34.無言の訴え
屋上から飛び出して一人泣き続けていた未佳は、ふっといきなり小刻みに震えだしたスカートのポケットに視線を向けた。
そのポケットの中には、マナーモード状態にしたままの未佳の携帯電話が入っている。
もちろんこの震えも、誰かが未佳の携帯に電話を掛けてきたからだ。
(・・・・・・誰だろう・・・)
気持ち的にはあまり電話に出たくはなかったのだが、いつまでも切れそうにない携帯を放っておくわけにもいかず、未佳はやや遅い動作で、ポケットから携帯を引っ張り出す。
携帯の表にある液晶画面に映し出されていた名前は『栗野 奈緒美』。
電話の内容に関しては想像がついていたが、とりあえずボタンを一つだけ押して電話に出てみる。
「・・・もしもし?」
『もしもし、未佳さん? 未佳さん今何処にいるんですか? もうお昼休みとっくに終わって、皆さん練習する準備して待ってるんですよ?』
やはり想像していたとおり、電話の内容は『すぐにライヴハウスの方に戻ってこい』という催促連絡だった。
おまけにある程度の練習はもう始めてしまっていたのか、電話の後ろの方からは、微かに長谷川の弾くギターや手神と厘が奏でるキーボードの音も聞こえてくる。
「あ・・・、はい・・・。分かりました。すぐそっちに行きます・・・」
『なるべく急いでくださいね? それじゃあ』
栗野は用件だけを未佳に言い終えると、そそくさと電話を切ってしまった。
どうやら栗野は、未佳の声が少しだけぎこちなくなっていたことに気付かなかったらしい。
(・・・・・・まあ・・・、いっか・・・)
そう心の中だけで呟いて、未佳はその場からゆっくりと立ち上がる。
『なるべく急いで』と言われても、こんな真っ赤になった目と顔のままで、ライヴハウスにいるメンバー達と会うわけにはいかない。
未佳はゆっくりと階段を下りながら、6階の方にあるメイク室の隣の洗面所へと向かった。
あの洗面所は基本、メイクの手直しやメイク落としなどで使用している場所なので、顔を洗うのには最適な場所だ。
おまけにライヴハウスがあるのと同じ階なので、距離的にもかなり近い。
『あそこなら効率がいい』と思いながら階段を下りていた未佳は、ふっと自分が空腹状態であることに気が付いた。
(あっ・・・。そうだ、お昼・・・。なんだかんだで食べ損なっちゃったんだ・・・)
『なんだか今日は最悪なことが続くな』と思いつつ、未佳は洗面所の前へと立ち、自分の顔を鏡で見つめてみる。
あまりにも真っ赤な自分の顔と目に、少々未佳はギョッとした。
(うわっ・・・・・・。流血した目に赤面の顔って・・・。これはちょっとマズいよ・・・)
とりあえず誤魔化しの意味も込めて顔を洗ってはみたものの、辛うじて誤魔化せるのは顔のみで、流血した両目だけはどうしようもなかった。
いくら洗ってみてもまるで変化はない。
むしろこのまま洗い続けてしまっては、今度は逆に洗い過ぎで顔が赤くなってしまいそうである。
「・・・・・・・・・どうしよう・・・?」
なんて一人で呟いてみても、答えは誰からも返ってこない。
解決策は全て自分一人で考えなければならないのだ。
(・・・・・・とりあえず行っちゃお・・・。ぶっつけの方が、言い訳思い付きやすいし・・・。それにあの中じゃあ、誰も気付かないよね)
結局言い訳も考えぬまま、未佳は洗面所から背を向け、ライヴハウスの方へと向かう。
どうせライヴハウスはいつもどおり薄暗いのだから、周りは未佳の目には一切気付かないだろうと思っていたのだ。
「お待たせ~」
なんて何事もなかったかのように軽く口にしながら中へと入っていった未佳だったが、メンバーは未佳が予想していたよりも遥かに鋭かった。
中に入ってすぐ、メンバー数人は『やっと来たか』と言いたげな表情を浮かべた後、未佳の両目の異変に気付き、心配そうにその顔を覗き込み始めたのである。
『気付く人間は少ないだろう』と思っていた未佳にとって、この周りの反応はまったく予期せぬ出来事だ。
(ゲッ・・・! うそ・・・。みんな気付くの?!)
