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115.ワケ有り観客

〈〈〈〈〈みかっぺ~っ!!〉〉〉〉〉

〈〈〈〈〈さとっちーッ!!〉〉〉〉〉

〈〈〈小歩路様~っ!!〉〉〉

〈〈厘様ーッ!!〉〉

〈〈手神さ~んっ!!〉〉

〈〈〈GOD HANDーッ!!〉〉〉


まるで鼓膜が破けんばかりの歓声の中、4人は実に落ち着いた足取りで、ゆっくりとステージを後にする。

途中メンバー専用の通路へと差し掛かった際、何人かのファンとハイタッチ程度の交流は行ったが、今回は通路と観客とのスペースがかなり設けられていたため、それ以上の触れ合いなどはできなかった。

当然、ファン側がいくら腕を伸ばしても、今回はメンバーに触れることはできない。


メンバーが通路を通り、手渡し会場付近へと近付いてくると、栗野は再びマイクを握り、音声のみでの観客誘導を行った。


【それではこれより、メンバーの皆様によるポスター手渡し会を、開始します。ポスター手渡し券をお持ちのお客様は、手渡し会会場左手にあります通路側に、誘導員の指示に従って、お並びください。・・・こちらは握手会・サイン会などではございません。ポスター手渡し以外の内容での、メンバーとの触れ合いは、固くお断りしております。予め、ご了承ください】

