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46.自己紹介の悲劇

〈〈〈〈〈キャー!! みかっぺ~!!〉〉〉〉〉

〈〈〈〈〈みかっぺぇ~ッ!!〉〉〉〉〉

〈〈〈〈〈坂井さーん!!〉〉〉〉〉

〈〈〈みかっぺ、こっち向いてー!!〉〉〉


未佳がステージに上がるや否や、今か今かと待ち侘びていたファンから一斉に黄色い歓声が上がる。

この時既に、ステージの周りに集まっていたファンの数は軽く5000人近くを上回っていた。


しかし未佳達からしてみれば、これはイベントではいつもの数。

逆に有料なライヴなどになってしまうと、地方によって来られない人や、会場の席が足りない、チケット代が高額など、色々な諸事情により、やってくるファンの数は減ってしまう。

中には一番近いライヴ公演にのみやってくるファンなどもいるので、たったの1~2回程度、しかも一部の場所でしか行われない無料イベントの方が、集まる観客の数は多いのだ。


ステージに上がった未佳は、まず最初にセンターにあった楽譜スタンドの楽譜を一つめくり、マイクをマイクスタンドから取り外す。

冒頭1曲目の曲は、かなりの肺活量を必要とする楽曲だ。

そのためスタンドにマイクが固定されていたままの状態では、思うように声を出すことができない。


未佳がマイクを取り外すと、ファンの人達は何を歌おうとしているのか感じ取ったのか、自然と口を閉じる。

これだけの人達がいるにもかかわらず、辺りは信じられぬほど静寂な空気に包まれていた。


それからあまり間を開けぬうちに、リーダーの手神がパーの形にした右手を静かに上へ。

そしてその立てていた指を一本ずつ、左右に激しく振る度に減らしていく。


(5・・・、4・・・、3・・・、2・・・、1・・・)


やがてその指の数が0本(ゼロ)になった直後、音響スピーカーから大音量のメロディーが流れ始めた。

今回のイベント冒頭曲『Endless Requiem』のインストゥルメンタルである。


メロディーだけの曲が流れたのとほぼ同時に、まずは長谷川のアコースティックギターソロ。

そしてその段階が終わったあとで、厘・手神のキーボードが辺りに鳴り響く。

まだほんの前奏であるというのに、マイクを握る未佳の右手には自然と力がこもる。


そして歌が入る5秒前。

未佳は静かに口元にマイクを当てると、その歌声をマイクに向かって響かせた。



独り っきりの~ よーぞぉら~に・・・

またちぃさーなしずく がおーちる・・・

どぅーして 大切な人ほど

生きわかぁーれて しまうーのだろう~・・・


もう~・・・ 生きたーくなーい・・・

そう投げ出してみても ねぇ~

ヒトはぁ~ いーまを~ 生きてしまう・・・

これは ほんとぉ~に・・・ 強さなーの?


半分哀しぃみでなくなった・・・ 涙

あとどれくらぁーいでー かわ~くっかな~・・・

いつもー・・・ 拭ってくれてたあの手はっ

もぉー ドコにもなぁーい・・・



こんなぁーにはっやく訪れるならー

あいしぃ~てるなんて 言わないでぇー・・・

まるでそぉーのこーとばはぁーっ ナイフのよう~

ときに思い出してはぁー

このココロ 抉り取るのぉー・・・


あぁー・・・

まだ君の面影 小さーく・・・ この目にぃ 揺れてるよぉー・・・



黒に 身を包んだ わたぁーしーに・・・

君はぁー なんて おも~ぅだっろーう・・・

しきたぁーりなんてぇ~ 関係無しーに

君の知っ~てる 私で逢いったいのに~・・・


儚くっ揺れる 小さなともしびぃ~

この光に君がぁ いるの~なら~・・・

私はぁ~ この身が朽ちる まっでぇー・・・

その火を 燈しぃー 続け~るでっしょおー


ねぇどうしてぇー・・・

死者には おくりぃ~びがあ~るのー・・・?

黄泉の国からー 戻るのなっらぁー・・・

またぁー 共に過ごしたいっのにぃー・・・



君に とぉーどーくように歌うよぉっ

君にさぁーさげる エンデェルス レックイェーム・・・

小さーなきっぼう 見えたならぁー・・・

もう迷わーずに 向かえるよっねぇ~?


あぁ-・・・

いくつものひーかりっがー・・・・・・・・・


またこの川を・・・ ながれー・・・ てぇー・・・ ゆ~くー・・・



歌詞を全て歌い終えると、未佳はゆっくりとマイクを自分の口元から遠ざけ、その後は完全に曲が終わるまで、自分の顔を下にする。

そしてメンバー全員での演奏が終了し、曲が終わった途端、周りに集まっていた観客から一斉に拍手と歓声の嵐が巻き起こった。



パチッ!! パチッ!! パチッ!!



