロンドの青い瞳。

前世の記憶では[ありきたりな主人公だなぁ…]という感想だが…

レオンの記憶では正気を疑うしつこさのストーカーでかなり嫌っているのを感じた。


行方不明だった隣国の姫らしいが…そんな事はどうだっていい!俺にとっては害悪でしかない女狐だ。


シャーロットが可愛いのは初見で一目惚れしたのと、攻略対象と親密になる度に嫌がらせしてくるのが最も可愛らしい所だ


この俺、レオンはシャーロットとの婚約者で

主人公に魅了されたレオンは、シャーロットとの婚約を破棄し、主人公と結ばれるのがストーリーのハッピーエンド。


…バカじゃねえのかああ!クソ王子はああ!


俺が王子だったらひたすらシャーロットを愛でて愛でて愛でまくるのに!


前世の俺は、シャーロット可愛いと心の中でずっと想っていたせいで、信号無視してきたトラックに気がつかず…轢かれて死んだ。


そして…レオン・ライルスタ王子となってここにいる様だ。


「大丈夫ですか王子!この私、執事のジェイを覚えておりますか!?」


「あぁ、覚えてるさ…記憶喪失ではない。下がれ」


寝室のベッドから立ち上がって、再び思考を繰り広げる。


俺がレオン・ライルスタ王子ならシャーロットは俺の物じゃないかっ!


しかも…他の攻略対象はアリエルに魅了されてメロメロ!シャーロットをますます独占できるぞ!


「フハハハハハ!ハッハッハッハッハ!」


思わず大笑いしてしまう

シャーロットをひたすら愛せるという権利と自由を手に入れたのだから笑わないのがおかしいのだ!


よし!早速シャーロットの家…ブラウン公爵家に向かうぞ!


「ジェイ!今から俺はブラウン公爵家に向かう!」


「殿下!ブラウン公爵家に向かって何をなさるんです!?」


「何をなさるんです?だと!?シャーロットに会うに決まってるだろうが!早く馬車を出せぃ!出せっちゅうの!」


メイドが用意した服に着替え、髪を整えてブラウン公爵家に向かう


待ってろ愛しのシャーロット!

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