「皆さん、ここに整列待機してください。すぐにポスター用意しますんで」

「えっ・・・あっ、はい」


手渡し会場に着くや否や、ただ今誘導案内を行っている栗野に代わり、日向がメンバーの誘導を行う。


今回の手渡し会場も、形式は大阪公演の時とほぼ同じ。

横長の低く四角いテーブルに、メンバーが未佳から戦闘で横整列。

そして特に打ち合わせ等は行ってはいなかったが、ポスターを誰が中心に手渡すのかも、どうやらその相手の手渡し券枚数次第であるらしい。

やがてそれぞれの人間が持ち場へと着き、会場側からの開始の指示を待っていた頃。


ふっと未佳の背後に、何かが倒れ掛かるように寄り掛かった。


「!! えっ・・・? ・・・・・・ハァー・・・・・・。どうしたの~? 疲れたー?」

〔うん・・・。多少・・・〕


寄り掛かってきた相手は、やはりあのリオであった。

とりあえず会話が周りの人間に聞こえぬよう、未佳は小声のままに話し掛ける。


「何? スタンディングだから疲れた?」

〔それもあるけど・・・・・・。やっぱり音デカイね。周りの人間の熱狂度も凄まじいし〕

「フッ・・・。あんな近くでライヴ観賞するからよ。だから音が大き過ぎるように感じちゃうの。前で見るんなら、それくらい覚悟決めなくちゃ・・・」

〔あっ・・・。僕何処にいたのか分かってた?〕

「うん。・・・ネイルみんなに見せに行ったとき・・・」


実はあの楢迎お手製のネイルアートを見せに出向いた際、そこで未佳は、観客とステージとの間に設けられたスペースに佇む、リオの姿を目撃していた。

しかもリオはこともあろうに、ステージ台の外壁を背凭れ代わりにして、観客側と向かい合うような形で立っていたのだ。


もちろんそんな立ち位置+向きでもあったので、最初は小声でもなんでも注意したくはなったのだが、生憎リオが立っていたのは、未佳よりも厘に近い方のステージ端。

さらに状況的にも本番の真っ最中であったため、そんなことなどできるはずもなく。

止む無く気にならぬよう視界には入れないようにしながら、イベントを続行していたというわけである。


「そういえば例の小歩路さんが手渡し券貸し借りしてた時、リオ位置的に小歩路さんに叩かれそうになってなかった?」

〔うん。身体透かしてかわしてたけど・・・〕

「ハハハ」

〔まさか頭上からいきなり腕が伸びてくるとは思わなかったよ〕

「それで? ・・・どうだった? 初めて見る、私達のステージライヴ」


やや上から目線風に未佳が聞き返すと、リオの口から返ってきたのはハッキリとした回答ではなく、単なる落胆のみ。

どうやら素直な感想を述べるつもりはないようだが、リオ的にはかなり難があったらしい。

挙句の果てには横目でこんなことも言われてしまった。


〔よくあそこまでやれるよ・・・〕

「ふんっ。バカにしないで・・・。伊達に10年もアーティストのヴォーカルなんてやってないわよ」

〔とりあえず僕は諸般の事情で、この手のは身が受け付けないから、却下・・・〕


このリオのありえないほど固い話口調に、今まで正面を向いたまま話していた未佳は、思わずリオの方に『ギョッ!』と視線を向ける。


「エッ?! ・・・あなた一体何処でそんな気難しい言葉覚えてきたの?? 感じ悪ぅー・・・」

〔じゃあもうそろそろやるみたいだから、僕先消えるね?〕

「えっ!? あっ! ちょちょっ・・・ちょっと・・・!!」


その言葉を聞き、慌てて未佳は自分の背後を振り返ったのだが、未佳が目にしたのは、リオが姿を消した直後に見られる、蒼い粒子ともやのみ。

しかもそれも、未佳の視界に入ったと同時に、跡形もなく消えてしまった。

リオが去った場所は、おそらく自分達の楽屋部屋であろう。

大方、そこでまた勝手に人のウォークマンを使う気でいるに違いない。


一応ポスター手渡しの場において、リオの存在は居ても居なくてもあまり変わりはない。

むしろあるとするならば、自分の愚痴を聞いてくれる存在がいなくなった程度のことだ。


しかし、こうもまるで今の状況からエスケープするかのような消え方は、少々カンに障る。


「はぁ~? コンニャロ~・・・。逃げたなァー??」

「はっ? ・・・誰が?? 何が??」

「あぁッ?! あっ・・・・・・ゴメン、何でもない」

「だっ・・・大丈夫?」

「・・・たぶん」

「『たぶん』っ!?」

「あっ、じゃない・・・! 大丈夫! 大丈夫!! No! Problem!!」

「・・・・・・正直坂井さんが英語使う時が一番不安・・・」

「悪かったわねぇッ!!」


ちなみにこの長谷川の発言『強ち外れてないな』と未佳が思ったのは、彼女の心の中だけでの話である。


「じゃあもういいですか? ・・・いいですか? 大丈夫?? はい! ではこれより、ポスター手渡し会を開始します! 先頭20番台目付近の方々は、お手元に手渡し券をご用意の上、ゆっくり進んできてくださーい!!」