〈〈〈〈〈フォーッ!! フォーッ!!〉〉〉〉〉

〈〈〈〈〈イエーイ!!〉〉〉〉〉

〈〈〈〈〈イエーイッ!! サイコーッ!!〉〉〉〉〉


一発目の曲が死別の歌であったというのに、観客やファンの反応はノリのいい曲を披露した時とさほど変わらなかった。


が、こう言った曲に対しての歓声はほんの数秒ほど。

その証拠に歌い終わった未佳が例の水で喉を潤していると、すぐさま観客に混じっているファンの人々から、個々のメンバーに対しての黄色い声が飛んできた。



〈〈〈〈〈みかっぺ~!!〉〉〉〉〉

〈〈〈みかっぺ、サイコーッ!!〉〉〉

〈〈〈さとっちカッコイイー!!〉〉〉

〈〈〈〈〈小歩路様ぁー!! お美しいです! 小歩路様ぁーっ!!〉〉〉〉〉

〈〈〈厘様ぁーっ!! 素敵でしたよー! 厘様ぁー!!〉〉〉

〈〈〈〈〈手神さーん!! 手神さーんっ!!〉〉〉〉〉

(早めにMC始めないとずっと言ってるわね・・・)


あまりのファンからの黄色い声に、未佳は早めに水分補給を済ませると、再びマイクを口元へ近付け、ファンの方に手を振りながら口を開いた。


「えぇ~・・・。改めまして皆さん! こんばんわー!!」

〈〈〈〈〈こんばんわーっ!!〉〉〉〉〉

「私達のイベント会場へようこそ! CARNELIAN・eyesでーす!!」

〈〈〈〈〈イエーイッ!!〉〉〉〉〉


マイク越しに挨拶を行うや否や、観客やファンの人々は一斉に声を上げる。

明らかにその声は、マイクで話している未佳よりも遥かに大きい。


ふっとそんな地元のファンの姿に、未佳は『変わってないなぁ~』とそっと胸中だけで呟き、早速MCのトーク内容について考え始める。


ここから先の予定では、未佳達はしばらくその辺の話などでトークタイムをしなければならない。

話す内容に関しては個々に決めてもらって構わないのだが、事務所的に『言ってはいけない』と決められているもの、そして後々もう一度予定として残っているMCで話す内容に関しては全てNG。


そうした条件の中、まず最初に未佳がMCのネタとして持ってきたのは、去年の12月31日に開催されたカウントダウンライヴについての話題だった。


「・・・実は私達が皆さんにお会いするのは、去年の12月から元旦に掛けて行われたカウントダウンライヴ以来なんですけど・・・。来てくださった方とか・・・」

〈〈〈〈〈ハーイ!!〉〉〉〉

「おっ! ありがとうございます!! さすがは会場が関西だっただけに、来てくださった方々とても多いですね!! ざっと半分以上・・・」

「すごーい」

「ねぇ?! どうですか、手神さん。この見に来てくださった人の数!」

「いやっ。もうこれだけの方々が見に来てくださったんだと思うと・・・。やっぱり嬉しいですね」

「うんうん♪ さとっちとかどう?」

「いや、そらぁ~嬉しいですよ? もう皆さん、改めまして・・・。明けました(・・・・・)♪」



ドテッ!!



ふっと長谷川の口から飛び出してきた受け狙い発言に、メンバー3人とステージ裏で待機していた栗野は大きくヨロける。

ここで会場が沸かなければ最悪になっていたのだろうが、幸いにもノリ的な問題はなかったらしく、会場の周りから観客の笑い声が聞こえてきた。


(ハ、ハハハ・・・。ウケたからいっか・・・)

