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第4話

自分の将来を見据え打ちひしがれていると、メイドのリリーがやってきた。


「エレナ様、ウォルター様とジルベール様が会いたいそうですが、どうされますか?」

「もちろん、ウォルにもジルにも会うわ!」

「ではお連れしまs「おねえさまー!!!」」

「ウォルター様!ジルベール様を抱えて走るのはおやめください!」


リリーの言葉を遮って部屋に入ってきたのは、次男のウォルターとウォルターが抱える三男のジルベール。

そしてその後をウォルター付のメイドが追いかけて入ってきた。


「ウォル、まだ3歳なのだからジルを抱えて走るのは危ないわ、ジルがまだ1歳で歩くのが遅いのはわかるけれど、2人で歩いてきてくれた方がお姉様嬉しいわ?」

「…ごめんなさいおねえさま」

「でもね、ウォルとジルが会いに来てくれて本当に嬉しいわ。おいで」

「おねえさまー!!」「さまー!!」


一応、メイドが注意してるように、3歳のウォルターが1歳のジルベールを抱えて走るのは本当に危ないので注意をして、けれどこんなかわいい子たちが私に会うために走ってきてくれたことは嬉しいので、注意の後は存分にありがとうを込めて抱きしめる。

それにしても、闇魔法による重力を減らす道具はこんな風に使われると周りの心臓が止まってしまうわね。お父様による誕生日プレゼント選びはよく考えるようお母様に言っておかなきゃ。


そしてここらでせっかくだから女神様チートのステータス閲覧を使って、2人のステータス見させてもらおうかな。


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名前:ウォルター・ハレス

年齢:3歳

ジョブ:伯爵家子息(Lv.3)

状態:興奮


所持スキル

・火属性魔法(Lv.0)

・土属性魔法(Lv.0)


ギフト

なし


称号

・シスコンの種

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名前:ジルベール・ハレス

年齢:1歳

ジョブ:伯爵家子息

状態:眠気


所持スキル

・剣術(Lv.0)

・火属性魔法(Lv.0)


ギフト

なし


称号

・シスコンの胚珠

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待って待って待って。2人の称号に対して少し言わせてもらいたい。

なんなの、シスコンの種とシスコンの胚珠って。中学生かて、この称号つける人。あれでしょう、種子と胚珠の関係でしょう。成長すると名前が変わるからシスコン度合いでシスコンの○○の部分が成長していくって感じでしょ、こんなものなの、称号って…。

それはいいとして、ウォルは2属性魔法持ち、ジルは剣術と火属性魔法持ち。2人とも凄いし、将来がとっても楽しみなスキルだわ。

それにしても、6歳になれるまで教会でスキルを見ることができないこの世界で、それよりも前に私が2人のを知れちゃったわけだけど、これは黙ってたほうがいいわね。



スキルというのは、その人の可能性です。基本的には成長とともにスキルの数が増えていくなんてことはありません。そのスキルに関わることをすればLvがあがっていきます。また、称号によってスキルが増えたりもします。シスコンの種や胚珠では増えませんが。

そして、スキル持ちとスキルなしでは威力も違います。魔法だったら消費魔力も違います。よって、たいていはスキルの使える方面で職を探していきます。

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