「坂井さん・・・、もしかして目元が・・・」
「みかっぺ、どないしたん?! その両目!!」
「白いところが真っ赤っかじゃないですか!!」
「何があったんですか!? 未佳さん!」
「ハ、ハハハ・・・。いや~・・・。そのぉ・・・」
まさか『さっきまで階段で泣いてました』などと言えるはずもなく、未佳は慌てて言い訳を考える。
先に考えておけばよかったなどと思っても、もう遅い。
必死に色々な考えを巡らせた後、最終的に思い付いたのはあまりにもシンプルな言い訳だった。
「じ、実はさっき・・・。両目にきれいにゴミが入っちゃって・・・。それが全然取れなかったから、気が付いたらこんな感じに・・・」
「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」
「ご・・・、ゴミ・・・?」
「う、うん・・・。ちゃんと洗ったんだけど、逆に酷くしちゃったみたいで・・・」
こんな言い訳でどうにかなるか心配ではあったが、以外にもメンバーや栗野達はその話で納得してしまったらしく、それ以上は何も聞いてこなかった。
てっきり下手な言い訳だと思っていた未佳にとって、この周りの反応はまたしても予期せぬ出来事だ。
(あ、あれ・・・? ・・・もしかして納得しちゃった?)
「未佳さーん。それならそうと先に言ってくださいよー」
「僕らてっきり、坂井さんが何かマズい目に遭って泣いていたのかと・・・」
(う゛・・・っ!! さとっち鋭っ!!)
「濡れタオルか何か持ってきましょうか? 未佳さん」
「それとも、ウチの目薬使う?」
「へっ? あっ・・・、いい! いい! もうだいぶ治まってきてるから・・・。放っておけば治ってるわよ。それより練習やっちゃお? 私が来てるのにこんなので時間取っちゃったら、リハーサルの時間勿体ないし・・・」
そんな未佳の号令に釣られるかのように、4人はやっと本番のメンバー全員でリハーサルを開始し始めた。
まず最初に行ったのは、ステージに入場する際の順番と位置確認。
一応予定としては、まず手神がステージから一番左手前の指定位置へ移動。
その次に、一番右手前の位置に厘。
そのあとに手神のやや左上辺りに長谷川が移動し、最後に未佳がステージ手前のセンターに立てば、入場は終了だ。
そしてその入場が終われば、未佳達は即演奏準備に取り掛かり、用意ができ次第、新曲の『“明日”と“明日”と“昨日”』をフル演奏。
ちなみにこの入場と新曲披露の間には、メンバー紹介や楽曲紹介などと言ったMCは一切なく、今回は新曲を披露した後に、最近の楽曲についてのトークなどを混ぜたMCを行うことになっている。
その後ある程度のトークを終えたあとは、2曲目の楽曲『Endless Requiem』を披露。
それが終われば再びMCへと入るのだが、実はこの2回目のMCがかなり問題なのである。
というのもこMC2の中では、次がラスト1曲であるという報告だけでなく、その後行われるポスター手渡し会の簡単な説明。
さらには3日後に行われる東京公演の方の宣伝もしなければならず、かなり内容が密集してしまっているのだ。
だがこのMC2の話す内容だけを押さえておけば、あとはステージでラスト1曲の『flying ship』を披露した後、出入り口に一番近いメンバーから順に退場するだけ。
そしてそのままポスター手渡し会を行う場所に移動して、ファン達にポスターを手渡すだけでいいのだ。
ちなみにこのポスター手渡し会の時間は、実際にリハーサルを行ってみて再検討された結果、イベント終了予定時刻の午後5時半から2時間半後の午後7時まで、ということに決定。
だがこれはあくまでも最終の予定であって、実際の本番時にはかなりズレ込むことがほとんど。
当然未佳達も、こんな予定の時刻などまったく当てになどしていない。
(予定として決めた時間なんて、ほとんど当たった試しがないし・・・。今回も時間は見ずにやった方がよさそうね)
「はーい! 皆さん一旦休憩ー! ドリンク取ったりしてくださーい!!」
「「「「はーい!!」」」」
担当スタッフの一人がそう口にしたことにより、未佳達は丁度キリのいい辺りで休憩を取ることになった。
だが昼食を取っていない未佳にとって、この休憩時間は少々苦痛の時間だ。
何せ空き腹を満たすようなものですら持ってきていなかったので、唯一腹を満たすのが『浄水器に掛けた水』という最悪な結果だったのである。
とりあえず歌も歌ったということで4口ほど飲んではみたのだが、腹に染みたのは最初の2口程度で、その後はそのまま腹に溜まらずに流れていくかのような感じだった。
当然、空腹を満たせてはいない。
(あ~・・・、ダメだ。・・・・・・お腹減った・・・。無理も承知で栗野さんに何か買ってきてもらおうかなぁ~・・・。でもそうすると、また怒られそうだしなぁ~・・・・・・)
未佳はしばし色々と考え込んではみたのだが、結局出てきたのは『ハァ』という溜息のみ。
(もう怒られても仕方ない!)
