2014年10月31日の活動報告より ハロウィンも三年目になりました
やってきました、火の三月末日。
すっかりお馴染み、ハロウィンでございます!
去年は大変な目に合ったので、今年は対策をきちんと練って来ました。
今年は練り歩きしないよ。
そして一人で大変な目に合うのなら、盾になってくれそうな協力者を作ればいいじゃない。
ってな訳で、根回しして強力な助っ人をお願いしております。
本日の協力者、ズバリ、白虎のレツさんです!
そんな訳で、本日の仮装はレツにしてみました。
虎耳カチューシャに、虎柄のチューブトップ、尻尾付きのショートパンツにショートブーツ。トドメに肉球付きグローブでございます。ぷにもふですよ。うひっ。
寝そべるレツのお腹付近に、同じく虎柄の
巨大収納箱と共にスタンバイしてトリックオアトリートでございます。
お菓子を渡す以外に近付こうとする相手には睨みを効かせてくれるので、実に平和。
お揃いな格好に、レツがいつも以上に優しくて紳士的。
お腹のモフモフを堪能しても全く怒らないし。
頼もし過ぎるよ、レツ兄貴。素敵だ。
頼もし過ぎて、ちと眠くなってきたわ…。
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【オマケ:サム視点】
「レツ、頼むから協力してくれ!」
仕事の疲れからか、ハロウィンの途中ながらレツの腹でうたた寝しているユーリちゃん。
寝始めた途端、レツのガードが半端ない。
あまりの殺気の篭った威嚇に、誰も近付けずにいる。
だが、ここでめげてはいられない!
オレの目的を理解して貰うべく、殺気に耐えながらサラサラとノートに鉛筆を走らせる。
「レツ、コレを仕上げたいんだ」
殴り書きだが、見本として仕上げたモノをレツに提示する。
寝そべるレツとうたた寝するユーリちゃん。
実物の絵を見せると、レツが微かに興味を示す。
「折角の可愛いユーリちゃんの姿をレツも一緒に残したい。頼む!」
「…ぐぅ」
今の鳴き声…人で言う「うぅむ」っぽい。
お。コレは脈ありか?
「協力してくれたら、レツの分の絵も用意する」
「がぅ?」
「今度いつレツとお揃いな格好してくれるか分からないんだぞ。欲しくないか?」
今度は「そうか?」っぽい。
コレは今を逃したらチャンス無いな。
ここぞとばかりに必死に押し捲る。
外野、野次馬状態で騒がなくてもお前等が欲しいのは分かってる。
次回の会報を待て。
って言うか、レツの説得手伝ってくれよ。
「こんな殴り書きじゃないぞ。ちょっと時間貰うけど、色も完璧に付ける。さぁ、どうだ!」
「……がう」
コ、コレは…「それなら手を打つ」だな⁉︎
「レツ、ありがとう!」
レツの気が変わらない内にと言うか、不機嫌さが復活しない内に書かねばっ。
八半刻位で必死に五枚程書き上げ、ユーリちゃんの可愛いさにデレっとしてたらレツに軽く(?)パンチされた。
絵があるからか、手加減してくれたみたいだけどちょっぴり血が滲む爪痕が痛いぜ。
後日、ディルナン隊長とレツに絵を届けに行ったら獣舎が大騒ぎになったり。
何故か他の調理部隊の騎獣の分までユーリちゃんの絵を用意するハメになり、騎獣なのに絵を保管する為に亜空間魔術を覚えるという珍事が起こったり。
…ユーリちゃん、やっぱスゲェわ。




