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1020回目の恋 第1話  作者: 異澤 翠⁈
1/1

大食堂と大惨事

    ・・・ここは「日本」でもあなたの知っている「日本」とは少し違うとは少し違う「日本」・・・


 この「日本」に住む約97%の人間が、CDNA(適合遺伝子)を組み込んでいる。CDNAを取り込んだ人間は、人生の選択肢が増える。「人間として生きる」「野生動物として生きる」さらには「両立しながら生きる」という生き方だってある。そんな人間たちの人生の選択肢を選ぶ場所、それが「中学校」。これはそんな「中学校」を舞台にした少し不思議な物語である。


01


ーー3−3教室ーー


教担(国)「この問題、えーっと田辺!わかるか?」

田辺「えっ(やばい!寝てしまった)あっえーっと(しかもよりによって超難問!)」

チャイム キーンコーンカーンコーン

教担(国)「よしっ教の授業はここまで!」

クラス全員「ありがとーございましたー」

田辺「(危なかったーあの問題全然わからなかった、道筋すら見えなかった)」

 クラスメイトが教室で話している

クラスメイトA「大食堂行こ〜」

クラスメイトB「いいね、行こう行こう!」

田辺「(私も行こうっと)」


 土谷坂中学校は比較的大きな市立中学校、なので給食ではなく大食堂で食べる昼食が一般的である


ーー大食堂ーー


土倉「隣いいかな?」

田辺「えっええ、いいよ」(なんだろう、なんだか胸が苦しい?)

土倉「ありがとう。大食堂人が多くて席が空いてなくて、それにしても俺はこんなに優しいクラスメイトに出会えて幸せだー」

田辺「くっくらやん!声大きいよ、シー」ハズッ

土倉「あっすまない。ついテンションが上がってしまって」

 そんな土倉に田辺は見とれていた

田辺(恥ずかしがるくらやん、なんだか見ていて落ち着く?はっもしかしてこれ)

土倉「どうしたんだ?田辺さんずっとこっちを見て・・・もしかして病気⁈だとしたらいけない!早く保健室に」

 土倉鋭い!これは恋の病気

田辺「えっ?あ大丈夫だよ、なんでもない」

土倉「そうか、ならいいんだが」

 友達の3−4山本犬太「山犬のCDNA」と3−4根炉竜焼「火竜のCDNA」がうろちょろしている

土倉「おっ山本くん、根炉くん!ここ空いてるぞ」

山本「わりぃな。つーか今日食堂こんでんなー」

根炉「ありがとう!助かったよ。あれーもしかしてカップルですか?」ニヤニヤ

山本「おいっ席譲ってもらってそれはないだろ!」ドゥフ!

 山本の膝蹴りクリーンヒット!

根炉「がはっ痛ってー」

田辺「まーまー二人共仲良くね」

山本「すまない!ラブラブのところ騒がせたな」キリッ!

山本以外「お前もかい!」

土倉「ゴホンッそんなことより、みんなは高校なに科の学校に行くのだ?」

根炉「僕はまだ考えてなーい」

山本「根炉はバカだなーもうそろそろ進路決めねーとやばいぞ?」

田辺「山本くんは?」

山本「まだ決めてないが、」

山本以外「お前もかい!(2回目)」

土倉「僕は両立科かなー」

田辺「えっくらやん両立科いくの?さすがエリートだねっ!」

土倉「田辺さんは?」

田辺「私は人間科だよ(勉強できないから両立科無理だし野生科とかもっと向いてないし)」

チャイム ゥウーゥウーゥウー緊急避難、緊急避難『2−3教室』で生徒が暴走!守善威’sは至急『2−3』に集まってください

根炉「訓練かな?」

山本「いや実戦だろっ」

田辺「守善威’sってなに?くらやん」

土倉「特別な審査に受かった生徒たちの集まりの名称さ」

根炉「ちょっとダサいよねー守善威’sって」

山本「ちなみに俺と根炉、土倉も守善威’sだぞ」

田辺「えっ(じゃあ私は一人だけ何も知らなかったってこと?)」

土倉「僕は田辺くんを連れて行くからあとは」

山本「わかってるっ」シュンッ!

根炉「じゃあまたねー」シュンッ!

 山本と根炉は足早に行ってしまった

田辺「何で、くらやんも守善威’sなんでしょ?」

土倉「なんでだろうね、田辺さんを一人にできなかったのかな?もし守善威’sに興味があるなら明日地下で休み時間にやる体験に来るといいよ」

田辺「地下室?そんなところあったけ」

土倉「そうか知らないよねw(知ってたら困るけど)じゃあ体育館に来て!」

田辺「ありがとう!(くらやん優しい!)」


 このあと最後まで戦闘シーンです。新キャラ出ますが飛ばしても構いません。


ーー2−3教室ーー


異澤(バ「もー先輩たち遅いですよ!」

 2−4異澤翠(スライムのCDNA)天才&バカの狭間女子(厨二病)

堂猫姫「こらっ先輩に失礼でしょっ」

 2−2堂猫姫練子(猫のCDNA)冴えるツッコミ女子(実はツンデレ?)

山本「悪りぃな」

根炉「くらやんの恋物語見ててさ」

異澤(バ「何ですかそれ、小説ですか?」

堂猫姫「ほら、喋ってないで戦いますよ!」

山本「堂猫姫がいると突っ込む手間が省ける」

堂猫姫「先輩まで(なんでこんなにバカばっか)」

異澤(天「敵急接近!CDNAを確認、敵は(カミキリムシのCDNA巨大化中)です。」

 その時でかいカミキリムシが襲いかかってきた

カミキリ敵「ゴギィゴギィ、ゴギィゴギィ」

堂猫姫「ギャァアーーーーーーーー」

根炉「奇声合戦だねw僕もやりたーい」

山本「やめろ!」

 しかし山本が叫んだ時にはもう遅かった

根炉「グォォオーォォォォ」

 根炉の「必殺火竜の息吹」が炸裂2−3教室は丸焦げになってしまった幸い山本たちは、異澤の粘液で無傷だった

堂猫姫「危なかったー」

異澤(バ「死ぬかと思ったです」

根炉「もーこうなる前に止めてよー」

山本「いや、止めたわ」

堂猫姫「でもおかげで敵の動きは止まりましたよ!」

異澤(天「敵捕獲可能です」

異澤(バ「捕まえていい?先輩」

山本「許可する」

根炉「いいよ」

異澤(バ「よっしゃーいっくよー高速拘束、うりょっ」

スライム プシュン!プシュン!プシュン!プシュン!

 異澤の手から出たスライム状の粘液が敵に向かって飛んでいき、敵を拘束する

カミキリ敵「ゴッ、、ゴギ、、、ゴー」

 カミキリ敵がだんだん縮んでいく

堂猫姫「うわっキモっ」

異澤(バ「僕まだお昼ご飯食べてないよぉ山本先輩奢ってー」

山本「根炉に言え」

根炉「絶対にいやだ!まぁ何はともあれ一件落着だね」

根炉以外「お前が言うな!」


 つづく

作者から


読んでいただきありがとうございました。

2回目にしてはまたも超短くなってしまいましたが、

楽しんでいただければ嬉しいです。

意見などあればメッセージ頂けると助かります。

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