「? ・・・坂井さん、大丈夫?」

「だ、大丈夫です・・・。あのー・・・。じゃあ初めて私達を見たという方もね。若干いらっしゃると思いますので、ここでMCついでにメンバーを紹介します!」


本来であれば『イベント』という場所でのメンバー紹介は行われない。


しかしこの日はトークの時間が長く設けられていたことに加え、会場には初めて見る観客の姿も多く見られた。

そんな人達に自分達の歌を聞いてもらうためには、まずはこちら側から自己紹介をしなくては何も始まらない。

いきなり顔もメンバーの名前ですらも分からないような状態では、ファン以外の人間は聴いてはくれないだろう。

そう未佳なりに考えてのことだった。


まず最初に未佳が紹介したメンバーは、CARNELIAN・eyesの頼れるリーダー。

『GOD HAND』こと、手神広人からである。


「それでは紹介します! 私の右手側にいらっしゃるのが、我がCARNELIAN・eyesの頼れるリーダー! アレンジ&キーボードの、手神ぃ~! 広人ぉ~!!」

〈〈〈〈〈イエーイッ!!〉〉〉〉〉


そう未佳が遊び感覚で紹介してみれば、手神はやや照れ臭そうに笑いながらも、お得意のキーボード2台同時演奏を手短に披露した。

その指の素早い動きに、一部のファンの口から『おぉ~っ!!』という声が上がる。


「『おぉ~っ!!』だって。皆さん、ビックリしてますけど・・・。どうですか?」

「いや~。・・・これくらいしか僕できることないんですよ」

「そんなことないよっ!!」

〈〈〈〈〈ハハハッ!!〉〉〉〉〉

「・・・あっ、ちなみにな話ですけど・・・。手神さんは普段『手神さん』って、そのまま苗字で呼ばれたりすることも多いですが、一部のファンの皆様からはね。『GOD HAND』とも呼ばれたりして・・・」


するとその話のノリに合わせてなのか、数名のファンの口から『GOD HAND! GOD HAND!』という掛け声が飛び交い始めた。

どうもこのファンの人達は『普段から自分達は「GOD HAND」と呼んでいる』ということをアピールしたかったらしい。

そんなファンの声に軽く頭を下げた後、未佳はふっと思い出したかのように、再びマイクを口元に当てた。


「あっ・・・。そういえばその『GOD HAND』というあだ名は、苗字の『手神』を英語にしたんじゃありませんからね? あのー・・・。時々間違えて覚えてる方がいらっしゃったりするんですけど・・・。あれはこのアレンジと演奏の才能を見越して、私達が勝手に持ってきて付けたものですので」

「えっ? そうなんっ?!」



ズルッ!!

ドテッ!!