そう意を決して栗野の元へと向おうとしたその時。
ふっと自分の左側に視線を向けた未佳は、その視界に映った光景に思わず『あっ』と、声を漏らした。
その未佳の視線の先には、荷物が置いてある場所の壁に一人寄り掛かりながら、長谷川がシュークリームを頬張っていたのだ。
それもさぞ幸せそうに。
(しゅ・・・、シュークリーム!! しかも私の大好きなカスタードのやつ・・・!!)
未佳はそんな本音を胸中で漏らしながら、さり気なく長谷川の方に足を向かわせた。
実は長谷川も、こう見えて大のスイーツ好きなのである。
そのレベルは、時々未佳や栗野達の出掛けるデザートバイキングなどに付いていってしまうほどだ。
そのため長谷川が食べているものが、よく未佳の好みと被っていることも少なくはない。
未佳が長谷川の目の前にまでやってくると、長谷川はさぞ嫌そう、いや。
迷惑そうな視線を未佳に向けた。
「な・・・、なんですか? 坂井さん」
(じー・・・)
長谷川の問い掛けには何も言わず、ただただ無言の訴えをシュークリームに向ける未佳。
そんな未佳の様子に全てを悟ったのか、長谷川はくるりと体の向きを変え、一刻も早くその場から立ち去ろうとする。
しかし一歩足を踏み出した辺りで、未佳に『そうわさせるか!』と右袖を『ガシッ!』と掴まれ、長谷川はピタッとその場に立ち止った。
と同時に、ずっと開かなかった未佳の口から、やや低めの声が発せられる。
「ちょっと? なんで逃げるわけ?」
「あ、いや・・・。その・・・。ハァー・・・。口があるんですから、ちゃんと言ってください」
そう言われ、未佳は何処そとなく可愛げな感じに笑みを浮かべながら、両手を長谷川の方に『はい』と差し出す。
もちろん、内容はシュークリームの交渉。
「半分ちょーだい♪」
「えぇ~・・・」
「お願い! お願い! 私、今日お昼食べてないの!」
「へっ? はっ? ・・・なんで?」
「『なんで?』って・・・、目にゴミが入る事件とか・・・、あったから・・・。それで食べ損なったの! だからお願い! 半分ちょうだーい!」
しかしそう頼んでみても、やはり未佳と同じくらいスイーツ好きでもある長谷川は渡すのが惜しいのか、なかなか『はい』とは言ってくれない。
そもそも長谷川の中で大好きなスイーツベスト5に入っているスイーツを『ちょうだい』と言うこと自体、かなり無理な話だ。
こうしてなかなかシュークリームを分けてくれない長谷川に、未佳は次なる手段へと踏み込む。
「あぁ~・・・。このまま空腹で倒れちゃったらどうしよぉ~・・・。きっと明日のイベントにも響くことになるわよねぇ~・・・」
「あの・・・。さり気なく脅すの止めてください・・・。どうせこれコンビニのなんですから、急いで買ってくればいいじゃないですか」
「ハァー?! 休憩時間がたったの10分しかないのに、ここからちょっと離れたあのコンビニにまで買いに行けって言うの?!」
「別に10分もあればあそこのコンビニくらい・・・・・・・・・・・・無理か」
「無理でしょ?! ねぇー。お願ーい」
「えぇー・・・」
「『半分で図々しい』って言うんだったら、3/4でもいいから!」
ズルッ!!
