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序

お酒は20歳になってから。未成年の方はそれまではガマンだ。

20歳以上でもお酒は程々に。

　私は会社の飲み会と言うのが大嫌いなのだ。オタク特有のコミュ障プラス協調性が貴方にはないからだと言われても否定はしない。まったくもって事実であるからだ。

　しかし、だ。上司の機嫌を伺いながらグラスにビールを注ぎ、そして注がれた酒を飲み干し続けなくてはならず、おまけにビールを注ぐときにはラベルを上にしてと――まったくもってナンセンスの極みではないか！

　何故、退勤を切った後になんで御機嫌伺いをせにゃならないのか？　――給料が出てない以上、私の知ったことではない。当然だ。結果、美味くもない酒を飲みストレスを溜め込み、精神衛生に重大な悪影響を及ぼす訳だ。

　と、いうわけで腹いせといってはアレだが好きに酒を飲もうと思い立った。

　が、普通に酒を飲んでも面白くも何ともない。好きに飲ませてもらう。そして、ここで取り上げる酒は何らかのいわれがあるものである。盛大に間違った知識を開陳していてもご容赦願いたい。

　何故なら全て酔っ払ったオタクの戯言であるからだ。

本編は次章からです。