先頭で『開始』の指示を待っていた日向がいよいよ列を動かし始め、待ちに待った東京公演でのポスター手渡し会が、スタートを切った。

開始するや否や、イベント等での券回収にやり慣れている日向は早速、記念すべき一人目の関東ファンから手渡し券を受け取る。


「はいっ、何枚ですか? ・・・4枚? 4枚、はいっ! カーネリーとブルー3、お願いしまーす!!」

「はーい!! ・・・いきなり来たわ・・・」


こうして日向から伝えられたカラーリングとポスター数を元に、栗野は指定された分だけ、大量の段ボールの中に入れられていたポスター束を抜き取る。

そしてそれらの束をすべて両腕に抱き上げると、前方で列の動きを見ながら整列している未佳達の元へと駆け寄った。


「はいっ! ・・・未佳さん、サインポスター!!」

「ぁあっ・・・はいっ!」

「それとコレ・・・! 後ろ3人の皆さん分っ!」

「Hey! 坂井さんパスっ!!」

「はいよ!!」

「って・・・、いきなり4人全員パターンかいなっ・・・!!」

「次カーネリー! ブルー7~!!」

「「「「「ブルー7ぁ~?!」」」」」


未佳達からしてみれば『さすがは関東』というべきか。

やはりのっけからの手持ち枚数が違う。


とりあえずまずは一人目の枚数分を両手に持ち、4人はその相手がやってくるのを待つ。

東京イベントでの記念すべき一人目は、やはり未佳達の顔見知りでもある常連中年男性。

それも、普段こうした関東で行われるイベント等での行列の場で、常に先頭から10位以内に並んでいる人物であった。


もう既に見慣れているファンということもあり、未佳達はあえて、手渡す際での言葉を選んだ。


「はい♪ いつもありがとうございま~す♪♪」

〈はい! ありがとうございますっ!! みかっぺ、まだまだ付いてくよ~?!〉

「ハハハ」

「CD購入ありがとうございます!」

〈さとっちありがとう!!〉

「また前っすね」

〈俺、足には自信あります〉

「あっ! なるほど!!」

「ポスター、ありがとぅございま~す」

〈あっ、ありがとうございますっ!! 小歩路様、このあと頑張って・・・!〉

「えっ? ・・・ぁっ、あぁ~ぁ・・・。たぶん大丈夫。ありがとぅねぇ~?」

「はい。毎度ありがtぷございますっ」

〈あっ! ありがとうございます! 手神さん、どうか小歩路様お手柔らかに・・・!〉

「う゛~ん・・・。うん。それは難しいかなっ?」

「〈えええぇぇぇ~っ!?〉」

「「ハハハハ」」


ちなみにたった今の会話内容で気が付いたとは思うが、この男性は、主に女性陣側のファンである。


その後も彼女達の手渡し会の列には、いつも関東公演でしか会うことのできない関東組の他、わざわざ大阪公演から付いてきてくれた関西組。

中年の人から、小中学生。

常連組から初参戦の人々など、大阪よりもかなりバラエティーにとんだファン達が大集結した。


そしてそんなファン達が並ぶとなれば、当然先ほどステージで話題となっていた人々もやってくる。


「は~い。お次の方、何枚ですか? ・・・・・4枚? はいっ。カーネリー! ブルー3でお願いしまーす!!」

「はーい! ・・・・・・あっ! CD購入ありがとうございます!!」

〈ありがとうございます!! あ、あのっ・・・! この度はお騒がせしましたっ!!〉


そうポスターを受け取った早々謝罪するその人物は、午前中入り待ち現場で転倒してしまった、あの男性であった。

しかもさり気なくその男性のジーパンを見てみれば、ジーパンの左膝には相変わらず、転倒した際に付いたと思われる泥が付着している。


「あっ、いえいえいえいえっ・・・!!」

「こっ、こちらこそ・・・! 散々話を広げてしまって申し訳ありませんでしたっ!!」

〈い、いえ・・・! こっちがすっ転んだのが悪いんで・・・!!〉

「「いやいやいやいや・・・!!」」


そう、半ばポスターを渡しているのか、謝罪を行っているのか分からぬ状況になりつつ、転倒したことをネタにしてしまった未佳と長谷川。

そしてそのネタ元凶を作ってしまった男性ファンの3人は、ただただお互いに頭を下げ合い、謝罪を繰り返し続けるのであった。


ちなみにその後『時間切れ』としてこの男性が栗野に誘導されてしまったことは、もはや言うまでもないことである。


さらにそれからまた数十分後。

今度は、先ほど自らの手渡し券を厘に貸した、あの若い男性ファンがやってきた。


しかもよくよくその顔を間近で見てみると、メガネを掛けているとはいえ、相手はかなり顔立ちがいい。

第三者目線での印象としては『爽やか系のメガネ男子』と言ったところだろうか。

稀に見るかなりのモテ顔美男子だったのである。


この男性の姿に、さすがの未佳もしばし両腕にポスターを抱え込んだまま、思わず動きが停止してしまった。


(うわっ・・・! よく見たらすっごいイケメン!! さっき全然気付かなかったけど・・・)

「・・・・・・ん? どした?」

「えっ? あっ、ううん・・・。別に・・・・・・。ねぇねぇ。なんかあのさっき小歩路さんに手渡し券貸してた彼、ちょっとかっこよくない??」


そう何となく長谷川に振ってみたものの、どうも長谷川的には、この男性のマスクは『普通』というレベルでしかなかったらしく。

しばしじぃ~っと遠目で男性を見つめた後、かなり微妙そうに小首を傾げた。


「ん゛~・・・・・・そうっすか?」

「! えっ! だってぇ~・・・。背も高いし、マスクもいいし、メガネ似合ってるし・・・。『さすがは関東男子!!』って感じしない??」

「いや、別に・・・・・・。というか坂井さん、ああいう顔の人タイプなんっすか?」

「いや『タイプ』というか・・・」


正直『それはまた話が別だろう』と、聞かれた未佳は強く思った。


「単純に・・・客観的に見て・・・! 『カッコイイな~♪』みたいな・・・」

「ふ~ん・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・何?」

「いや、別に・・・」

「はいっ、コレ! 未佳さんの分のポスター!! それとこっちは長谷川さんのっ・・・!!」

「あぁ・・・! はいっ・・・!!」


ふっと、その手渡すポスターを栗野から受け取ったところで、未佳は『あっ・・・』と、あることを思い出す。


そういえば、つい先ほど厘に貸し出していたあの手渡し券は、結局どうしたのだろうか。

一応、この男性が日向に渡した枚数は4枚であったらしいが、その4枚の中に、先ほど厘の触れた手渡し券は入っているのだろうか。

それともライヴコーナーで言っていた通り、また別にCDをもう一枚、あの物販コーナーで購入してしまったのだろうか。


しかしまだ大学生かそこらのようにも見えるこの男性に、1枚1260円もするCD5枚は、出費額としてはかなり大きいような気もする。

ましてや本来、このCDは手渡し券が関係なければ、たったの2枚購入だけでよい代物なのだから。


そんなことも頭の片隅では思いつつ、未佳は足取りこそやや落ち着いた感じに近付いてくる男性に、変わらぬ笑顔でポスターを手渡した。


「どうもありがとうございま~す♪♪」

〈ありがとうございます! CARNELIAN・eyes、ずっとずっと大好きです! これからも頑張ってください!!〉

「えっ? あっ、はい!」

「はい! “イケメン兄ちゃん”ありがとうございますっ!!」

(いっ・・・イケメン?!)