「も・・・、もしもし? 今『3/4』って聞こえた気がしたんですけど? それってどこが半分以下??」
「ねぇ! さとっち、お願い!!」
まるで最後のお願いとばかりに、未佳は両手を合わせて頭を下げる。
それから待つこと約5秒。
「・・・・・・・・・ハァー、しゃあないなぁー・・・。じゃあこっち」
そう口にすると、長谷川はカバンの中から未開封のシュークリームをもう一袋取り出し、それを未佳の両手にポンッと乗せた。
その瞬間、未佳の顔に満面の笑みが『ぱぁ~っ』と浮かぶ。
「さとっち、ありがとー! ・・・でもなんで2個も?」
「ん? あぁ・・・。練習終わったあと、家で一人で食べようと思って買ってきてたやつ。でもいいや。どうせコンビニのやからいつでも買えるし・・・。いくら『練習してたから』とは言え、一日2個は食べ過ぎだろうし」
「・・・ゴメンね。楽しみ取っちゃって・・・。でもありがとうー♪ さとっち今日だけ、私には奈良の大仏様みたいに見えるよ?」
「・・・・・・・・・・・・」
ボーン・・・
「どういうたとえですか!! しかもあの方そういうアレでしたっけ?!」
「私今度、お礼で120円分の何かおごるね?」
ゴンッ!!
(な、何気に坂井さん・・・。シュークリームの値段知ってたんだ・・・って、ちょい待ち! 『120円でおごれるもの』って・・・、それってある意味数限られてるやんか!!)
「・・・? どうしたの?」
「あ、いや・・・・・・。それなら東京の前辺りに同じの買ってきてください・・・」
「あ? ・・・あぁ! 『シュークリームを』ってことね? はいはい、OK!」
などと軽い返事を返してシュークリームを頬張る未佳だったが、内心では譲ってくれた長谷川に言い尽くせないほど感謝していた。
やや午前中のことを引きずった気持ちになっていた未佳にとって、このシュークリームの存在は、いつの間にか慰めてくれるものになっていたのである。
“甘いものを食べている時は何となく幸せになれる。”
よく聞く言葉であはあるが、本当にそれを実感したのはこれが初めてだ。
未佳はやや離れた辺りで、ふっと長谷川の方を振り返る。
そしてスタッフ達と楽しげに話している長谷川に、未佳は小さく口を開き『ありがとう・・・』と呟いた。
その小さ過ぎる声と遠過ぎる距離では、確実に本人には気付かれないと分かっていて・・・。
その日の夜。
明日のイベントのために早めに就寝しようと、未佳はいつもよりも1時間ほど早くに風呂を終え、やや分厚めのパジャマを着込む。
そして少々長めの髪を床に座りながら吹いていた時、ふっと未佳は背後に、自分以外の気配があることに気が付いた。
どうもこの気配からすると、向こうは立ったままこちらを見つめてるだけで、自ら口を割る気はまったくもってないらしい。
一方の未佳も、自分が何かを言わなければ話にならないことくらい分かってはいたのだが、一体何を離せばいいのかがよく分からず、ただただ濡れた髪をタオルで拭いていた。
しかしこんなことで、いつまでもこの相手を誤魔化していられるはずがない。
何となく分かり切っていたことではあったが、おそらく彼はこちらが口を開くその時まで、ここで無言のまま立ち続けているつもりだ。
未佳自身の本音が出てくる、その時まで。
「・・・・・・・・・」
〔・・・・・・・・・〕
「・・・・・・・・・」
〔・・・・・・・・・〕
「・・・・・・・・・ガッカリした?」
〔・・・・・・えっ・・・?〕
「私が死んだ理由が・・・・・・、時間が経ったらある程度変わっちゃう感じので・・・」