〈〈〈〈〈え゛え゛えぇぇぇーッ!?〉〉〉〉〉

「「「え゛え゛えぇぇぇーッ!?」」」


そのまさかの厘の発言に、メンバーと観客は大きくヨロけながら驚きの声を上げた。

まさか10年近くも一緒に活動しておいて、未だにメンバーのあだ名の意味を間違えて覚えていたのだから、当然のことである。

その厘の発言に動揺しながら、長谷川は確認のため、再度厘に今の発言について聞き返した。


「さっ・・・、小歩路さん!! 今まで間違えて覚えてたんですか?!」

「・・・・・・だってノリで付けたと思ってたから・・・。そんな深い理由があったなんて、ウチ知らんもん」

「いやっ! ・・・いやいやいやいや!! コレ決たのざっと10年くらい前でしたけど、その時小歩路さんあの場にいましたもん!!」

「えっ? そうやったっけ・・・?」

「単に完全に忘れてただけでしょうっ?!」

「だってもう10年も昔のことやん!!」

「!! ・・・・・・」


そう最後の最後にこんな言葉を返され、長谷川は絶句したまま口を閉じた。

明らかに長谷川の完全完敗である。


ふっとそんな二人の様子を苦笑いで見つめていた未佳は、もう一度気を取り直して手神の方に話を戻す。


「そういえば・・・。昨日ここで『お笑いライヴ』が開催されていたみたいなんですけど、手神さんは『ボケ』と『ツッコミ』どっちの立場ですか?」

「えっ?!」

〈〈〈〈〈ははは!!〉〉〉〉〉

「『どっちか』って? ・・・でも僕、関東の人間だしねぇ~・・・」

「性格的には?」

「う~ん・・・。まあ、性格的には~・・・。『ボケ』でしょうねぇ」

〈〈〈〈〈ははは・・・〉〉〉〉〉

「しかもかなり致命的な(・・・・)方の」

〈〈〈〈〈ハハハッ!!〉〉〉〉〉

「そ・・・、そんなことないってば!」


そんなこんなで手神の紹介が終了し、続いては『自由人』こと、小歩路厘の紹介へと移った。


「えぇー、続きまして・・・。私の左側にいらっしゃるのが『自由人』こと、作詞&キーボード担当の、小歩路厘様ですっ!!」

「「イエーイッ!!」」

〈〈〈〈〈イエーイッ!!〉〉〉〉〉

「・・・皆さんと混じってみました」

〈〈〈〈〈あはははっ〉〉〉〉〉


その手神と長谷川のノリの良さに会場が笑う中、肝心の紹介されていた厘はというと、一人ステージ上に貼られていた自分達のポスターを見つめていた。

明らかに先ほどまでの長谷川とのやり取りや未佳の紹介の仕方などには、完全に意識が薄れてしまっているらしい。

さすがは『自由人』の名を持つ女性である。


このままだといつまで経っても自分が紹介されていることに気付かないと踏んだので、未佳は厘の方に顔を向けながら呼び掛けた。


「小歩路さ~ん?」

「・・・・・・・・・へっ? ウチ?」

「うん・・・。今小歩路さんの紹介中なんだけどぉー・・・?」

「あっ・・・、はい。何?」

「『何?』って・・・。あの、彼女はですねぇー・・・。メンバーの中でもあらゆる面で特別なんですよ」

「『あらゆる面で』?」

〈〈〈〈〈ハハハ〉〉〉〉〉


『もっと他にいい表現はないのか』と思いつつ、長谷川も未佳の厘紹介に話を合わせた。


「まず第一に、この人ファンの数が尋常じゃないんですよ。デビューしたての頃から」

「へっ? そう?」

〈〈〈〈〈ははは・・・〉〉〉〉〉

「その他にもありますよ。たとえば唯一メンバーの中で『様』が付く人とか」

「そういえば・・・。そうやね」

〈〈〈〈〈ハハハッ〉〉〉〉〉

「・・・あとあんまり自分で自覚しない! 周りに言われて気付くパターンでしょ? 小歩路さん」

「だってそれって個人の見方やから・・・。『この人こう思ってるんや~』っていう、一種の人格の表れみたいなもんやもん」

「・・・・・・・・・」


するとその後、長谷川の発言にふっと考え込むかのような表情を浮かべると、厘はその『一種の人格』について深く語り始めた。


「別にウチ、周りに言われて『えっ!? ウチってそうなん?!』って驚いたりせぇへんよ? ただ今まで形だけとか性格だけとかで見えてたその人の姿が、その言ったりしてる言葉とかで『へぇー。そんなことを思う人なんや~』って・・・。その人のことについて『改めて知る!』というか・・・」

「・・・つまりその人のボロが現れるみたいな?」

「まあ・・・。『ボロ』とはちょっとちゃうけど・・・。なんか人格とか人柄が見えるいうか・・・。一種の『個性の感覚』やね。うん・・・。見てて面白い♪」

〈〈〈〈〈へぇー・・・・・・〉〉〉〉〉

「・・・なんか色々言ってすみませんでした」

〈〈〈〈〈アッハハハ〉〉〉〉〉

「予想以上に深いお話で・・・。僕も今度から『小歩路さんの一種の個性』って見ればいいんですよね? 今度から」

「でもウチ・・・。人に言われると直して(・・・・・・・・・・)しまうタイプ(・・・・・・)やから・・・」



ドテッ!!



「なっ・・・、なにーっ?!」

〈〈〈〈〈ハハハッ!!〉〉〉〉〉

「もうウチ『自分がファンの数ダントツなんや』って覚えてしもた」

「ちょっ・・・! 僕、小歩路さんの個性知らず知らずのうちに壊してってるじゃないですか!!」

「「ハッハッハッ!!」」

〈〈〈〈〈アッハッハッハッ!!〉〉〉〉〉

「壊される前に言ってくださいよ!!」

「だって全部その日の気分次第やし・・・。言うも言わんもウチの気分次第やもん」

「お゛お゛おぉぉぉい゛!!」


その後しばしの間、ステージの周りでは爆笑の嵐が。

ステージの上では長谷川の絶叫が響き渡っていた。


『カラオケ』

(2001年 11月)


※カラオケ店。


さとっち

「はぁー・・・。なんでアーティストである身の人間がカラオケなんか・・・」


みかっぺ

「仕方ないじゃない。栗野さんが持ってたカラオケ無料券が、今日までしか期限なかったんだもの・・・。しかも肝心の栗野さんが咳風邪引いて行けないから、代わりに使ってほしいって言われちゃったんだし・・・」


手神

「まあ歌を歌うのはともかく。このソコソコ美味しい料理が全部タダになるっていうのは、こちら的にも美味しい話ですよ」


「うん。カラオケのワインってこんなに美味しいと思わへんかった!(驚)」


みかっぺ

「まさに赤字覚悟よねぇ~(笑) ・・・私、トイレ」


※そう言って外に出ていくみかっぺ。


手神

「次、長谷川くんの番じゃない? 何ならカロリーか採点機能付けて歌ってみる?(笑)」


さとっち

「そのまま歌うのにも飽きたし・・・。じゃあ採点表示で♪」


※というわけで、採点機能付きで歌を歌うさとっち。


「採点何点やろ・・・」


さとっち

「あんま期待しない方がいいっすよ。こういうのって結構テキトー・・・」


ダンッ!!(採点)


手神

「えっ!? ・・・点数98点ッ?!(二度見)」


「スゴイやん! さとっち!!(褒)」


さとっち

「・・・・・・・・・・・・ふおおおぉぉぉー!!(興奮)」



こうなると悪い気はしない(笑)


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