ふっとその長谷川の発言に、驚いた未佳はハッと視線を隣に向ける。


当たり前だ。

つい今さっきまで『イケメンと言うほどの顔じゃない』と言っていた人間が、いきなり真逆な発言を言ってきたのだから。


(ソレさっき私が言ったんじゃなーい!!)

〈い、いやぁ~・・・。さとっちや手神さんの方が俺よりイケメンですよ~!〉

(え゛っ・・・?)

「えぇ~? ま・・・まあ、ハハハ」

(いや、否定しなさいよ! せめてソコは大人な感じに否定しなさいよ!!)

「あれ? ・・・そういえばあの手渡し券は?」

〈あっ、アレ。まだ持ってます! 記念に持っとくことにしました!〉

「えっ? ・・・ということはー・・・」


どうやらこの男性、結局CDを5枚購入したようだ。


「出費大丈夫?!」

〈はい! CARNELIのために貯めてた金なんで、大丈夫です!!〉

「そ・・・、そう・・・」

「ん? ・・・あぁ~!」


ふっと、隣から聞こえてくる二人の会話で気が付いた厘は、これまでの笑顔の上に感謝の笑みも浮かべつつ、ポスターを手渡す。


「お兄さん、さっきはありがとぅ~♪ ホンマに助かったわぁ~」

〈あぁ、小歩路様ッ・・・! いえいえ、とんでもないですぅ~。自分は・・・当然のことをしただけですから・・・!!〉

「フフフッ」

「はい。CD購入ありがとうございます」

〈あっ、ありがとうございます! 手神さん!!〉

「ついでにお隣がお騒がせを・・・」

「ちょっと手神さ~ん!」


さすがに『もういい加減のしてほしい』と言わんばかりに、厘がややムッとした表情で手神を睨む。

もちろんその視線を、手神がサングラス越しで無視していたことは、もはや言うまでもない。


その後その男性へのポスター手渡しが終了したところで、4人は一旦休憩という形になったのだが、その休憩中も、厘の手神に対するムッとした態度は変わらなかった。


「もぉ~う・・・。手神さん何かに浸け込んでウチのことばっか・・・」

「いや、小歩路さん。あのね? 全部が全部、僕が言ってるってわけじゃないからね?」

「手神さんがこんなねちっこい人やと思わへんかった・・・」

「ね・・・『ねちっこい』って・・・」

「なんかさとっちみたい・・・」

「「・・・はい~??」」

「ほら、3人ともー! 休憩終わり~! やるよぉ~!?」


さらにその後もポスター手渡し会の列には、去年のライヴツアーやカウントダウンライヴを見にやってきてくれた者。

初めて訪れてくれた者。

イベントやメンバーのために、わざわざ地方から駆け付けてくれた者。


また、ファン同士での彼氏・彼女報告や、婚約報告をしてくる者。

新たに妊娠・出産をした者など、まさにCARNELIANのライヴやイベント会場ではお馴染みのファン達が、まさに大集結する手渡し会となった。


『仮装』

(2002年 10月)


※神戸 ジャケット撮影ロケ地。


みかっぺ・厘

「「・・・せーのっ。さとっちー! 手神さーん!」」


さとっち・手神

「「ん?」」


みかっぺ

「ジャーン!! 見て見て~♪♪」


「二人で頑張ってメイクしたんよ~?(^^)」


さとっち

「ッ!! どわあ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!(絶叫) なっ・・・! 何なんっすか~?! ソレェ~!」


※突然顔・手足血まみれのみかっぺ&蛇ヘアーの厘登場。


みかっぺ

「さっき楢迎さんに無理難題言って、特殊メイクモドキやってもらったの♪」


「ちょうどハロウィン前日やったし」


みかっぺ・厘

「「ねぇ~♪♪(笑顔)」」


手神

「(笑) こりゃスゴイ本格的だな(^^) ハハハ」


さとっち

「笑いこっちゃないっすよ(ーー;) あぁ~、ビックリしたー・・・(安堵) んで、坂井さんが血まみれ女で。小歩路さんはー・・・“メリューサー”とか言うやつっすか?」


「うん」


みかっぺ

「よく出来てるでしょ~? この蛇ヘアー(凝視)」


さとっち

「確かに・・・。しかも一部風で動いてるし」


「あっ、違う。この動いてるやつ、“本物”やから」


さとっち・みかっぺ・手神

「・・・・・・・・・」


アオダイショウ

「シュ~・・・(鳴)」


みかっぺ・さとっち

「「ギャアアアァァァ~ッ!!(逃走)」」


「エッ?! ちょっと・・・! なんで逃げるんよぉ~?!(□・\)゛」


手神

「(((: ̄)・・・・・・・・・」←(少しずつ離れる(笑))



この後逃げ出したさとっちはきっと、後ろから走ってきたみかっぺに悲鳴を上げるに違いない!(笑)


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