半分虚ろげな瞳を下に向けながらそう呟くと、リオはゆっくりと未佳の正面の方へと歩き出した。
そして未佳の目線とほぼ同じ高さになるように、リオは未佳と同じようにその場に座り込み、未佳の顔を見つめる。
しかし一方の未佳は、一切としてリオと視線を合わせようとせず、静かに髪から滴り落ちる水滴が床を濡らす様を、どこか意思のない目で見つめていた。
そんな未佳に、リオは小さく口を開く。
〔理由なんてまだ分かってないから・・・、今はあれやこれやなんて言えないよ・・・・・・。ただ僕は、自ら死ぬ人は『目の前には絶望しかない』っていう人だけで『まだ死にたくない』って思う人は、いないって思ってたんだ・・・・・・。もっともこれは、人間じゃない者の勝手な想像だけどね・・・〕
そのリオの話を聞いた未佳は、静かに下に向けていた顔を上に上げ、ふっとこんなことを問い掛けた。
「リオは・・・『死にたい』って思ったことってある?」
〔えっ? ・・・・・・僕?〕
「うん・・・」
そんな未佳の問い掛けに、リオはふっと宙を仰ぐ。
きっと今の今まで、リオにこんな問い掛けをぶつけた人間はいなかったのだろう。
そもそも、リオに対し質問や問い掛けをぶつけた人間ですら、この世の中には未佳以外に存在しないのかもしれない。
しばしリオは宙を仰いで考えた末、こんなどっちつかずな結論を口にした。
〔・・・・・・僕は『死ぬ』っていう言い方じゃなくて『消える』っていう言い方なんだけど・・・。僕らは自分達の意思だけでじゃ死ねない存在だから・・・。ちょっと立場が違うよ〕
「・・・・・・そっか・・・。なんだかつくづくリオは謎の存在ねぇ~。正体は一体何なの?」
〔だから言えないんだってば〕
「まあ、死神だっていうのは分かってるけど・・・」
〔だから違うよ!〕
そんなことをお互いに言い合っているうちに、時刻は明後日のイベントへと向かって、針をゆっくりと回していた。
予約死亡期限切れまで あと 168日
『肝試し2』
(2009年 8月)
※神社近くの森の中。
みかっぺ
「キャー!! ・・・・・・なんだ、風かぁ~・・・」
さとっち
「ん?・・・・・・あ゛ぁ~っ!!(叫) くも! クモ!! 蜘蛛っ!!(パニック)」
みかっぺ
「落ち着いてよ! 『蜘蛛』って言ったって、そんなに近くにいるわけじゃないじゃない!!」
(ついでに巣から動いてないし・・・)
さとっち
「あっ・・・、そ・・・、そうですね・・・。ん? ・・・・・・もしかして例の神社ってあれ?」
みかっぺ
「えっ?」
※神社発見。
みかっぺ
「じゃああそこにお参りをして、元来た道を戻ればいいのね?」
さとっち
「うわぁーっ!!(涙) ヘビ! ヘビ!! ヘビッ!!」
みかっぺ
「ちょっとよく見てよ! ただの枯れ葉じゃないのよ!!(冷静)」
さとっち
「あっ・・・。ほっ・・・、ホンマや・・・。ただの枯れはあ゛あ゛アァァァーッ!!(号泣) 蛾! 蛾!! 蛾ーっ!!」
みかっぺ
「いやあ゛あ゛あぁぁぁーっ!! 私も蛾は無理ーっ!!(泣)」
さとっち
「うわあ゛あ゛あぁぁぁーっ!!(エスケープ)」
※とりあえず逃げ出すみかっぺとさとっち。
みかっぺ・さとっち
「「ぜぇー・・・はぁー・・・ぜぇー・・・はぁー・・・(息切)」」
さとっち
(も、もう・・・。テレビの企画とか、神社のお参りとか・・・。そんなんもうどうでもええわ!(放棄) 何はともあれ、幽霊を見なかっただけマシ・・・・・・!!)
「出たア゛ア゛アァァァーッ!!(絶叫)」
みかっぺ
「ちょっ、ちょっと・・・!! 私! 私っ!!(慌)」
若干見た目が茶髪のサ○コ・・・(orz)